訃報:ペマツェテン監督

週の始まりとともに、中国から大変残念な知らせが入りました。ペマツェテン監督が、2023年5月8日、亡くなられました。53歳でした。

ペマツェテン監督と東京フィルメックスの縁は深く、『オールド・ドッグ』(第12回 / 2011・最優秀作品賞)にはじまり、『タルロ』(第16回 / 2015・最優秀作品賞)、『轢き殺された羊』(第19回 / 2018・審査員特別賞)、『羊飼いと風船(映画祭上映題:気球)』(第20回 / 2019・最優秀作品賞)と4本の長篇作を紹介できたことは光栄なことでした。そしてさらなる飛躍を心待ちにしていたところに、届いた訃報でした。

 

『オールド・ドッグ』『タルロ』『轢き殺された羊』上映の際にはペマツェテン監督にも来日いただき、観客の皆様とも交流いただきました。

オールド・ドッグ(第12回東京フィルメックス / 最優秀作品賞受賞)

 

タルロ(第16回東京フィルメックス / 最優秀作品賞・学生審査員賞受賞)

 

轢き殺された羊』(第19回東京フィルメックス / 審査員特別賞)

 

ご家族・知人・友人・関係者の皆様にお悔やみ申し上げると共に、謹んでご冥福をお祈りします。

 

東京フィルメックス事務局

 

 

【お知らせ】第24回東京フィルメックス・短期スタッフ募集

このたび、第24回東京フィルメックス(11月19日 – 11月26日)を一緒に作り上げてくださるスタッフを募集します。映画祭事務局の様々な業務のうち、以下の業務について、私たちと一緒に働く意欲のある方のご応募をお待ちしております。ご希望の方は 下記の「■応募方法」をご確認ください(応募受付期間:5月31日(水)まで)。

■形態:有期雇用契約

■勤務期間:
2023年7月1日〜2024年2月29日 ※始業日等、応相談< /div>

■勤務時間:月曜日~金曜日:10:00~19:00 (うち休憩1時間)
*原則、土日・祝日休み。
ただし映画祭の期間中(11/19-11/26)を含む2週間は週休1日とします。

また、10月、11月など数日程度の休日勤務をお願いする場合があり、その場合はウィークデーに代休をとっていただきます。

■勤務場所:東京フィルメックス事務局(東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル45F)
※映画祭会期中は千代田区有楽町の会場

■業務内容
・人材育成事業「タレンツ・トーキョー」に関わる業務全般
例:
– 資料作成(日・英)
– 委託業者・参加者とのメールのやり取り(日・英)
– イベント中の裏方的作業、等

・映画祭「東京フィルメックス」に関わる業務全般
例:
– 資料作成
– 委託業者・開催協力者・ボランティアとのメールのやり取り

■待遇:月給 19万円〜25万円 ※経験・能力に応じて査定
*採用された場合、当会と業務委託契約を締結します。

■条件:
1)勤務期間中、フルタイムでの勤務が可能な方
2)短期間の事業実施のためのチームの一員として、協調性をもって務める意欲があり、業務の基本として「報告」「連絡」「相談」を遵守できる方
3)ワード、エクセル、パワーポイント等の基礎的なPCスキルのある方

【歓迎】
また、下記のいずれかに当てはまる方を特に歓迎します。
・クラウドツールやソーシャルメディアの利用に慣れている方
・英語と日本語での文書の読み書きが支障なく行なえる方
・イベントや催事の企画や運営に関する業務経験がある方
・映画や映像分野に関して探求心があり、知識を有している方

*上記に、自信があり、映画が好きな方であれば、社会人経験や類似業務での経験等は問いません。

応募方法
ご希望の方は 件名に「スタッフ応募:〇〇〇〇(お名前)」と明記頂き、以下の必要書類を添付してoffice@filmex.jpまでご連絡ください。/div>

1)履歴書
2)職務経歴書 *応募業務についての実績がある場合、詳しくお書きください。
3)作文(800字程度) 以下のA, Bのいずれかを選んでください。
A「国際交流イベントの果たすべき役割について」
B「最近見た・読んだ・触れた、映画、アート、本などについてのエッセイ」

応募受付期間:5月31日(水)まで(必着)

お問い合わせoffice@filmex.jp

第24回(2023年)東京フィルメックス | 映画祭会期/上映作品エントリー受付中

【第24回東京フィルメックス 映画祭会期】

今年の東京フィルメックスは下記の日程にて開催いたします!

第24回東京フィルメックス/TOKYO FILMeX2023
日程:11月19日(日)- 11月26日(日)
会場:有楽町朝日ホール

 

 

【第24回東京フィルメックス 作品募集中!】

11月19日より開催される第24回東京フィルメックス(2023)に向け、上映作品の募集を行っております。沢山のご応募お待ちしております。

Film submissions are now open.

