ジャ・ジャンクー監督「長江哀歌」が日本公開されます。
昨年の東京フィルメックスのオープニング作品「長江哀歌(エレジー)」(原題:三峡好人)が、8月よりシャンテ・シネを始めとして全国順次公開されます。
映画祭では、オープニング・セレモニーが行われた国際フォーラムを満場の観客が埋め尽くしました。その前で、ジャ・ジャンクー監督と主演女優のチャオ・タオさんが舞台挨拶と質疑応答に応えてくださった模様は、下のデイリーニュースやブロードキャストで見ることができます。
ヴェネチア映画祭の金獅子賞(最高賞)を本作品で獲得して、どこかそれまでよりも風格を感じさせていた監督でしたが、謙虚な姿勢はいつもと変わらなかったのが印象的でした。変わりゆく街をとらえた圧倒的な映像美と深い人間洞察は観客からも熱狂的に迎え入れられて、映画祭の華々しい幕開けを飾っていただきました。
また、映画祭期間中にMARUNOUCHI CAFEにて行われたトークショーでは、とても興味深いお話がたくさん飛び出しました。特に監督が映画を目指すことになった時に、お父様と交わした会話や、ダンスの先生だったチャオ・タオさんが映画に出演することになったきっかけなど、その状況ひとつひとつが映画の一場面のようなお話でした。
<「長江哀歌(三峡好人)」舞台挨拶@第7回東京フィルメックス>
<「長江哀歌(三峡好人)」Q&A@第7回東京フィルメックス>
<「長江哀歌(三峡好人)」動画レポート@第7回東京フィルメックス>
<「アニエスベー Director's Talk@MARUNUCHI CAF?
ジャ・ジャンクー監督を囲んで」テキスト>
<「アニエスベー Director's Talk@MARUNUCHI CAF?
ジャ・ジャンクー監督を囲んで」動画レポート>
投稿者 FILMeX : 2007年06月13日 15:51