『New Cinema from Japan Screenings / 日本映画新作試写会&DVDライブラリー』
これは東京フィルメックスのために来日する海外の映画関係者(バイヤー、映画祭プログラマーなど)、また外国のプレスのみを対象にした限定プログラムで、カンヌ、ベルリン、プサン、台北、チョンジュ、ヘルシンキ映画祭などの映画祭関係者が集まりました。東京フィルメックスのラインナップとは別に力ある日本映画の最新作を、ユニジャパン(財団法人日本映像国際振興協会)との共催で、英語字幕付きで紹介する試みで今年で5回目を数えます。4日間に亘った会期中、10作品のDVD試写が行われ、DVDブースには51本がストックされ、65回視聴されました。
特に今年は、ヴァラエティ・ジャパンがランチのご提供をしてくださり、上映だけでなく交流の場も作られ、恒例となった企画がより充実しました。活用者も激増し例年を上回る注目を集めて、来年の国際映画祭への足がかりの場としての大役を果たせたかと存じます。既に来年の国際映画祭で上映希望やご招待状が各プロダクションに届いているという朗報を耳にしております。