「Turtles Can Fly」バフマン・ゴバディ監督 単独インタビュー
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クルド人が置かれた過酷な現実をベースに映画を撮り続けるバフマン・ゴバディ監督。しかしリアリストとしての側面ばかりに目を向けると、彼の映画作家としてのユニークな資質を見落としてしまうのではないか。音楽とユーモアに満ち溢れたロードムービーの前作『わが故郷の歌』は、壮大な山越えに挑む少年の物語『酔っぱらった馬の時間』とは異なるアプローチの作品だった。やはり今回の新作『Turtles Can Fly』(原題)もまた、ゴバディ監督の新境地がうかがえる野心作である。
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