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イベント情報

セミナー「ヴェネチア映画祭デジタル修復プロジェクトについて」

2004年9月、第61回ヴェネチア映画祭において、プラダ財団の協力によりデジタル修復されたイタリアのジャンル映画の特集「Italian Kings of the B's」が組まれ、大きな話題を巻き起こしました。来年度のヴェネチア映画祭では、同様の主旨によりアジアのジャンル映画の特集上映が行われることが決定しています。
東京フィルメックスは、ヴェネチア映画祭ディレクター、マルコ・ミュレール氏、及び「ItalianKings of the B's」の修復を担当したニコラ・マツァンティ氏を迎え、下記の日程でデジタル修復についてのシンポジウムを開催します(日本語通訳付き)。
※入場無料
※満員の際は入場をお断りする場合があります。


日 時 11月26日(金) 開場13:10/開始13:30
会 場 東京国立近代美術館フィルムセンター小ホール


<特別プログラム> 映画 『警察官』 伴奏付き上映

「特集上映 内田吐夢監督選集 映画真剣勝負」より、内田吐夢監督のサイレント映画の傑作『警察官』を、音楽ジャンルにとらわれずターンテーブル奏者・ギタリスト・作曲家として世界各地で活躍し、塩田明彦監督『カナリア』はじめ映画音楽も精力的に手がけている気鋭のミュージシャン大友良英氏の作曲による生伴奏とともに上映します。内田吐夢監督のダイナミックな映像が鬼才とのコラボレーションにより現代に斬新に甦ります。どうぞご期待下さい。

日 時 11月26日(金) 開場19:00/開映19:20
会 場 有楽町朝日ホール
出 演 < OTOMO Yoshihide's New Jazz Ensemble Film Special >
大友良英 (作曲、ギター、他)
近藤達郎 (ハーモニカ、キーボード)
津上研太 (サックス)
青木タイセイ (トロンボーン 他)
高良久美子 (ヴァイブラフォン、パーカッション)
大坪寛彦 (コントラバス)
芳垣安洋 (ドラムス、トランペット)

大友良英 プロフィール :
1959年生まれ。ターンテーブル奏者/ギタリスト/作曲家として、日本はもとより世界各地で演奏活動やレコーディングを行なっている。現代音楽や即興、ノイズの分野における欧米での評価は高く、ジャズの作品も多い。最新作は「ONJQ/Tails Out」、「Filament BOX」など。また、映画音楽家としても、中国・香港や日本映画の数多くの作品を手がけ、田壮壮監督作品『青い凧』(93)や相米慎二監督作品『風花』(01)、安藤尋監督作品『blue』(03)、田口トモロヲ監督作品『アイデン&ティティ』(03)などがある。最新作は塩田明彦監督作品『カナリア』(04)。
チケット ●前売券(全席指定): 【Pコード 550−794】
S席2500円(税込)/A席2000円(税込)
※11月23日(祝・火)まで販売

●当日券:
S席3000円(税込)/A席2500円(税込)
※当日、会場にて14:20より発売します。


<プレ・イベント>ガイ・マディン監督作品上映会

「第5回東京フィルメックス」にて特集上映される、カナダの鬼才ガイ・マディン監督の初期2作品の特別試写会に、公式サイトをご覧の皆様ならびにメールマガジンの購読者の中から、5組10名様をご招待します。
デビッド・リンチを思わせるような、夢と現実を行き来する幻想的な世界にご案内します。
今回のプレイベントで上映される2本は、映画祭期間中に特集上映される5本には含まれません。フィルム上映での機会も稀な作品です。
ぜひ、この機会にご覧いただけますよう、たくさんのご応募をお待ちしております!


日 時 11月 5日(金)18:30開場 / 18:45開演
※市山 尚三(東京フィルメックス・プログラムディレクター)による解説
会 場 カナダ大使館 シアター(青山1丁目駅より徒歩3分)
上映作品 2作品(入れ替えなし) * 日本語字幕付き
●「ギムリ・ホスピタル」(1988年、69分)
現代のギムリ病院。危篤の母親を見舞った孫たちに、祖母が昔話を語り出した。19世紀末のカナダの寒村。天然痘を患った漁師のエイナー(カイル・マクローチ)は不潔で不気味なギムリ病院に入院する。彼はかつて死んだばかりの女の墓をあばいて死体を犯したことがあった。エイナーは看護婦たちに人気のある患者グンナー(マイケル・ゴッリ)と親しくなるが、エイナーが犯した死体はグンナーの恋人で、彼女も天然痘にかかっていた…。
孤独な入院患者のグロテスクな夢と現実を、ハリウッド初期を思わせるモノクロ・サイレント風手法で描いた異色作。特異な作風で注目を集めたカナダのインディペンデント作家ガイ・マディンの長編第一作。
監督:ガイ・マディン/脚本:ガイ・マディン/出演:カイル・マクローチ 、マイケル・ゴッリ 、アンジェラ・ヘック 、マーガレット・アン・マクラウド 、ヘザー・ニール
  
●「アーク・エンジェル」(1990年 / 82分)
第一次大戦下のロシアには革命の嵐が吹き荒れていた。片足のカナダ人中尉ジョン・ボウルズ(カイル・マクローチ)は英米軍合同の革命干渉軍に参加するために北極海に近いアルハンゲリスクにやって来た。彼はレーニンのボルシェビキやカイザー・ウィルヘルムの独軍から白系ロシア人を守るという理想を抱いていた。今は亡き恋人アイリスを忘れることができずにいたボウルズ中尉はアイリスにうり二つのロシア人看護婦ヴェロンカ(キャシー・マリクーカ)に出逢い、恋におちる。ヴェロンカはベルギー人の夫でパイロットのフィルビン(アリ・コーエン)と新婚旅行以来、破綻した結婚生活を送っていた。フィルビンは毒ガスの後遺症で、自分が結婚していることさえ忘れている。やがて、ヴェロンカはボウルズとフィルビンを取り違えて、ボウルズに恋をしてしまうが…。
ロシア革命を舞台にひとりの外国人兵士を中心に展開する愛のアラベスクをモノクロ・サイレントの表現主義的技法と80年代的グロテスクを混交させて描くガイ・マディン第二回作品。彼は監督・脚本・撮影・美術・音楽・編集を兼任している。なお、題名は舞台となるアルハンゲリスクの英語綴りで、「大天使」の意。
監督:ガイ・マディン/脚本:ガイ・マディン、ジョージ・トールズ/音楽:ガイ・マディン/出演:カイル・マクローチ 、キャシー・マリクーカ 、アリ・コーエン 、サラ・ネヴィル 、M・ゴッリ
  
ご招待数 10組20名様ご招待
締 切 10月29日(金)18:00 到着分まで有効
応募方法 ご応募の方は、メール本文に
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(1)お名前 (2)郵便番号 (3)ご住所 (4)年齢 (5)職業 (6)e-mailアドレス
(7)お電話番号 (8)第5回東京フィルメックスで期待している作品
(10)メールマガジン及び公式サイトのご感想
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をご記入の上、「カナダ試写会応募」というメール件名で応募先メールアドレス:press@filmex.net まで送信ください。
※ご応募はお一人様、1通限りとさせていただきます。
※当選者は、ご招待ハガキの郵送をもって替えさせていただきます。

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