デイリーニュース

2007年12月13日

第8回東京フィルメックス・デイリーニュース

第8回東京フィルメックスは多くの観客の皆さんのご来場をいただき、盛況のうちに閉幕しました。

「デイリーニュース」では、毎日行なわれたゲストによるQ&A、トークショーなどのイベントをまだまだレポートします!

<12月13日更新> new!
11/23 トークイベント「イスラエル映画最前線」

<12月10日更新>
11/24 トークイベント「中国ドキュメンタリー映画の現在」

<11月28日更新>
11/25 『食べよ、これは我が体なり』Q&A
11/20 トークサロン「それぞれのシネマー音楽編」大友良英×岸野雄一

<11月25日更新>
11/25 クロージングセレモニー&授賞式
11/24 『むすんでひらいて』Q&A
11/24 『むすんでひらいて』舞台挨拶
11/24 『アンジェラ・マオ 女活殺拳』舞台挨拶
11/24 トークイベント「伝説のクンフー・ヒロイン アンジェラ・マオの魅力」(ゲスト:アンジェラ・マオ)
11/24 『最後の木こりたち』Q&A

投稿者 FILMeX : 02:12

2007年11月25日

11/25 クロージングセレモニー&授賞式

IMGP4206s.jpg 11月17日より始まった第8回東京フィルメックスは、11月25日、有楽町朝日ホールにてクロージングセレモニーを迎え、最優秀作品賞・審査員特別賞(コダックVISIONアワード)・アニエスベー・アワード(観客賞)が発表された。

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投稿者 FILMeX : 21:00

11/25 『食べよ、これは我が体なり』Q&A

IMGP3922s.jpg 11月25日、『食べよ、これは我が体なり』の上映後、ミケランジュ・ケイ監督を迎えてQ&Aが行われた。トロント映画祭でも上映されたこの作品は、ハイチを舞台に、白人の老婆とその娘、黒人の子供たちと召使が登場し、幻想的な表現が見る者を圧倒する。観客の質問に熱心に答え、多弁に語るケイ監督の姿が印象的なQ&Aとなった。

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投稿者 FILMeX : 16:00

2007年11月24日

11/24 『アンジェラ・マオ 女活殺拳』舞台挨拶

IMGP3822s.jpg 11月24日夜、有楽町朝日ホールにおいて、特別招待作品の『アンジェラ・マオ 女活殺拳』が上映された。上映前に、主演のアンジェラ・マオさんが舞台挨拶を行った。『燃えよドラゴン』(73)のブルース・リーの妹役でも名高い彼女の代表作がデジタル・リマスター版で甦るということで、ブルース・リーの黄色いコスチュームを着て来場するなど熱烈なファンの姿も見受けられた。

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投稿者 FILMeX : 21:00

11/24 トークイベント「伝説のクンフー・ヒロイン アンジェラ・マオの魅力」(ゲスト:アンジェラ・マオ)

IMGP3699s.jpg 11月24日、有楽町朝日ホール・スクエアでは、映画評論家の宇田川幸洋さんと『アンジェラ・マオ 女活殺拳』のアンジェラ・マオさんを迎え、「伝説のクンフーヒロイン アンジェラ・マオの魅力」と題してトークイベントが行われた。マオさんは88年に映画界を引退してから久しぶりの来日ということで、彼女を一目見ようと会場には多くの熱狂的なファンが集った。

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11/24 『むすんでひらいて』Q&A

IMGP3670s.jpg 11月24日、有楽町朝日ホールでの『むすんでひらいて』上映後、舞台挨拶にも登壇した高橋泉監督が再び登場。この作品は『ある朝スウプは』で鮮烈なデビューを飾り、世界的に高く評価された高橋監督の第2作で、鍵を取り違えたことから登場人物たちの関係に徐々に変化が訪れ…という群像劇。上映後、観客とのQ&Aが行われた。

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投稿者 FILMeX : 17:00

11/24 『むすんでひらいて』舞台挨拶

IMGP3607s.jpg 11月24日、『むすんでひらいて』の上映に先立ち、高橋泉監督とキャストの並木愛枝さん、廣末哲万さん、新恵みどりさん、門林渉さんが登壇して舞台挨拶を行った。キャストですら完成版を見るのはこの日が初めてという高橋監督の新作。「今日はこの作品のワールドプレミア。みなさんが世界で最初の観客になるんですよ」という市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクターの言葉に、客席は期待に満ちた雰囲気に包まれた。

