「マキシモは花ざかり」が上映されます!
昨年の東京フィルメックスのコンペティション部門で上映された「マキシモは花ざかり」が、今週末から下北沢で開催される「アジアン・クイアー・フィルム&ビデオ・フェスティバル」でクロージング上映されることになりました。
来日時のアウレウス・ソリト監督は、とにかく陽気!な方で、会場のロビーにいらっしゃると、一瞬にしてその場が華やぐような印象がありました。映画の中のマキシモに元気をもらう、まさにそんな魅力的な個性の持ち主。観客との質疑応答では、この映画を製作した経緯や、撮影に使用した小型カメラの利点など興味深いお話をしていただきました。特にマキシモとビクトルを演じた役者のオーディションの裏話は、とてもおもしろいエピソードでした。
沖縄にも何度か滞在したことがある監督は、フィリピン島嶼部の先住民族についても興味がある、とおっしゃっていました。「世界の映画祭だより」でも既報の通り、ベルリン映画祭のフォーラム部門でプレミア上映された新作「Tuli」では、その先住民族をモチーフに描き、大変な話題を集めました。
映画祭で見逃した方も、ぜひこの機会にご覧ください!
<「Asian Queer Film & Video Festival in Japan 2007」公式サイト>
4月20日(金)20:50~ シネマアートン下北沢
*クロージング作品
投稿者 FILMeX : 2007年04月11日 18:05