そして拍手に迎えられ、バフマン・ゴバディ監督が会見場に登場した。「まず審査員の皆さんにお礼を述べたいと思います。この映画を好きになり、選んでくださったことを嬉しく思います。また、東京フィルメックスのおかげで、大好きな日本の皆さんに映画を見せることができてとても嬉しい。私はいつも日本に愛情を抱いているのです。イラクの現実、子供たちの生活はとても厳しい状況です。私は『Turtles Can Fly』の撮影中に何度も泣き出しましたが、編集段階では涙を誘うようなシーンをなるべくカットし、その代わりにユーモアを入れるようにしました」