上映作品 - 特別招待作品

もしトゥイがいなかったら / And If Thuy Didn't Exist

11/21(土)21:50 -丸の内ピカデリー

フィリピン、フランス、インドネシア / 2026 / 16分
監督:カルロ・フランシスコ・マナタッド(Carlo Francisco MANATAD)
*No English subtitles (Japanese subtitles only)

ベトナム語を話す女性トゥイは、非正規の立場に置かれた移民。翻訳アプリと音声アシスタントを駆使して日雇いの仕事を渡り歩く。フランス語を話す黒人男性に一目ぼれしてアプリ経由の会話で絆を深めていくが…。

主人公はお掃除ロボットと一緒に働き、配達員の恋人はアプリに急き立てられて自転車を駆る。機械に取って代わられそうな存在だけれど、ブルートゥース接続のように簡単には、人間は誰かとつながれない。移民労働者の不安定な日常と切ない思いをポップな映像でつづるラブストーリー。フィリピンの現実に目を向けてきた監督が、初めて国外を舞台に「異邦人」の立場で撮った作品でもある。題名は劇中で歌われるラブソング「Et si tu n'existais pas(もし君がいなかったら)」に由来。ロカルノ映画祭短編コンペティション部門でスペシャルメンションを受け、ティラナ国際映画祭で最優秀実写短編賞を受賞した。

監督:カルロ・フランシスコ・マナタッド(Carlo Francisco MANATAD)

1987年生まれ。フィリピン大学映画研究所卒。タレンツ・トーキョー、アジア映画アカデミーなどの人材育成プログラムを修了。映画編集者として9年間働き、2015年の初短編がロカルノ映画祭で上映。2017年に長編企画の習作として作った短編がカンヌ批評家週間に選ばれる。初長編『Whether the Weather Is Fine』(2021)はロカルノの若手コンペティションでCinema e Gioventù 賞を受賞。

上映スケジュール

11/21(土)21:50 -

丸の内ピカデリー