週の始まりとともに、中国から大変残念な知らせが入りました。ペマツェテン監督が、2023年5月8日、亡くなられました。53歳でした。
ペマツェテン監督と東京フィルメックスの縁は深く、『オールド・ドッグ』(第12回 / 2011・最優秀作品賞)にはじまり、『タルロ』(第16回 / 2015・最優秀作品賞)、『轢き殺された羊』(第19回 / 2018・審査員特別賞)、『羊飼いと風船(映画祭上映題:気球)』(第20回 / 2019・最優秀作品賞)と4本の長篇作を紹介できたことは光栄なことでした。そしてさらなる飛躍を心待ちにしていたところに、届いた訃報でした。
『オールド・ドッグ』『タルロ』『轢き殺された羊』上映の際にはペマツェテン監督にも来日いただき、観客の皆様とも交流いただきました。
『オールド・ドッグ』(第12回東京フィルメックス / 最優秀作品賞受賞)
『タルロ』(第16回東京フィルメックス / 最優秀作品賞・学生審査員賞受賞)
『轢き殺された羊』(第19回東京フィルメックス / 審査員特別賞)
ご家族・知人・友人・関係者の皆様にお悔やみ申し上げると共に、謹んでご冥福をお祈りします。
東京フィルメックス事務局