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レポート



レポート【レポート】みんなでウルトラお絵かき!ワークショップ付き親子特別鑑賞会

TOKYO FILMeX (2015年3月19日 14:32)

3月1日(日)、東京都内の松竹本社にて第9回<「映画」の時間>が開催されました。「ウルトラマンギンガ」シリーズの劇場版最新作『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』公開を記念し、この作品を親子で鑑賞し、上映後に「みんなでウルトラお絵かき!」と題したワークショップを行いました。
 
1.jpg今回参加したのは、公募で集まった17組のご家族。子どもたちは4〜12歳の26名(+大人23名)です。どこよりも早く、劇場版ウルトラマンの最新作が観られる特別な上映とあって、募集30名の定員に対して350組900名の応募があり、参加は高い倍率の抽選になりました。
雨模様の寒い朝でしたが、みんなわくわくした様子で試写室に集まってくれました。
 
2.jpg上映前に「みんなはウルトラマン、観たことがありますか?」とスタッフが客席に問いかけると、もちろん!と手が挙がります。日本人なら誰でも知っているウルトラマン。世代を越えて親しまれています。
次に、映画を観るときのお約束が説明されました。「映画を観ている間は、映画と関係ないお話をしないこと」。お家でDVDを観るのとは違って、映画館では隣にほかのお友達がいます。今回の映画の中でも、仲間と協力して戦うことが大切なメッセージ。「自分だけでなく、お友達と一緒に楽しめるようにお約束を守りましょう」
 
今回は、ウルトラマンギンガ、ビクトリーに、ウルトラマンティガからゼロまでの計10人のウルトラマンが活躍します。歴代のウルトラマンが次々と登場すると「ティガだ!」「コスモスだ!」と客席のウルトラ博士たちから声が上がります。ウルトラマンをサポートする特捜チームUPGのメンバーたちが、それぞれの「怖いもの」の幻影を見せられて悪戦苦闘する場面では、大きな笑い声が沸きました。最強の敵・エタルガーを倒すためにギンガとビクトリーが心を合わせて戦う場面では、劇場版ならではの大スケールの映像に、みんな圧倒された様子でした。
chara-main1SS.jpg©2015「劇場版 ウルトラマンギンガS」製作委員会
 
3.jpg上映が終わり、興奮さめやらぬまま、みんなで試写室から会議室へ移動します。
会議室いっぱいに広げられたのは、約10メートル四方の白紙。次々と入ってくる子どもたちから歓声が上がります。
白紙の横には、クレヨンやマーカー、水彩絵の具が用意されています。ウルトラマンギンガとウルトラマンビクトリー、それぞれ一人では敵を倒せなかったけれど、力を合わせることで勝つことができました。この大きな紙いっぱいに絵を描くなんてきっと一人ではできないけれど、みんなで取り組めば完成させられるはず。
ここで、ひとつお約束。映画を観るときと同じように、「ほかのお友達と一緒にいることを忘れないこと」。お友達が描いている絵の上に描いたり、邪魔したりしないで、協力して絵を描いていきます。できるかな?
4.jpg「好きな道具を使って、自由に描いてみましょう」ファシリテーターが白い紙の上にさっと線を引いてみせると、「早くお絵描きしたい!」とうずうずする子も。
その前に、ファシリテーターがみんなに必殺技を伝授します。
その名も「分身の術」!紙の上に寝転がって、お父さんやお母さんに輪郭をなぞってもらいます。
ファシリテーターのデモンストレーションに、みんな興味しんしん!やってみて、と声を掛けると、一斉に紙の上に散らばって、思い思いのポーズで分身します。
 
