監督:ウェイン・ワン( Wayne WANG )
父親が大好きだった映画スター:ジョン・ウェインにちなんで名付けられ、香港で生まれ育つ。17歳の時、両親が医学校への進学を期待してアメリカへの移住を手配したが、芸術に傾倒し、オークランドおカリフォルニア美術大学で映画とテレビについて学ぶ。
1980年代初頭に『Chang is Missing』(1982)、『Dim Sum: A Little Bit of Heat』(1985)、『夜明けのスローボート』(1989)といった監督作で革新的な監督としての評価を確立。
メインストリームで制作した『ジョイ・ラック・クラブ』(1993)や『メイド・イン・マンハッタン』(2002)、インディペンデント系でも『スモーク』(1995)や『地上より何処かで』(1999)といった作品で最も知られている。
また、2007年に『千年の祈り』がサンセバスチャン映画祭が最高賞のゴールデンシェル賞やサンディエゴ・アジアン映画祭で2016年に生涯功労賞を受賞している。現在、サンフランシスコとニューヨークを拠点としている。