世界の映画祭だより

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2006年05月09日


第19回シンガポール映画祭 受賞結果速報

第19回シンガポール国際映画祭で「やわらかい生活」最優秀作品賞受賞
「あひるを背負った少年」NETPAC/FIPRESCI受賞!

第19回シンガポール国際映画祭のシルバー・スクリーン・アワード・コンペティションの結果が4月28日に発表され、廣木隆一監督「やわらかい生活」が最優秀作品賞を受賞した。
また、イン・リャン監督「あひるを背負った少年」もNETPAC/FIPRESCIを受賞した。

その他のコンペティションの対象作品は、「A Short Film About The Indio Nacional」(Raya Martin)、「After the Night … Dawn」(Sandip Ray)、「GIE」(Riri Riza)、「Kiss Me Not On The Eyes」(Jocelyne Saab)、「Love Story」(Kelvin Tong)、「Men At Work」(Mani Haghighi)、「Pepot Superstar」(Clodualdo del Mundo Jr)、「Todo Todo Teros」(John Torres)、の全10作品。

審査員はミシェル・クレイフィ氏(映画監督)、Lee Meily氏(撮影監督、フィリピン)、Goh Meng Hing氏(撮影監督、シンガポール)の3氏が務めた。

廣木隆一監督作品としては、同じく寺島しのぶとのコンビ作「ヴァイブレータ」が2004年に第17回の同映画祭のコンペティションに参加し、主演女優賞、審査員特別賞を受賞したことに続いての快挙となった。

イン・リャン監督「あひるを背負った少年」は、第6回東京フィルメックスでワールド・プレミア上映となり審査員特別賞を受賞をした後、世界各地の映画祭に参加し注目を集めている。受賞としては、第30回香港国際映画祭、サンフランシスコ映画祭(SKYY Prize)の吉報も相次いでいる。

投稿者 FILMeX : 2006年05月09日 12:30



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