5.jpg輪郭が出来上がったら、分身たちに色を塗ります。お気に入りのウルトラマンになったり、カラフルなお洋服を着たり、体を光らせたり...
普段はなかなか体験できない大きな紙での「ウルトラお絵かき」に子どもも大人も夢中!真っ白だった会議室が、あっという間ににぎやかに変身していきます。
分身が完成した子どもたちは、会議室中を歩き回って、空いているスペースに自由にお絵描き。描くのはやっぱり大好きなウルトラマンやウルトラ怪獣です。
子どもたちと一緒に、お父さんお母さんもお絵かきに参加します。ウルトラセブンやバルタン星人といった懐かしのウルトラマンや怪獣を描くお父さんは注目の的でした。
6.jpg7.jpg
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お絵かきの時間が終わり、どんな絵が出来上がったかを振り返ります。みんなのカラフルな分身が集まって、見事に大きな絵が完成しました。
 
最後は、記念撮影。カメラマンのお姉さんの「ウルトラ!」というかけ声に、みんなで「マン!」と声を揃えてスマイル!
9.jpg
 
終了後には、それぞれが描いた絵をはさみで切り取って持って帰ってもらいました。今日この日に描かれた子どもたちの「分身」、大きくなって大切に見返す日が来るかもしれません。
映画の迫力と大興奮とともに、特別な一日が幕を閉じました。
(報告者:花房佳代)
 
ご参加をいただいた親子のみなさま、企画にご協力をいただいた株式会社円谷プロダクション、松竹株式会社、バンダイビジュアル株式会社、当日の運営を手伝ってくださったスタッフのみなさま、本当に有り難うございました。
 
当日の模様はご取材いただいたメディアでもご紹介をいただいています。
 
・月刊ヒーローズ「ULTRAMAN」(3/5)
「劇場版ウルトラマンギンガSを観てきました!」
 
・nina's(3/13)
「ウルトラおえかきワークショップへ」
 
・シネマズ(3/14)
「壁一面のウルトラお絵かき体験!ウルトラマンギンガS親子特別試写会参加レポ」
 
・デイリースポーツオンライン(3/18)
「映画上映とワークショップで童心に返る」
 
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『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦! ウルトラ10勇士!!』
全国の劇場にて公開中!

公式サイト





レポート『お早よう』を話そう〜親子鑑賞会レポート

TOKYO FILMeX (2014年4月 1日 15:28)

寒さがまだ残る3月9日(日)に、都内の松竹本社にて第8回<「映画」の時間>が開催されました。今回は「『お早よう』を話そう〜親子鑑賞会」と題して、小津安二郎監督の1959年の名作を親子で鑑賞し、上映後のワークショップで感想を共有する試みです。
 
S0075542.JPG小津監督は、日本国内のみならず、世界の映画ファンや映画監督からも尊敬を集めています。2013年に生誕110年と没後50年を迎えたことを記念して、4作品がデジタルリマスター復元され、昨年5月のカンヌ映画祭で『秋刀魚の味』、8月のヴェネチア映画祭で『彼岸花』、今年に入って2月のベルリン映画祭で『秋日和』、そして3月の香港映画祭で『お早よう』が上映されました。これら4作品がBlu-rayで発売される機会に、松竹のご協力をいただいて実現いたしました。
 
P3095269.JPG参加者は一般の公募で集まった12組のご家族、子どもたちは6歳から12歳までの17名。
受付では登場人物の顔写真が印刷された紙に、自分の名前を書き込んで名札代わりにします。
 
まずは「おはようございます」の挨拶から。慣れない場所だからか、見知らぬひとたちに囲まれているからか、子どもたちの声に少し力が足りません。「これから観る映画は、あいさつがとても重要な役割を果たします。もう一度おおきな声でやり直しましょう」今度は、とても元気な声で「おはようございます」の挨拶が聞こえてきました。
 
S0325743.JPG上映の前にはスタッフと子どもたちの間で短いお話をしました。「ラジオがお家にあって、聴いたことがあるひと?」との質問に、子どもたちは「おばあちゃんのお家にならある」との声が。やはり普段はあまりなじみがないようです。「じゃあ、テレビを観たことがないひとは?」誰も手を挙げません。「みなさんはいま欲しいものがありますか?」の質問には「Wii U!」と素早い反応が返ってきます。「おとうさん、おかあさんは欲しいものはありますか?」「おかあさんは宝石が欲しいんだよ」と子どもが教えてくれます。
「これから観る映画は、テレビがまだお家にあまりなかった時代。10軒のうち、3軒ほどにしか、ありませんでした。だから、大人も子どもも、みんながテレビに夢中で、みんなが欲しいと思っていた時代のことです」と、いまの感覚からは、あまり想像できなかったことを補足します。映画を観る前のお話は、これだけ。
 
