2008年05月30日
昨年の第8回東京フィルメックスでクロージング作品として上映され、満員の観客から絶賛の拍手で迎えられた「シークレット・サンシャイン」が、来週末の6月7日(土)よりシネマート六本木、池袋シネマ・ロサほかで公開されます。
イ・チャンドン監督にとって「オアシス」以来5年ぶり、その間に韓国の文化観光部の長官という要職を経て久々に届けられた新作は、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映され、チョン・ドヨンが主演女優賞を獲得するという快挙を成し遂げました。昨年の東京フィルメックスで上映された後も、アジア・フィルム・アワードで3冠を達成するなど、世界中で高い評価を得ています。
昨年は東京フィルメックスコンペティション部門の審査委員長も務めてくださったイ・チャンドン監督。トークショーの中で語ってくださった静かな言葉の奥にある、力強さが映画にもあらわれているように感じます。
ぜひ、この機会にご覧ください。
アスキー・メディアワークスから発売されているITビジネス誌「月刊アスキー」の5月号より、林 加奈子ディレクターによるレビューが連載中です。
“アフター5コンシェルジュ”と題されたこのページは、映画の他にも展覧会、音楽、ヘル スケア、グルメなど、ライフスタイル系の情報を各分野のプロフェッショナルがおすすめするコーナーです。
ここで「東京フィルメックス通信」として、毎月公開される映画の中から1本をご紹介しています。5月号では「ジェリー・フィッシュ」、現在発売中の6月号では「パラノイドパーク」を紹介しました。
最新号7月号は、5月24日発売です。ぜひ、手に取ってご覧ください。
東京フィルメックスにとって初めての試みとなった、子どもたちによる短編映画制作ワークショップ<「映画」の時間>。
4日間という限られた時間の中で、子どもたちが自分たちの手で、映画の原案から脚本作り、撮影、編集、上映まですべてを行いました。
完成した作品は、最終日に会場を埋め尽くしたご家族の前でお披露目され、大好評のうちに上映を終えました。
このワークショップの模様は、こちらのブログでレポートされています。
また、作品は慶應義塾大学DMC機構の動画配信サイトVOLUMEONEでご覧いただけます。
ただいま、ワークショップの様子をまとめたメイキング映像を編集中です。こちらも完成次第、VOLUMEONEで一部公開を予定しています。
第9回東京フィルメックスのオープニング作品「それぞれのシネマ」が、今週末より劇場公開されることになりました!
2007年---、カンヌ映画祭が開催60回を迎えた記念に、世界各国の巨匠に"映画館"をテーマとした3分間の短編を制作依頼。完成したオムニバス作品は、カンヌでワールドプレミア上映され、大きな話題を呼びました。日本では東京フィルメックスのオープニング作品として上映されたのが、唯一の上映機会となっていました。
今回は、ユナイテッドシネマ豊洲にてデジタルプロジェクターによる2週間限定の劇場公開です。本日より開幕するカンヌ国際映画祭にあわせての貴重な上映です。劇場ではDVDも先行発売(一般発売は7/4から)。
ぜひ、この機会にどうぞ。
また、公開に先駆けてシネフィルイマジカでは明日(5/15)より、先行放映があります。