監督:ペドロ・コスタ ( Pedro COSTA )
リスボンに生まれ、歴史の専攻を中断して、詩人であり映画位監督のアントニオ・レイスが指導するリスボン映画学校の授業に参加した。
初監督作品『血』は1989年のヴェネチア映画祭批評家週間で初上映された。カーボベルデで撮影された長編第2作『溶岩の家』は1994年のカンヌ映画祭ある視点部門に出品。続く『骨』は1997年にヴェネチア映画祭で上映され、オセッラ・ドーロを受賞。
他の長編作品には『ヴァンダの部屋』(2000)、『映画作家ストローブ=ユイレ/あなたの微笑みはどこに隠れたの?』(2001)、2006年のカンヌ映画祭コンペティション部門で上映された『コロッサル・ユース』、ジャンヌ・バリバール出演で2009年のカンヌ映画祭監督週間で上映された『何も変えてはならない』などがある。『ホース・マネー』(2014)はロカルノ映画祭で上映され、最優秀監督賞を受賞した。
『ヴィタリナ』は、2019年のロカルノ映画祭で金豹賞と女優賞を受賞。最新作である短編映画『日の娘たち』は、2023年のカンヌ映画祭特別招待作品部門に公式出品された。