世界の映画祭だより

TOP<>BACK

2006年04月19日


第30回香港国際映画祭でイン・リャン監督「あひるを背負った少年」が受賞!

4/4から4/19まで開催されている第30回香港国際映画祭のアジア・デジタルビデオ・コンペティション部門の結果が13日に発表され、「あひるを背負った少年」が見事に最高賞にあたる金賞を受賞した。

これが長編デビュー作となったイン・リャン監督にとって、第6回東京フィルメックスで審査員特別賞を受賞したことに続いての快挙。
その他のコンペティションの対象作品は、「So Much Rice」(Li Hongqi)、「Walking on the Wild Side」(Han Jie)、「Withered in Blooming Season」(Cui Zi'en)、「The Last Communist」(Amir Muhammad)、「The Blossoming of Maximo Oliveros」(Auraeus Solito)、「Cut Sleeve Boys」(Ray Yeung)、「In Between Days」(So Yong Kim)の全8作品。
審査員は西島秀俊氏、アリス・マク氏、ペンエーグ・ラッタナルアーン氏の3人が務めた。

「あひるを背負った少年」は、東京フィルメックスのワールドプレミアを皮切りに、ロッテルダム(1月)、フリブール(3月)の各映画祭のコンペティションで上映された他、今後はバルセロナアジア映画祭、シンガポール、サンフランシスコ(以上4月)、トライベッカ(NY)、グリーン映画祭(ソウル、以上5月)などでの上映が決まっている。

また、香港国際映画祭で上映された日本映画では「蟻の兵隊」(池谷薫監督)が「人道に関する優秀映画賞」を受賞している。
(報告者:岡崎 匡)

投稿者 FILMeX : 2006年04月19日 12:53



up
back

(c) TOKYO FILMeX 2009