参加者には、コミュニティシネマセンターが2006年に作成したリーフレットと、当時を理解するためのヒントになるキーワードについての副読本を配布してあります。(収録されたキーワードは...「婦人会」「軽石」「ねこいらず」「給食費」「若乃花」「押し売り」「ルンペン」「西洋寝着」「翻訳」「タンマ」「テレビ」「デジタルリマスタリング」)
 
今回は"『お早よう』をお話しよう"というイベントです。映画の中でも、お話する、伝えるということが、とても重要なポイントになっています。そこで、今回の映画は「たくさんお話をしてもよい」ということにしています。上映の最中に、聞き取りにくかったり、分からない言葉や、難しいなと思ったことは、隣にいるお父さんやお母さんに聞いてもかまいません。ただし、映画と関係のないおしゃべりをしてはいけません。
 
さて、いよいよ上映開始。
最初は少し硬かったような場内の雰囲気も、映画の中のおならの数が増えるにつれて次第にやわらかく変化していきます。土手の上でラジオ体操をしながら、リズムに合わせておならを連発するおじさんに、子どもたちは大喜び。押し売りとの攻防や、ご近所のうわさ話などはお母さんたちにも実体験があるのか、大人からも笑い声がもれてきます。特に勇の「ちぇっ」と胸の前で指を鳴らすフリや、覚えたてで脈絡のない「アイ・ラブ・ユー」などの数々の微笑ましい言動に、自然と笑いが起きます。実と勇が盗み出した、おひつとやかんが無人の交番の机に並べられている場面では、子どもたちの笑いがどっと起き、<省略>の味わいも楽しんでいたようです。
Untitled 01 25.jpg
(C) 1959 松竹
 
また、上映前に「お話しよう」とナビをしたこともあり、上映中も親子で映画の内容やセリフ、画面に出てきたモノについて会話をしている光景も見られました。
94分の上映時間、「終」のマークとともに場内からは自然と拍手が起きました。
 
試写室から出て来て、会議室へと場所を移します。
まずは名札に印刷された登場人物「お父さん」「お母さん」「実」「勇」にあわせて4つのテーブルに分かれて座ります。「お父さん」は父親と母親の混成チーム、「お母さん」は全員母親のチーム、「実」は2年生から6年生、「勇」は1年生と年長さんのチームです。いきなり説明もなく、お父さんやお母さんたちと分かれて、見知らぬ同年代の子どもたちとテーブルを囲み、「これから何をするんだろう...」とやや不安げな子どもたち。
 
まずは本題に入る前の準備体操として、ミニゲームをしました。映画の中で、両親とケンカしてだんまり作戦を実行中の実と勇が、給食費を学校に持っていかなくてはならなくなり、大ピンチ。どうにかして、お母さんから給食費をもらおうと、言葉を使わずにジェスチャーで伝えようとしますが...。久我美子演じる節子おばさんにも分かってもらえず、このやりとりが爆笑ポイントになっています。この場面を思い出しながら、まずはそれぞれのチームでジェスチャーゲームをしてみました。お題は「好きなもの」。各チームのファシリテーターから始まり、それぞれ2人にジェスチャーをしてもらい、30秒の制限時間内に正解を見つけます。大人チームはさすがに人生経験の余裕からか、見事に正解を連発しますが、子どもチームは苦戦しています。3ゲームが終わったところで切り上げようとすると、勇チームからは「もっとやりたい!」の声が出ましたが、本題に移ります。
 
「これから始めることは、学校の授業とは少し違います。正解を見つけることが目的ではありません。みなさんが「気づい」たことを「話し合う」ことを大切にしたいと思います」
 
