2006年11月23日
『相棒?シティ・オブ・バイオレンス―』舞台挨拶
冷たい雨が降りしきる中駆けつけたたくさんのファンを前に、『相棒?シティ・オブ・バイオレンス―』リュ・スンワン監督の舞台挨拶が行われました。ポスターの題字を指を切って血で書いた(!?)”ロマンポルシェ”の掟ポルシェさんが応援にかけつけ、司会のまあくまさこさん(以下:MC)と共に会場を大いに盛り上げました。
リュ「こんにちは。今日は私の映画を見るために足を運んでくださり、ありがとうございます。今回は3回目の来日になるのですが、来る度に日本が好きになっています。キムチがなくてもラーメンが食べられるほどになりました(笑)」
MC「監督は今回、監督・脚本・製作・出演の4役をこなしていますが、苦労はありましたか?」
リュ「バカなことをやって…という周りの冷たい視線がつらかったですが、負けずに作りました。今まで作ってきた映画の中で、一番テンポも速く、力強い映画に仕上がっています」
MC「撮影中に怪我をしたと聞きましたが…」
リュ「はい、ひざを怪我したまま撮影しました。今もまだ少し痛みます」
掟「肩貸しましょうか?」
リュ「(笑)ポルシェさんは、これからいっぱい題字を書いていただかなきゃいけないので、美味しいものをたくさん食べて、血の巡りをよくしておいてください」
掟「手足で足りなかったら腹切ります(笑)」
MC「それでは、最後に2人から一言!」
リュ「この映画が皆さんに強烈な印象を残してくれればと思います」
掟「黙って見ろ!!」
リュ監督、掟さん、まさこさん3人の見事な掛け合いで、終始笑いの絶えない舞台挨拶に。『相棒?シティ・オブ・バイオレンス―』は2007年3月からシネマート六本木で公開予定です。この機会に映像美とアクションの融合をぜひご堪能ください。
(取材・文 今坂千尋)
投稿者 FILMeX : 2006年11月23日 20:00