監督:セピデ・ファルシ(Sepideh FARSI)
イラン⼈の映画監督セピデ・ファルシは、13歳で⾰命を経験し、16 歳で反体制派として投獄され、18 歳で故郷のイランを離れた。以来パリを拠点に、数学を学び、写真を撮影し、ドキュメンタリー、フィクション、アニメーションを含む 15 本の映画を制作してきた。その中には、『Tehran Without Permission』(ロカルノ映画祭)、『Red Rose』(トロント国際映画祭)、そしてイラン・イラク戦争を扱った⻑編アニメーション『The Siren』が含まれる。後者はベルリン国際映画祭パノラマ部⾨の開幕作品となり、数多くの賞を受賞している。現在はイラン・ウェスタン映画プロジェクトに取り組む⼀⽅、⾃⾝の⽣涯を題材にしたアニメーションプロジェクト『Memoirs of an Undutiful Girl』の開発を進めつつ、イランの⺠主化運動にも尽⼒している。