各テーブルに配られたA4の白紙とカラーペン。「映画の中で、覚えている場面、忘れられないことを絵に描いてください」と告げられました。制限時間は4分。絵は上手でなくても構いません。棒人間でもいいです。何が映っていたかな...誰がいたかな...どんな色だったかな...描きながら思い出していきます。おしゃべりをたくさんしても構いません。みんな次々に描いていきます。
何を描こうかな...と迷っている子どもたちもいます。ファシリテーターとお話しながら、「場面」を見つけていきます。

P3095295.JPG P3095296.JPG

 
さて、制限時間になりました。今度は、その描いた絵をもとに、ひとり1分ずつ、チームのメンバーにどの場面か、何を描いたのか、なぜ気になったのか、などをお話していきます。同じ場面を描いたひともいれば、ばらばらになったチームも。思い思いの場面がテーブルの上に広がりました。
 
P3095310.jpgそして、次はそれぞれの絵とコメントをもとに、メンバーが思いのままにお話していきます。
大人チームは大盛り上がり。1人が感想を言うと「私もそれが気になりました」「他に◯◯もありましたよね」と続き、疑問点が出てくると、みんなで考え込んだり。子どもチームも絵を見ながら、言葉をつなげていきます。
出て来たコメントや感想、疑問点など、なんでもぜんぶを拾い集めて、ファシリテーターが付せんに書き出していきます。大きな模造紙を、各チームの付せんが埋めつくしていきます。
 
6分ほど話し合ったあと、1分間でまとめの時間です。この後の発表に向けて、それぞれ似た内容の付せんを分類して模造紙に貼付け、分類したグループに名前をつけていきます。それぞれのチームで、どの話題がホットだったかが次第に浮かび上がってきます。
さて、発表の時間です。
 
DSCF5930.JPGまずは「勇」チームから。子どもたちの絵を見せながら、どんなことを話し合ったのか、他のチームに伝わるようにお話していきます。
このチームはいちばんちいさな子どもたちが集まっていたのですが、みんな積極的にお絵描きをしていました。その中でも、映画本編の冒頭で、松竹のロゴマークとともに浮かび上がる富士山が強く印象に残ったらしく、紙いっぱいに立派な富士を描く子どもが続出しました。中には「松竹」と漢字で書いている子どもも...。普段から、山を描き慣れているから、というのもあるかも知れません。
大きく分けると、やっぱり大人気の①『おなら』(いろいろな人物のおなら、うまくできない子どもなど)、だんまり作戦中におひつとやかんのお茶を盗み出して土手で食べたり、おならを上手に出すために軽石を食べたりする②『食べる』、朝の登校や町内会費をめぐるやりとりなど当時の③『生活』に注目するお話が多く出ました。
 
P3095314.JPG

 
P3095354.jpg続いて「実」チームは、勇チームと比べて少しお兄さんにあたる子どもたちです。絵を描いて見せることに照れている子もいますが、どんどん描いていく子もいます。ここは助産師をしている原口さんのおばあちゃんが、押し売りを大きな包丁で撃退するところが一番人気でした。勇チームと同じく、土手におひつとやかんを置いて逃げ出したところや、勇が覚えたての「I Love You」を文脈に関係なく連発して笑いを誘っていたことなども印象に残ったようです。二人が意地になってだんまり作戦を敢行するところでは「やりとげる根性がすごい、僕なら絶対ムリだと思った」という意見も。
 
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P3095355.JPG「おかあさん」チームでは、やはりおかあさん目線のコメントがたくさんあがりました。佐田啓二をめぐる『恋愛』や、当時の風俗が垣間見える『時代』、『子どもたちの様子』などについても出ましたが、なんと言っても『主婦・女性の視点』に意見が集まりました。主婦のうわさ話の恐ろしさや、エプロンの前が濡れていたり、お父さんの足袋の裏が汚れていたり、結局、最後はテレビを買っちゃうんだね(子どもに甘いなあ)というような、"あるある"ネタに共感したようです。また、多くの方が『色の使い方や柄、インテリア』がオシャレ!と感じたようです。たとえば、おばあちゃんの服やふすまの柄がかわいい、赤とえんじ色の使い分け、お茶碗の柄がみんな違う、道路の街灯がモダン、などなど。
 
