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日本劇場公開に先行して今年の東京フィルメックスのクロージング作品として上映するエリア・スレイマン監督の最新作「天国にちがいない」と共に、スレイマン監督が今までに発表された長編映画3本を一挙に上映します。
『消えゆくものたちの年代記』Chronicle of a Disappearance
パレスチナ / 1996 / 84分
監督:エリア・スレイマン( Elia SULEIMAN )
ヴェネチア映画祭で最優秀新人監督賞を受賞し、スレイマンの国際的評価のきっかけとなった記念すべき長編デビュー作。普通の人々の何気ない日常生活を点描的に描きつつ、政治や社会を鋭く風刺するその後のスレイマン作品のスタイルが既に確立されている。
11月1日(日) 12:20- @TOHOシネマズ シャンテ チケット購入はこちら
11月6日(金) 19:00- @アンスティチュ・フランセ東京 チケット購入はこちら
『D.I.』 Divine Intervention
フランス、パレスチナ / 2002 / 92分
監督:エリア・スレイマン( Elia SULEIMAN )
イスラエル領とパレスチナ自治区とに分断されたパレスチナ人カップルを主人公として中東問題を膨大なギャグとユーモアを交えて描き、カンヌ映画祭で審査員賞と国際批評家連盟賞をダブル受賞したスレイマンの代表作。原題は「神の手」という意味であるという。
11月3日(火) 16:00- @TOHOシネマズ シャンテ チケット購入はこちら
11月6日(金) 16:20- @アンスティチュ・フランセ東京 チケット購入はこちら
『時の彼方へ』 The Time That Remains
パレスチナ、フランス / 2009 / 105分
監督:エリア・スレイマン( Elia SULEIMAN )
1948年のイスラエル建国時にパレスチナ抵抗勢力のメンバーだった父、そのために夫と離れ離れに暮らさざるを得なかった母、そして故郷のナザレを訪れる現在のスレイマン自身。時を越えてパレスチナ問題を描いたスレイマンの半自伝的作品。カンヌ映画祭で上映。
11月5日(木) 19:00- @アンスティチュ・フランセ東京 チケット購入はこちら
11月6日(金) 13:20- @アンスティチュ・フランセ東京 チケット購入はこちら
エリア・スレイマン(Elia SULEIMAN) プロフィール
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