◎港区文化芸術振興基金助成事業 子ども映画制作ワークショップ 第3回 <「映画」の時間> HOME
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2009年03月23日 3月21日(土)・3日目(撮影2日目)

さぁ、泣いても笑っても、撮影はこの日だけです。みんなで力をあわせて予定のシーンを全部、撮り終えましょう。

【ドラマ班】
前日の進捗状況から、それぞれの班で準備に取りかかります。午前中にロケ場所を確認するチームもあれば、シナリオを大幅にカットして書き直す班もあり、さっそく撮影に取りかかるチームもありました。
限られた時間の中で、シナリオを直し、機材をセッティングし、小道具を作り、演技の練習を重ね、様々なことを並行しながらカットを重ねていきました。
ドラマ班は予定の終了時間ぎりぎりまで粘り、結果的に30分近くオーバーするチームもありましたが、なんとか最後まで撮り終えることが出来ました。

【ドキュメンタリー班】
まずは、どちらのチームも前日に撮影した映像をプレビューして振り返ります。技術的な指導やインタビューの仕方など、もっと面白い映画にするために、たくさんのアドバイスをもらいました。そして、前日が順調だったからこそ、より一段と上の内容を目指して、あらためて取材に出かけます。
数を重ねるごとに取材が上手になり、なにより4人のチームに一体感が生まれてきました。


ドラマもドキュメンタリーも、今日までに撮影した素材をもとに、来週は仕上げ作業、そしてお披露目の上映会です。傑作の誕生の予感がします。

投稿者 FILMeX : 11:40


3月20日(祝)・2日目(撮影初日)

今日から撮影開始です!
雲行きが怪しい中で準備を進めていると、ポツポツと雨が降り始め…ワークショップが始まる頃には本降りになっていました。ただ、全体朝礼を終えて、それぞれの班に分かれてシナリオ直しや取材準備を進めている間に、すっかり雨があがりました。
お昼ご飯を食べて、撮影が始まる頃には気温もあがって快晴となっていました。

【ドラマ班】
どの班もまだすぐには撮影に取りかかれる状態ではなかったので、午前中はシナリオ直しや小道具制作など準備作業にあてました。
お家で力作の小道具をそれぞれ作ってきたところもあれば、物語で使うケーキをその場でみんなで作ったり…。先週、最後の最後まで頭を悩ませ、アイディアを出し合ったストーリーも大枠を決めて、必要なシーンの数も見えてきました。

午後からはお日様も顔をのぞかせ、屋外や教室を使った撮影が始まりました。空中庭園や階段の踊り場、白壁の演説館などなど、大学内のさまざまなロケーションを活かして撮影に臨みます。
演出方法もいろいろ。ひとりの監督で進めるところもあれば、複数で担当することも。スタッフに専念したい子どももいれば、一人で何役もこなすマルチプレイヤーも誕生です。
カメラやマイクなどの機材は、大人スタッフの指導やアドバイスを受けながら、みんな真剣なまなざしで取り組みます。演技をする役者も、初めは照れを見せたりしていましたが、徐々に物語の中に入っていきました。
しかし、初めての映画の現場にとまどいを見せ、なかなか思うように撮影が進まない班もありました。1日目が終わった時点で3つの班の進み具合にばらつきが見えてきました。さて、翌日の撮影ですべてを撮り終えることができるのでしょうか。

【ドキュメンタリー班】
午前中は、先週に続いて取材の準備です。外国人に尋ねたい内容を、英語に翻訳して質問ボードを作ったり、取材に向かう場所やお店について、あらためて地図をながめながら確認です。

午後からはすっかり天気も回復し、みんなで目的地へ向けて出発です。
歩きまわりながら取材対象を見つけ、果敢に突撃インタビューを試みます。どちらの班も順調に取材を重ねていきます。4人ずつ、という少数精鋭のチームなので、機材を担当する子どももインタビュアーも全員で協力しないと、うまく取材ができません。移動も4人一緒に向かいます。

学外を取材するので、大人スタッフが付き添い、安全面などの確保をサポートします。が、取材の現場では子どもたちのみです。大人は陰で子どもたちの奮闘を見守り、すべてが終わってから撮影対象者に対してワークショップの趣旨を説明して、映像の許諾を得ていきます。

一日が終わる頃には、歩き疲れの疲労はあるものの、すっかり満足感にあふれた顔で大学に帰ってくる子どもたちの姿がありました。

投稿者 FILMeX : 11:39



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主催:特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会
助成:港区文化芸術振興基金助成事業
後援:港区教育委員会(申請中)
協力:国立新美術館 政策研究大学院大学教育政策プログラム 特定非営利活動法人映画美学校 慶應義塾大学岩渕研究室
    ちいさなひとのえいががっこう

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