P3095356.jpg最後の「おとうさん」チームは、男性と女性の混成チーム。ここでは子どもチームと同じように『おなら』の話題も出ましたが、おひつや火鉢、フラフープなどあまり見かけなくなった『モノ』に視線が集まったようです。そして、いちばん盛り上がった話題が『家、建物』について。各家庭の配置がどうなっているのかが謎、外観も内観もどれも同じように見えるのが不思議、玄関と勝手口の関係など間取りがわからない...など、すっかり小津世界の迷路にはまりこんでしまいました。そもそも建売りなのか借家なのか...丸山さんが引っ越したから借家に違いない、家の中にいながら隣の家と会話できるなんて面白いねえ...など、話は尽きませんでした。
 
さて、それぞれのチームからの発表が終わりました。お家に帰ってから、今度はお父さん、お母さん、子どもたちで自分たちの描いた絵を見せながら、またいろいろとお話が出てくることでしょう。
 
P3095330.JPG P3095351.jpg

ここで松竹株式会社メディア事業部の藤井宏美さんに、今回上映した『お早よう』のデジタルリマスタリングについて、解説していただきました。実際の35mmフィルムやDCPのHDドライブ、Blu-rayディスクなどを見せていただくことで、より実感できるものとなりました。
 
また、先日104歳で亡くなられたまどみちおさんの『おならはえらい』という詩を紹介しました。この詩には、『お早よう』と重ね合わされる部分がいくつもあるように見えます。
 
最後に、参加してくださった子どもたちにお土産が配られました。
中に入っていたのは...昔なつかしい紙風船と巻鳥のほか、作品ポスターにも映り込んでいる木製のなげわのミニチュア、喜びを爆発させた勇が景気よく回すフラフープ(組み立て式!)、そしておならと言えば...ブーブークッション。これをつかえば、軽石を飲まなくても、実や勇より上手におならを鳴らすことができます。
IMG_3865.JPG

 
P3095343.JPGそして、今回の鑑賞会特製のソーマトロープとマジックロール。マジックロールの方は、お家に帰ってから自分で作れるようなキットになっています。鉛筆を左右に動かすことによって、節子おばさんが部屋に入ってきた途端に勉強をしているフリをする実と勇が見えます。これも、徹底的に構図や相似形のアクションにこだわった小津監督の特性が、見事な笑いに転化したものです。
 
====
 
P3095359.jpgここで第1部が終了、一時的に解散しました。
続いて第2部の企画展示を鑑賞する家族は、フィルムセンターへ移動します。
フィルムセンターでは岡田秀則主任研究員が、展示品を丁寧に、子どもたちにも分かりやすい言葉で解説してくださりました。
 
『お早よう』のタイトルクレジットや、小津監督が参加者の子どもたちと同じ小学生の頃に書いた作文や習字などの貴重な資料もあります。『お早よう』の文字デザインも、監督自身が手がけ、色の指定なども書き込まれていました。『お早よう』の絵コンテと撮影用シナリオを見比べたり、上映後のお話タイムでも出て来た「建物の位置関係」の謎がすっきりと分かる、オープンセットの平面図やセット写真のスクラップブックも見ることができました。
展示室の入口に作られた「とんかつ」の看板やポリバケツのセット模型では、小津独特のローポジションを体感できるとあって、親子で撮影に盛り上がっていました。
P3095363.JPG P3095366.JPG
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半日たっぷりのワークショップも、無事に終えることができました。
当日の模様はご取材いただいたメディアでもご紹介をいただいています。
 
・eiga.com(3/9)
「親子で小津安二郎の「お早よう」鑑賞 55年前の名作に子どもたちも笑い声」
 
・日本経済新聞夕刊(3/15)
「子供たちと小津を見る」
 
・しんぶん赤旗(3/18)
「親子で映画楽しむ」
IMG_3866.JPG

 
ご参加をいただいた親子のみなさま、企画にご協力をいただいた松竹株式会社、東京国立近代美術館フィルムセンター、リーフレットを提供していただいたコミュニティシネマセンター、当日の運営を手伝ってくださったスタッフのみなさま、本当に有り難うございました。
(報告者:岡崎 匡)