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投稿者 FILMeX : 15:00

11/24 トークイベント「中国ドキュメンタリー映画の現在」

IMGP3586s.jpg 11月24日有楽町朝日ホール11階スクエアにて、中国・黒龍江省の山岳地帯で活動する木こりたちを追ったドキュメンタリー作品『最後の木こりたち』のユー・グァンイー監督を迎え、「中国ドキュメンタリー映画の現在」と題してトークイベントが行われた。進行役には、山形国際ドキュメンタリー映画祭でコーディネーターを務める藤岡朝子さん、そしてユー監督作品のワールドセールスを担当するジュー・リークンさんも同席し、トークは始まった。

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投稿者 FILMeX : 14:00

11/24 『最後の木こりたち』Q&A

IMGP3545s.jpg 11月24日、『最後の木こりたち』の上映後、ユー・グァンイー監督を迎えてQ&Aが行われた。中国・黒龍江省の木こりたちをとらえたドキュメンタリーであるこの作品は、ユー監督初の長編映画で、今年7月に韓国で行われた映画祭「シネマ・デジタル・ソウル」では最優秀作品賞を受賞している。会場からは、映画の中の木こりたちの生活について、さらに詳しく知りたいという質問が相次いだ。

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投稿者 FILMeX : 12:00

2007年11月23日

11/23 『ヘルプ・ミー・エロス』Q&A

IMGP3481s.jpg 11月23日、『ヘルプ・ミー・エロス』上映後、台湾のリー・カンション監督を迎えてQ&Aが行われた。本作はリー監督の第2作だが、実は初めて脚本を書いた作品であり、監督の人生で最も暗かった時期を扱っている。全編に強烈なビジュアル・イメージが展開する刺激的なこの作品は、ヴェネチア映画祭コンペティションで上映された際にも話題となり、今回のQ&Aでも観客からの質問が相次いだ。

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投稿者 FILMeX : 22:00

11/23 トークサロン「それぞれのシネマ」柳美里×イ・チャンドン

IMGP3450s.jpg MARUNOUCHI CAFEにて連日開催されているトークサロンも最終日を迎え、第8回東京フィルメックスの審査委員長でクロージング作品『シークレット・サンシャイン(原題)』の監督であるイ・チャンドンさんと、イ監督の大ファンだという芥川賞作家の柳美里さんが対談した。監督も柳さんの作品が韓国で初めて翻訳されて以来の読者とあって、念願の顔合わせが実現する形となり、今回の上映作品の見どころも含めて創作について語ってくれた。

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投稿者 FILMeX : 21:00

11/23 トークイベント「イスラエル映画最前線」

IMGP3423s.jpg 11月23日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて、「イスラエル映画最前線」と題してトークイベントが行われた。ゲストはコンペティション出品作品のイスラエル映画『テヒリーム』のラファエル・ナジャリ監督と、プロデューサーのフレッド・ベライシュさん。近年躍進の著しいイスラエル映画の歴史と現在について、たっぷり語ってもらう貴重な機会となった。

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投稿者 FILMeX : 20:00

11/23 『ブッダは恥辱のあまり崩れ落ちた』Q&A

IMGP3382s.jpg 11月23日、『ブッダは恥辱のあまり崩れ落ちた』の上映後、ハナ・マフマルバフ監督を迎えてQ&Aが行われた。ハナ監督は客席からの盛大な拍手に手を振り、はにかむような笑顔で登場。子どもたちの姿を通してアフガニスタンの現状を寓話的に描き、弱冠19歳にして映画作家としての力量を見せつけたハナ監督。観客からは、アフガンに暮らす人々が現在の状況をどのように感じているのかについての質問が相次いだ。

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投稿者 FILMeX : 18:00

11/23 トークイベント「キャメラマンの眼」(ゲスト:山崎裕)

IMGP3369s.jpg 11月23日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて、第8回東京フィルメックスコンペティション審査員を務める、撮影監督の山崎裕さんをお迎えしてトークイベントが行われた。TVドキュメンタリーのキャメラマンとしてはすでに長いキャリアを持つ山崎さんだが、劇場映画で活躍するようになったのは1998年の是枝裕和監督作品『ワンダフルライフ』から。「映画の世界ではまだ新人」と照れる山崎さんに、司会の林 加奈子ディレクターがキャリアの変化から映画へのこだわり、監督との仕事術に至るまで幅広いお話をうかがった。

