『郊遊 ピクニック』(13)で、劇場公開のための長編映画製作からの突然の引退を宣言したツァイ・ミンリャン監督。その後は美術館で上映される短編作品の製作や、舞台演出に活動の場を移し、旺盛な創作活動を続けています。 世界に衝撃を与えたデビュー作とキャリア初期の傑作に加え、貴重な上映機会となる『ヴィザージュ』、および日本初上映の短編作品を特集します。
「特集上映:ツァイ・ミンリャン」は開催日程、会場、チケット発売方法が他と異なります。
会期:11/28(土)〜12/4(金) 各日2回上映
会期:有楽町スバル座
チケット発売方法:前売券は劇場窓口での取り扱いのみ(有楽町スバル座、有楽町朝日ホール)
※ticket boardでの取り扱いはございません。
『青春神話』 Rebels of the Neon God / 青少年哪吒
監督:ツァイ・ミンリャン (TSAI Ming-liang)
『愛情萬歳』 Vive L'Amour / 愛情萬歳
監督:ツァイ・ミンリャン (TSAI Ming-liang)
『河』 The River / 河流
監督:ツァイ・ミンリャン (TSAI Ming-liang)
『楽日』 Goodbye, Dragon Inn / 不散
監督:ツァイ・ミンリャン (TSAI Ming-liang)
『ふたつの時、ふたりの時間』 What Time Is It There? / 你那邊幾點
監督:ツァイ・ミンリャン (TSAI Ming-liang)
『ヴィザージュ』 Face / Visage / 臉
監督:ツァイ・ミンリャン (TSAI Ming-liang)
『無色』 No Form / 無色
監督:ツァイ・ミンリャン (TSAI Ming-liang)
『行者』 Walker / 行者
監督:ツァイ・ミンリャン (TSAI Ming-liang)
『無無眠』 No No Sleep / 無無眠
監督:ツァイ・ミンリャン (TSAI Ming-liang)
『秋日』(しゅうじつ) Autumn Days / 秋日
監督:ツァイ・ミンリャン (TSAI Ming-liang)
蔡明亮(ツァイ・ミンリャン TSAI Ming-liang) プロフィール
1957年、マレーシア生まれ。77年に台湾に移り、大学在学中からその才能で注目を集める。91年、テレビ映画「小孩」で、後に彼の映画の顔となるリー・カンションを見いだし、92年彼を主役にした『青春神話』で映画デビュー。つづいて発表した『愛情萬歳』、『河』が世界中で絶賛され、世界の巨匠のひとりとなる。2013年ヴェネチア国際映画祭にて、『郊遊〈ピクニック〉』を最後に劇場映画からの引退を表明。現在は、アートフィールドにて、映像作品や舞台演出などを手掛けている。
<ツァイ・ミンリャン特集 特別イベントのご案内>
第16回東京フィルメックスでの新作長編『あの日の午後』の上映と、有楽町スバル座での<特集上映 ツァイ・ミンリャン>(共催:台湾文化部、台北駐日経済文化代表処台湾文化センター)の開幕を翌日に控え、ツァイ・ミンリャン監督、俳優のリー・カンション氏をゲストにイベントを行ないます。
当日は、監督が手掛けた最新作「秋日」(しゅうじつ)を上映します。
皆様のご応募をお待ちしております。
<ツァイ・ミンリャン特集 特別イベントのご案内>概要
日時:11/27(金):19:00〜20:30 *18:45開場
会場:台湾文化センター(ホール)/東京都港区 虎ノ門1-1-12 虎ノ門ビル2F
定員:50名(入場無料、自由席・抽選制)
登壇:蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)、李康生(リー・カンション)
ゲスト:野上照代
特別上映:「秋日」(2015、24分、BDでの上映)
作品解説:1950年に黒澤明監督『羅生門』のスクリプターとして参加したことをきっかけに、『生きる』以降の黒澤明の全作品にスクリプターやプロダクション・マネージャーとして参加した野上照代さん。2014年の東京フィルメックスで来日したツァイ・ミンリャン監督が、野上さんの短編映画を製作しました。本作を世界初上映いたします。
参加をご希望の方は、リンク先のフォームより、名前、人数、メールアドレス、電話番号をご記入の上、お申し込みください。
申し込み方法:
以下のフォームからご応募ください。
https://goo.gl/abAXW6
締切:11/19木曜、正午まで。
応募者多数の場合、抽選とさせていただきます。
当選の発表は、メールにて11/20中にご連絡いたします。
注意:当選者には、下に記したメールアドレスから、メール配信サービスを通じて配信します。
スパムメールと扱われないように、事前にこのアドレスをメーラー、Webメールのアドレス帳にご登録いただきますようお願いします。
tsai@filmex.jp