レポート第6回<「映画」の時間>『二十四の瞳』親子鑑賞会

TOKYO FILMeX (2012年9月 9日 23:43)

IMGP2075S.jpg8月6日、ラピュタ阿佐ヶ谷にて「『二十四の瞳』親子鑑賞会」が開催された。小豆島の分教場を舞台に、大石先生と子どもたちの心あたたまる交流と戦争の悲劇を描いた永遠の名作だ。監督は今年生誕100年を迎える木下惠介。参加したのは杉並第一小学校PTAの呼びかけで集まった児童と保護者のみなさんで、中には祖父・母・子どもの三世代で来場した家族も。
 





レポート【御礼とご報告】続報「にじいろシネマ」サポートプロジェクト活動報告

TOKYO FILMeX (2012年1月27日 20:03)

第12回東京フィルメックスでは有楽町朝日ホールのロビーに「にじいろシネマ・サポート・プロジェクト基金」への支援として、募金箱を設置した結果、多くのお客様に募金にご協力いただきました。
 
このたび、同基金より、集まった募金を活用されたクリスマス会の報告と、上映会に参加した子供たちがサンタクロースと一緒に撮った御礼の写真が届きましたので、お知らせいたします。
詳細は、同基金のブログをご覧ください。
 
「東京フィルメックスの皆様、また会期中に募金にご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。」
 
「にじいろシネマ・サポート・プロジェクト基金」ブログ
IMG_0337+1.JPG





レポート「ビバ!ナデリ」トークイベントレポート掲載

TOKYO FILMeX (2011年11月15日 13:22)

11/11(金)、11/12(土)の2日間にわたり開催された「ビバ!ナデリ」。
全回でナデリ監督の舞台挨拶も行われ、両日ともに多くのお客様にご来場をいただきました。
12日の『べガス』ではお立ち見になるほどの盛況で、上映後に黒沢清監督をお迎えしてのトークイベントでは様々な興味深いお話も飛び出しました。
 
「デイリーニュース」のページにレポートを掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
 
「ビバ!ナデリ」トークイベントレポート





レポートNext Masters 2010のレポート掲載

TOKYO FILMeX (2011年3月22日 13:44)

昨年(2010年)、初の試みとして実施した「Next Masters Tokyo 2010」のレポートを掲載しています(英語版のみ)。
 
24日〜27日のCORE PROGRAM SCHEDULEの実施内容、講師や参加者の略歴、レクチャーの記録写真などがご覧いただけます。
 
Next Masters 2010 Report (English)





レポート『悲しみのミルク』トークイベントレポート

TOKYO FILMeX (2010年10月14日 21:46)

10月9日、KAWASAKIしんゆり映画祭の初日となるこの日、ワーナー・マイカル・シネマズ新百合ケ丘において、第10回東京フィルメックスの特別招待作品『悲しみのミルク』(2008年、クラウディア・リョサ監督)の上映が行われました。
上映後、市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクターをゲストに迎えてのトークショーが開催されました。聞き手はしんゆり映画祭顧問で、第11回東京フィルメックス・コンペティション部門の審査員を務める白鳥あかねさん。
 
続きはデイリーニュースのページにて。
 
東京フィルメックス in しんゆり『悲しみのミルク』トークショー





レポート「息もできない」ヤン・イクチュン監督来日記者会見

TOKYO FILMeX (2010年2月 1日 18:26)

昨年(2009年)の第10回東京フィルメックスで最優秀作品賞に輝いた「息もできない」のヤン・イクチュン監督が、3月の日本公開を前に、キャンペーンのため来日しました。
1/29(金)の午後、都内にて記者会見が行われました。

記者からの質問に答える際の真剣なまなざしと、時折り見せる茶目っ気は、映画祭での上映後の質疑応答や授賞式のビデオメッセージで見せた姿と変わらず。
「日本に帰ってきたような感覚が嬉しい。家族について悩みや苦しみを抱えた人たちにご覧いただいて、光明を見出してもらえれば、と願っている」と話しました。