【エントリーフォーム・応募規約 日本語】
【Entry Form, Regulations in English】

◎応募締切(必着)
2023年6月30日(金):特別招待作品
2023年7月15日(土):コンペティション

 

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訃報:山根貞男さん

映画評論家の山根貞男さんが2月20日にお亡くなりになりました。

東京フィルメックスでは、2003年第4回で行った森崎東特集ではオールナイト上映の際に監督と対談を、また2009年第10回のシンポジウムに登壇した北野武監督の聞き手を務められるなど、映画祭の初期から大変お世話になりました。森崎監督のほかご自身が支持されていた加藤泰監督(「鬼太鼓座」)、マノエル・ド・オリベイラ監督(「繻子の靴」)などに毎年ご来場いただいては、終映後にお話をお聞きするのが楽しみでした。

謹んでお悔やみ申し上げます。

東京フィルメックス事務局

訃報:吉田喜重監督

吉田喜重監督が、2022年12月8日、亡くなられました。89歳でした。

東京フィルメックスでは、2008年の第9回東京フィルメックスにて吉田監督による短編「ウェイトレス」が含まれたオムニバス映画『ウェルカム・トゥ・サンパウロ』を上映し、トークイベント「『ウェルカム・トゥ・サンパウロ』のできるまで」にご登壇下さり、また、2012年の第13回東京フィルメックス「木下惠介生誕100年祭」において『楢山節考』の上映後トークイベントにもご登壇くださいました。

第9回東京フィルメックス「『ウェルカム・トゥ・サンパウロ』のできるまで」トークイベント公式レポート

第13回東京フィルメックス『楢山節考』上映後トークイベント 公式レポート

ここに、謹んで哀悼の意を表しますとともに、心からご冥福をお祈りします。

東京フィルメックス事務局

 

訃報:崔洋一監督

崔洋一監督が、2022年11月27日、亡くなられました。73歳でした。

東京フィルメックスでは、2009年の第10回東京フィルメックス・コンペティションの審査委員長を務められ、同2009年には当会主催の子ども映画製作ワークショップ<第3回「映画」の時間>で講師としてご参加いただきました。

また、2011年の第12回東京フィルメックス「特集上映『限定!川島パラダイス』」の『とんかつ大将』の上映後トークイベント、2012年の第13回東京フィルメックス「木下惠介生誕100年祭」において『死闘の伝説』の上映後トークイベントにもご登壇下さいました。

第12回東京フィルメックス 『とんかつ大将』上映後トークイベント 公式レポート

第13回東京フィルメックス 『死闘の伝説』上映後トークイベント 公式レポート

ここに、謹んで哀悼の意を表しますとともに、心からご冥福をお祈りします。

東京フィルメックス事務局

 

第23回東京フィルメックス 11月6日(日)追加開催決定!

 

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【ご支援御礼・東京フィルメックス】11月6日(日)追加開催決定!!!

この度は、東京フィルメックスのキャンペーンにご支援くださり、誠にありがとうございます。最終的に3,061,362円円のご支援を313名の皆様からいただき、お陰様で目標の300万円を達成することができました。
つきましては、11/6(日)も第23回東京フィルメックスの上映を行うことになりましたので、お知らせいたします。追加上映日についてHP・SNSなどでは本日夕方更新いたします。

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11月6日(日)の上映作品は次の通りです。特別招待作品3作品を上映いたしますので、この機会にぜひご覧ください。なお、チケットは、10/23(日)10:00より発売いたします。

Everything Will be OK
『すべては大丈夫』Everything Will be OK【クロージング作品】
フランス、カンボジア / 2022 / 98分 /
監督:リティ・パン ( Rithy PANH )
カリスマ的なイノシシの将軍に率いられた動物たちが人間たちを奴隷として支配するディストピアの世界。カンボジアの大虐殺から、近年は一般的な専制政治や虐殺をテーマにしつつあるリティ・パンの最新作。ベルリン映画祭で銀熊賞(芸術貢献賞)を受賞。
上映時間:11月6日(日)12:10-

 

Before, Now & Then
『ナナ』Before, Now & Then
インドネシア / 2022 / 103分 /
監督:カミラ・アンディニ( Kamila ANDINI )
1960年代のインドネシアで紛争に巻き込まれ、親族や家族を失ったナナが、思いがけない友情を通して自分自身を解放し、自由な人生を再び希求し始める姿を描くカミラ・アンディニの長編第4作。ベルリン映画祭コンペティション部門でワールドプレミア上映され、銀熊賞(最優秀助演賞)を受賞した。
上映時間:11月6日(日)14:50-

 

No Bears
『ノー・ベアーズ(英題)』 No Bears【オープニング作品】
イラン / 2022 / 107分 / 配給:アンプラグド
監督:ジャファル・パナヒ ( Jafar PANAHI )
映画監督ジャファル・パナヒの目を通して並行して語られる2つの愛と抵抗の物語。ここ十数年、芸術的自由に関する自己言及的作品を作り続けてきたパナヒの最新作。パナヒがイラン当局に拘束される中、ヴェネチア映画祭でプレミア上映され、特別審査員賞を受賞した。
上映時間:11月6日(日)17:30-

 

チケットは、10/23(日)10:00より発売いたします。数多くの皆様からのご支援により、最終日の上映が実現することができました。心より御礼申し上げます。

東京フィルメックス神谷直希、金谷重朗

 

上映スケジュール&チケット情報を更新しました!

10月29日(土)から11月5日(土)にかけて開催される第23回東京フィルメックスの上映スケジュール・チケット発売情報をHPにて更新しました!

今年のチケット販売は10月16日(日)10:00 amから、昨年に引き続きlivepocketでの販売となります。

◎上映スケジュール詳細はコチラ

◎チケット販売情報はコチラ

 

 

 

第23回東京フィルメックス 上映作品のラインナップ発表!

本日、第23回東京フィルメックス(10月29日-11月5日)の上映作品のラインナップ発表記者会見をオンラインで実施しました。

今年の上映作品の詳細はそれぞれ下記のリンク先からご覧下さい。

[コンペティション部門(9作品)]

[特別招待作品部門(4作品)]

[メイド・イン・ジャパン部門(2作品)]

[ツァイ・ミンリャン監督デビュー30周年記念特集(3作品)]

※10月4日現在

なお、上映スケジュール、チケット販売方法(10月16日(日)10amより販売開始予定)については近日中に公式サイトにてお知らせします。