第5回東京フィルメックス デイリーニュース



11月20日(土)〜11/28(日)、開催の模様をデイリーでレポート!
※即日更新予定ですが、遅れる場合もありますので御了承ください。


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「終わらない物語」ハッサン・イェクタバナー監督 Q&A
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 第5回東京フィルメックスは開催4日目を迎え、すっかりお馴染みとなった中近東映画の中からイラン映画『終わらない物語』が上映された。









 前作『ジョメー』がカンヌ国際映画祭ある視点部門新人監督賞(カメラドール賞)を受賞し、記念すべき第1回東京フィルメックスにおいても審査員特別賞を受賞したハッサン・イェクタパナー監督の第2作。上映後のティーチ・インでは、本映画祭2回目の来場となるイェクタパナー監督が観客と交流した。

 前作に続いて、難民をテーマにした同作。やはり映画に取り組む背景や、イラン映画の現状について質問が集中。監督は「残念ながら今の世の中の移民たちは大きな問題を抱えています。彼らが国境を越えて逃げなければならない問題について撮りたかったのです。地球はひとつの国。私は同じ旗のもとでみんなが仲良く平和に暮らすことを望んでいます」

 「この映画は撮影許可がおりたのか」という質問には、「撮影の許可はもらっています。ユーモアを交えながら柔らかく表現したので、役所も批判的に感じなかったのかもしれません(笑)」

 また同作のクレジットにアッバス・キアロスタミ監督の名が。「この映画を作る前にキアロスタミに相談をしましたが、彼は作らないほうがいいという意見でした。もっと資本を集めて商業的な映画を作るように、私と同じ道を進まないように、という考えがあってのことでしょう(笑)」

 前作を観たファンも多数駆けつけた場内は、意外にお喋りな監督のユーモラスな発言に始終笑いがこぼれ、観客は満足気な表情で会場を後にしていた。

 この『終わらない物語』は25日(木)21時15分からシネカノン有楽町にて上映される。

(取材・文:北島恭子)




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