2006年02月08日
第56回ベルリン映画祭 開催
2月9日から19日にかけて開催される第56回ベルリン国際映画祭の全容が先日発表された。
最も注目を集めるコンペティション部門の長編作品は全部で26本。その内19本が金熊賞を争い、残る7本はコンペ外作品として上映される。開催国ドイツ絡みの作品を始め、欧米諸国の作品がラインアップの大半を占め、またオスカーを狙うアメリカ映画が数本含まれているのはほぼ例年通り。他の地域に目を転じてみると、アジアからは、ペンエーグ・ラッタナルアーン監督(タイ)・浅野忠信主演作品『Invisible Waves』、香港のパン・ホーチョン(彭浩翔)監督(『AV』などがこれまで東京国際映画祭「アジアの風」部門で上映されている)の新作『Isabella』、そしてイランからの2作品、Rafi Pitts監督の『Zemestan(It's Winter)』とジャファール・パナヒ監督の『Offside』、そしてコンペ外作品として、中国のチェン・カイコー(陳凱歌)監督の『PROMISE』がそれぞれ選出されている。
またシャーロット・ランプリングが委員長を務める審査員8人には、アメリカのマシュー・バーニーのほか、アジアからは韓国の女優イ・ヨンエがあたる。
投稿者 FILMeX : 18:00