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投稿者 FILMeX : 17:00

11/23 トークイベント「映画の未来へ~子どもと映画~」

IMGP3336s.jpg 11月23日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて、コンペディション作品『ブッダは恥辱のあまり崩れ落ちた』のハナ・マフマルバフ監督、その兄でありプロデューサーのメイサム・マフマルバフさんの2人を迎え、トークイベントが行われた。アフガニスタンの少女の視点から戦争の無慈悲さを描いた『ブッダ…』を19歳で撮ったハナ監督には、第8回東京フィルメックスのキャッチフレーズである「映画の未来へ」にちなんで、「子どもと映画」というテーマから、幼い頃の映画体験や映画への思いを語ってもらった。

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投稿者 FILMeX : 14:00

2007年11月22日

11/22 『接吻』Q&A

IMGP3298s.jpg 11月22日、有楽町朝日ホールでの『接吻』上映後、万田邦敏監督を迎えてQ&Aが行われた。冴えない毎日を送るOLの京子が、テレビのニュースで知った凶悪殺人犯に興味を抱きのめり込んでいくというストーリーで、ラストは想像を超える展開をみせる。観客席からは熱心な質問が相次ぎ、関心の高さをうかがわせた。

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投稿者 FILMeX : 21:00

11/22 トークサロン「それぞれのシネマー音楽篇」安田芙充央×リー・カンション

IMGP3271s.jpg MARUNOUCHI CAFEにおいて連日ゲストをお招きして開催されているトークサロン。22日のゲストは第8回東京フィルメックスコンペティション作品『ヘルプ・ミー・エロス』のリー・カンション監督と、この映画で音楽を担当された安田芙充央さんのお二人。「それぞれのシネマ(音楽編)」と題して、リー監督と安田さんとの出会い、お二方の音楽に対する考え方などを語って頂いた。安田氏は海外、とりわけヨーロッパでの活躍が目覚しく、日本国内での活躍は写真家の荒木経惟氏とのコラボレーション(『アラキネマ』)などで知られる作曲家・ピアニストである。

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投稿者 FILMeX : 21:00

11/22 『接吻』舞台挨拶&ビデオメッセージ

IMGP3241s.jpg 11月22日夜、有楽町朝日ホールにおいて、コンペティション作品の『接吻』が上映された。上映に先立ち、監督の万田邦敏さんによる舞台挨拶が行われ、続いて主演の小池栄子さんから届いたビデオレターが公開された。埋め尽くされた観客席にいた、監督の妻で本作の脚本を手がけた万田珠実さんや、製作に携わった関係者の方も紹介され、華やかな雰囲気に包まれた。

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投稿者 FILMeX : 20:20

11/22 トークイベント「究極の恋愛映画」万田邦敏×蓮實重彦

IMGP3223s.jpg 11月22日、有楽町朝日ホール・スクエアにてトークイベントが行われ、第8回東京フィルメックスコンペティション作品『接吻』の万田邦敏監督と映画評論家の蓮實重彦さんが「究極の恋愛映画」について語った。『接吻』制作エピソードなども飛び出し、会場は大いに盛り上がった。平日にも関らず、開場前から長蛇の列ができるほどの盛況ぶりで、『接吻』への注目度の高さがうかがえた。

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投稿者 FILMeX : 20:00

11/22 『テヒリーム』Q&A

IMGP3202s.jpg 11月22日、『テヒリーム』上映後にラファエル・ナジャリ監督を迎えてQ&Aが行われた。「遠くの国の方々に映画を見ていただけて感激です。今までは映画を通して日本を見てきましたが、こうして長い旅路を経てやって来て、自分の足で歩き回れるのが夢のようです」と初来日の喜びを語ったナジャリ監督。前作『アヴァニム』が第5回東京フィルメックスで上映された際には残念ながら来日が実現しなかっただけに、嬉しさもひとしおだったようだ。客席にはプロデューサーのフレッド・ベライシュさんの姿も見えた。

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投稿者 FILMeX : 19:00



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