日 時 |
11月 5日(金)18:30開場 / 18:45開演 ※市山 尚三(東京フィルメックス・プログラムディレクター)による解説 |
会 場 |
カナダ大使館 シアター(青山1丁目駅より徒歩3分) |
上映作品 |
2作品(入れ替えなし) * 日本語字幕付き
●「ギムリ・ホスピタル」(1988年、69分) 現代のギムリ病院。危篤の母親を見舞った孫たちに、祖母が昔話を語り出した。19世紀末のカナダの寒村。天然痘を患った漁師のエイナー(カイル・マクローチ)は不潔で不気味なギムリ病院に入院する。彼はかつて死んだばかりの女の墓をあばいて死体を犯したことがあった。エイナーは看護婦たちに人気のある患者グンナー(マイケル・ゴッリ)と親しくなるが、エイナーが犯した死体はグンナーの恋人で、彼女も天然痘にかかっていた…。
孤独な入院患者のグロテスクな夢と現実を、ハリウッド初期を思わせるモノクロ・サイレント風手法で描いた異色作。特異な作風で注目を集めたカナダのインディペンデント作家ガイ・マディンの長編第一作。
監督:ガイ・マディン/脚本:ガイ・マディン/出演:カイル・マクローチ 、マイケル・ゴッリ 、アンジェラ・ヘック 、マーガレット・アン・マクラウド 、ヘザー・ニール
●「アーク・エンジェル」(1990年 / 82分)
第一次大戦下のロシアには革命の嵐が吹き荒れていた。片足のカナダ人中尉ジョン・ボウルズ(カイル・マクローチ)は英米軍合同の革命干渉軍に参加するために北極海に近いアルハンゲリスクにやって来た。彼はレーニンのボルシェビキやカイザー・ウィルヘルムの独軍から白系ロシア人を守るという理想を抱いていた。今は亡き恋人アイリスを忘れることができずにいたボウルズ中尉はアイリスにうり二つのロシア人看護婦ヴェロンカ(キャシー・マリクーカ)に出逢い、恋におちる。ヴェロンカはベルギー人の夫でパイロットのフィルビン(アリ・コーエン)と新婚旅行以来、破綻した結婚生活を送っていた。フィルビンは毒ガスの後遺症で、自分が結婚していることさえ忘れている。やがて、ヴェロンカはボウルズとフィルビンを取り違えて、ボウルズに恋をしてしまうが…。
ロシア革命を舞台にひとりの外国人兵士を中心に展開する愛のアラベスクをモノクロ・サイレントの表現主義的技法と80年代的グロテスクを混交させて描くガイ・マディン第二回作品。彼は監督・脚本・撮影・美術・音楽・編集を兼任している。なお、題名は舞台となるアルハンゲリスクの英語綴りで、「大天使」の意。
監督:ガイ・マディン/脚本:ガイ・マディン、ジョージ・トールズ/音楽:ガイ・マディン/出演:カイル・マクローチ 、キャシー・マリクーカ 、アリ・コーエン 、サラ・ネヴィル 、M・ゴッリ
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ご招待数 |
10組20名様ご招待
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締 切 |
10月29日(金)18:00 到着分まで有効
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応募方法 |
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