「自分の中にあった表現したいことを全て吐き出した」と語る監督。そのことによって「これまで恥ずかしい存在であると思っていた"私"に対して、自分はとても大切で周囲から愛を受けてもよい存在なんだ」と気付いたそうです。作品に込められたメッセージや、俳優の演技、演出力などが数々の映画祭で高い評価を受けてきましたが、その多忙な一年について「2009年を一言で表すと"クレイジー"、今年は"休息"の一年にしたい(笑)」と話し、次回作については「全て出し切ったので、いまは自分の中に表現したいことが残っていない」と全くの白紙状態である心境を吐露してくれました。

映画祭での各国の監督との出会いや、観客とのやり取りからも多くの刺激を受けた様子のヤン監督は、映画にも込められた"人と人とのコミュニケーションの大切さ"を訴えて会見を終えました。

「息もできない」は3月下旬より、渋谷シネマライズにて公開が予定されています。

「息もできない」質疑応答(テキスト)

「息もできない」質疑応答(ムービー)





レポート"水曜シネマ塾"@丸の内カフェ、SABU監督をお迎えしました

TOKYO FILMeX (2009年11月10日 20:40)

10月28日より11月25日までの全5回にわたり、毎週水曜日の夜、丸の内カフェを舞台に話題の映画監督や文化人の方など幅広い分野で活躍中の豪華ゲストを迎えてお送りする「水曜シネマ塾 ~映画の冒険~」。

第2回目のゲストは「蟹工船」のSABU監督。
監督の人柄が感じられるリラックスした90分でした。
詳しいレポートは、公式サイト上のデイリーニュースでアップロードされています。
残念ながら聞き逃したという方は、ぜひご覧ください!

◎水曜シネマ塾詳細レポートはこちらから
デイリーニュース

また、明日11/11のゲストはクリエイティブ・ディレクターの湯山玲子さんとファッション・エディターのティファニー・ゴドイさん。
"人生を愉しむ達人"のおふたりの視点から語られる映画と、映画祭の愉しみ方を聞き、今年の東京フィルメックスをより一層盛り上げましょう!


★次回以降のゲストはこちら

11/11(水)湯山玲子(クリエイティブ・ディレクター)
      ティファニー・ゴドイ(ファッション・エディター)
11/18(水)西川美和(映画監督)
11/25(水)ロウ・イエ(映画監督)

※各回19時から20時30分の予定です。

◎申込方法詳細は丸の内カフェまで
水曜シネマ塾

◎「水曜シネマ塾」イベント情報はこちらから
水曜シネマ塾





レポート"水曜シネマ塾"@丸の内カフェ、崔洋一監督をお迎えしました

TOKYO FILMeX (2009年10月29日 18:48)

10月28日より11月25日までの全5回にわたり、毎週水曜日の夜、丸の内カフェを舞台に話題の映画監督や文化人の方など幅広い分野で活躍中の豪華ゲストを迎えてお送りする
「水曜シネマ塾 ~映画の冒険~」。

記念すべき第1回目のゲストとして第10回東京フィルメックス審査委員長、「カムイ外伝」も好調な崔洋一監督が登場しました。
詳しいレポートは、近日中に公式サイト上のデイリーニュース、ブロードキャストでアップロード予定です。
残念ながら聞き逃したという方は、ぜひご覧ください!

次回、11/4のゲストは「蟹工船」SABU監督。
監督の視点から語られる映画と、映画祭の愉しみ方を聞き、今年の東京フィルメックスをより一層楽愉しみましょう!

★次回以降のゲストはこちら

11/4 (水)SABU(映画監督)
11/11(水)湯山玲子(クリエイティブ・ディレクター)
      ティファニー・ゴドイ(ファッション・エディター)
11/18(水)西川美和(映画監督)
11/25(水)ロウ・イエ(映画監督)

※各回19時から20時30分の予定です。

◎申込方法詳細は丸の内カフェまで
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