*第1部(『子供の情景』親子上映会&質疑応答)のみ、応募締切を3/4(水)まで延長いたしました。 イランから特別講師をお迎えしてプレイベントを実施します。 4月18日(土)より岩波ホールにて公開される「子供の情景」のハナ・マフマルバフ監督は、8歳の時に初めて映画「おばさんが病気になった日」を製作し、作品はロカルノ映画祭などで上映されました。 今回、マフマルバフ監督の来日にあわせ、<「映画」の時間>のプレイベントを3月7日に開催します。「子供の情景」の上映や、監督との質疑応答など、これから初めての映画制作に挑戦する子どもたちにも、きっと大きなヒントになると思います。どうぞご参加ください。 プレイベントのみのご参加も受け付けます。 ■日時:3月7日(土)9:30〜16:00(予定) ■会場:芝浦港南区民センター(港区芝浦4-13-1) 区民ホール(第1部)、講習室、第1会議室(第2部) http://www.kissport.or.jp/sisetu/sibaura/index.html ■参加対象者: 第1部(映画上映)親子200名(申し込み先着順) 第2部(ワークショップ)<「映画」の時間>に参加する子ども限定 ■参加費:無料 ■スケジュール: 【第1部】 9:30 開場 9:45 開始 「子供の情景」上映(DVD/81分/日本語字幕) ハナ監督との質疑応答 11:40 第1部終了 【第2部】※<「映画」の時間>に参加する子ども限定 13:00 開始 ハナ監督と子供たちによる、ワークショップ 映画にまつわるお話 視覚玩具の工作など 16:00 ワークショップ終了(予定) ■申し込み方法: *プレイベントへのお申し込みは、メールにてお願いいたします。 メールの件名を「3/7 プレイベント参加希望」として、メール本文に以下の情報をご記入の上、( eiganojikan@filmex.net )までお送りください。 折り返し、事務局より「予約受付」のメールを返信いたします。 (コピー&ペーストしてお使いください) ----------------------------------- ・参加を希望される方、全員についてお教えください。 氏名(よみ): 性別: 年齢: ・御連絡先をお教えください。 メールアドレス: 電話番号: 住所: ※参考のため、お伺いします。 この<「映画」の時間>ならびにプレイベントは、どちらでお知りになりましたか? ----------------------------------- ※応募締切は3月4日(水)必着です。ただし、定員(200名)に達し次第、受付を締め切ります。 ※3/15〜29まで行われるワークショップへの参加を希望されるお子様は、別途、第2回<「映画」の時間>の申し込みハガキをご請求の上、そちらと合わせてご応募ください。詳細はこちら。 ※イベント当日は、予約受付メールをプリントアウトして会場までお持ちください。 ※第2部のワークショップは、第1回(2008年)と第2回(2009年)の<「映画」の時間>の参加者(子ども)に限ります。第1部の上映と質疑応答は、どなたでもお申し込みできます(ただし、大人のみの参加は受け付けません。お子様と一緒にお申し込みください)。 ※申し込み時にいただきます個人情報は、今後の<「映画」の時間>の活動に関する御案内の目的にのみ利用することとし、第三者への提供、その他の目的には使用いたしません。 ※プレイベントには、スタッフ(主催者、共催者、協力者)のほか、港区のオブザーバーによる見学、マスコミの取材が入る可能性があります。 ※ワークショップでは、教材開発も兼ねて、実施の模様をビデオで記録し、編集後にインターネットでの公開を予定しております。記録には十分に配慮いたしますが、参加者は全員映像に映る場合がありますことをご了承ください。
●上映作品紹介 『子供の情景』 舞台は、イスラム原理主義勢力タリバンによって破壊された仏像がいまもがれきとなって残る、アフガニスタンの中部・バーミヤン。学校に行きたい6歳の少女バクタイは、ノートを買うお金を得るため、街に出て卵を売ろうとする。四苦八苦の末、何とかバクタイはノートを手に入れるが、学校に行く途中で、少年たちに取り囲まれてしまう。 そして少年たちは、タリバンを真似た“戦争ごっこ”でバクタイを怖がらせる……。 映画『子供の情景』は、ひとりの小さなアフガンの少女を主人公に、戦争の無慈悲さ、大人が子供に与える影響の重大さを寓話的に描き、今この世界に生きる子供たちの未来を考えさせる衝撃作である。 第8回東京フィルメックスコンペティション作品。 ※日本語字幕での上映となります(吹替えではありません)。 ●監督プロフィール ハナ・マフマルバフ 1988年9月3日、イランのテヘランで、父モフセン・マフマルバフを始めとした映画一家に生まれる。 7歳のとき、父の監督作品である『パンと植木鉢』に出演。小学2年を終えて後、8歳で型にはまった学校教育に別れを告げ、父が設立したマフマルバフ・フィルム・スクールで、姉サミラ、兄メイサムらと一緒に学び始める。 8歳で撮影した初めてのビデオ短編『おばさんが病気になった日」で、9歳にしてロカルノ国際映画祭に参加。この短編は2002年に日本でも公開された。 ハナは、マフマルバフ・フィルム・スクールで映画や基礎的な教養を学ぶとともに、家族の映画撮影現場でも経験を積んだ。 2003年、アフガニスタンの状況を鮮やかに描き出した長編ドキュメンタリー『ハナのアフガンノート』を、ベネチア国際映画祭コンペティション部門に出品。同作品は第4回東京フィルメックスコンペティション部門でも上映され、審査員特別賞を受賞した。 その後も家族の映画の現場に参加しながら、2006年、18歳の時に『子供の情景』の撮影をアフガニスタンで開始。3つの季節にわたる長期の撮影を経て、2007年、19歳で完成。歴史あるスペインのサンセバスチャン国際映画祭で審査員賞の栄誉に輝き、ベルリン国際映画祭でも2つの賞を獲得。第8回東京フィルメックスでも上映された。 |
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