Next Masters Tokyo 2010



「Next Masters Tokyo 2010」は、2010年11月27日に終了しました。
英語版ページに実施プログラムや参加者プロフィール、写真などを掲載しております。

東京フィルメックス ネクスト・マスターズ 受賞結果

私たちメイン講師は、プレゼンされた企画の幅広さに大いに熱中し、また若い映画作家たちの将来性に感銘を受けました。それぞれの企画は大きく異なった開発段階にあったため、私たちは2つの賞を授与することにしました。

東京フィルメックス ネクスト・マスターズ最優秀企画賞

「Ilo Ilo」
アンソニー・チェン Anthony CHEN/シンガポール)
副賞として賞金30万円が参加者に授与されます。
【受賞理由】
とても感動的な題材を扱い、国際的な訴求力を見込める企画であること。そしてその明白な才能や、素晴らしいプレゼンテーション、そして考え抜かれた企画(現在プリプロ中)であることを評価するため、アンソニー・チェン監督の「Ilo Ilo」に最初の「ネクスト・マスターズ最優秀企画賞」を授与します。

スペシャル・メンション

「IT MUST BE A CAMEL」
シャーロット・リム・レイ・クエン Charlotte LIM Lay Kuen/マレーシア)
私たちは、極めて映画的な処女長編に支えられ、また奇妙な、そして独特な詩情を期待できる、ある初期段階の企画の将来性を評価するため、スペシャル・メンションを授与することにしました。シャーロット・リム監督の「IT MUST BE A CAMEL」にスペシャル・メンションを送ります。


■ネクスト・マスターズ2010 メイン講師:
侯孝賢(台湾/映画監督)、サイモン・フィールド(英国/プロデューサー)、エミリー・ジョルジュ(ワールド・セールス「メメント・フィルムズ・インターナショナル」マネージング・ディレクター)、マティース・ヴォウター・クノル(ベルリンタレントキャンパス・プログラムマネージャー)

■ネクスト・マスターズとは?

今年、東京フィルメックスは初めての取組みとして、11月22日から6日間にわたり人材育成プロジェクト「Next Masters Tokyo 2010」を行いました。
東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)との共催によるこの企画には、アジアから20名の映画の未来を担う人材が参加、台湾のホウ・シャオシェン監督をはじめとするメイン講師4名とのワークショップに加え、アッバス・キアロスタミ監督らによる5つのマスタークラスも行われました。

■開催概要

会期   平成22年11月22日(月曜日)から同月28日(日曜日)まで
会場   有楽町朝日スクエア(有楽町マリオン11階) 他
主催   東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、
      特定非営利活動法人 東京フィルメックス実行委員会
協力   GOETHE-INSTITUTドイツ文化センター東京藝術大学大学院映像研究科
      ブリティッシュ・カウンシル
ホームページ:https://filmex.jp/nextmasters/


【Next Masters Tokyo 2010に関するお問い合わせ先】
東京フィルメックス事務局
Email:


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東京文化発信プロジェクトは、世界の主要都市と競い合える芸術文化の創造発信、芸術文化を通じた子供たちの育成、多様な地域の文化拠点の形成を目的として、東京都と東京都歴史文化財団が芸術文化団体、アートNPO等と協力して実施しています。様々な芸術分野のイベントや、まちなかで市民とアーティストが協働するアートプログラム、子供向けの体験型プログラムなどを展開しています。