監督:コウヤ・カムラ( Koya KAMURA )
パリで生まれ育ったフランス・日本人監督。パリ第7大学で映画を学んだ後、東京の慶應義塾大学に進学。2007年にフランスのVIACOMグループ(MTV、GameOne)でキャリアをスタートし、その後、2008年にウォルト・ディズニー社にクリエイティブプロデューサー兼ディレクターとして入社。
劇映画としてのデビュー作は福島県の立ち入り禁止区域を舞台にした2019年の短編映画「Homesick」で、主要な国際映画祭で高い評価と賞を受賞し、2021年のセザール賞にも選出された。
2023年にロシュディ・ゼムとベラ・キムをキャスティングし、初長編監督作となる『ソクチョの冬』を監督し韓国で撮影した。現在は福島を舞台にしたダークなフィルムノワールである、長編第2作『Evaporated』を企画開発中。