上映尺の訂正について

◎上映尺の訂正について

チラシや公式サイトに掲載しておりました上映尺について、下記の通り訂正いたします。
※尺は(誤)→(正)の順です。

『The NET 網に囚われた男』114分→112分
『苦い銭』152分→163分
『タイペイ・ストーリー』110分→120分
『ぼくらの亡命』115分→116分
『よみがえりの樹』80分→85分
以上
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ゲスト・イベント情報を更新しました

映画祭期間中におけるゲスト・イベント情報を更新しました。
上映後に行なわれるQ&Aの他、舞台挨拶の登壇者情報も更新しています。
また、スクエアで開催される無料の関連イベントについても、情報を掲載しました。

◎スクエアでの関連イベント一覧(入場無料)

(1)国際シンポジウム アジアからの「映画の未来へ」
 11/20(日)13:00~15:00 (開場 12:50)

(2)トークイベント「カトリエル・シホリが紐解く イスラエル映画の現在」
 11/23(水・祝)18:00~19:00 (開場 17:50)

(3)タレンツ・トーキョー2016<オープン・キャンパス>「フィルムファンドの役割について」
 11/24(木)13:00~14:00 (開場 12:50)

(4)レクチャー 「デジタル時代の映画を未来に残すためには」
 11/24(木)19:00~20:30 (開場 18:50)

詳細は「ゲスト・イベント」情報ページでご確認ください。
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11/9(水)水曜シネマ・アカデミー<字幕翻訳セミナー>@3rd_PAGE

毎年、大変な好評をいただいている字幕翻訳セミナー。私たちが外国映画を観る時に当たり前のように読んでいる日本語字幕についてその難しさや面白さ、苦労話などを経験豊かなプロフェッショナルを講師にお迎えし、盛りだくさんに語っていただきます。今年は、三越伊勢丹が新たに手掛け、9月にオープンしたばかりの会員制サロン「3rd_PAGE」を会場に実施します。
尚、セミナー終了後には、講師との交流会を開催します。

日時:2016年11月9日(水) 19:00 開始
会場:3rd_PAGE
  (東京都港区南青山2-27-18 PASSAGE AOYAMA 2F)
   Tel; 03-6447-2397

講師:齋藤敦子(映画評論家、字幕翻訳家)
司会:樋口裕子(字幕文化研究会、翻訳家)

セミナー参加費:1,000円+交流会会費3,000円
限定60名(事前申込制)

詳細、申し込みはこちらから
http://www.mistore.jp/group/3rd_page/index.html

11/12(土)『野火』上映会(聴覚障がい者向け日本語字幕付き)開催

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◎日時:2016年11月12日(土)13時15分 開始

◎会場:アテネ・フランセ文化センター(東京都千代田区神田駿河台2-11)
    Tel; 03-3291-4339(13:00-20:00)
 JR御茶ノ水駅、水道橋駅 徒歩7分
 東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅、都営三田線 水道橋駅 徒歩10分

◎作品:『野火』(2014年/87分/塚本晋也監督)
◎料金: 1,000円均一(当日券のみ、先着順、12:45より販売)
◎対象:映画「野火」を字幕付で、ご覧になりたい方はどなたでも。
◎上映後、塚本晋也監督によるトークあり(30分、手話通訳付き)

2015年夏に公開された塚本晋也監督作「野火」は、戦後70年と重なったこともあり、昨年度を代表する一本になり、毎日映画コンクール監督賞、キネマ旬報・ベストテン第2位など、数々の映画賞に輝きました。この11月に第17回目の映画祭を開催する国際映画祭「東京フィルメックス」は、2014年に「野火」を日本で初めて上映を行なった映画祭です。
このたび、耳の不自由な方もご鑑賞いただけるように、日本語字幕版を制作しました。
第17回開催のプレイベントとして、上記のスケジュールで上映会をおこないます。

タレンツ・トーキョー2016 オープン・キャンパスのお知らせ

東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、国際交流基金アジアセンター及びタレンツ・トーキョー実行委員会(特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会)では、ベルリン国際映画祭と提携し、映画分野の人材育成事業「タレンツ・トーキョー2016」を開催いたします。
(*これまでに前身プロジェクトとして「ネクスト・マスターズ・トーキョー」「タレント・キャンパス・トーキョー」として2010 年より5回実施)

「次世代の巨匠」になる可能性を秘めた「才能(=talent)」を育成することを目的に、映画監督やプロデューサーを目指すアジアの選抜された人材を東京に集め、世界の第一線で活躍する講師陣による講義や企画プレゼンを行います。

今回は、メイン講師にモフセン・マフマルバフ氏(映画監督)、イザベル・グラシャン氏(プロデューサー)、アレクサンドラ・アビコバ氏(ワールド・セールス)をお迎えし、第17 回東京フィルメックス期間中の11 月21日(月)から11月26日(土)に実施します。世界で活躍していくためのノウハウや、参加者同士や映画祭ゲストとの交流を通じて国際的なネットワークを構築する機会を提供いたします。

本プロジェクトの魅力を多くの皆様に知っていただきたく、オープン・キャンパスおよび公開プレゼンテーションを企画いたしました。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

         <開催概要>

■ 会期 2016年11 月24 日(木)<入場無料・申込制>

■ 時間 13時00分~14時00分 オープン・キャンパス
     14時30分~17時30分 公開プレゼンテーション
     17時30分~18時30分 ネットワーキング交流会

■ 会場 有楽町朝日ホール・スクエアB(有楽町マリオン11F)
     (ネットワーキング交流会は隣室のスクエアAで開催)

■ 詳細

≪オープン・キャンパス≫
* どなたでもご参加いただけます。
* 英日同時通訳付き。

(開場12時45分~)
13時00分~14時00分 講演「フィルム・ファンドの役割について」(仮)

講師:カトリエル・シホリ(「イスラエル・フィルム・ファンド」ディレクター)
(オスカーにノミネートされた”BEYOND THE WALLS”や、テレビドラマ、ド
キュメンタリー等、150を超える作品をプロデュース)

タレンツ・トーキョーの授業の一端を体験できる貴重な機会です。ご来場をお待ちしております。

* 英日同時通訳付き。
* 許可のない撮影や録音はお控え下さい。

≪公開プレゼンテーション≫
国際共同製作に関心のある映画プロデューサー、配給、映画業界関係者、プレス関係者向け
* 英日同時通訳付き。

15 名の参加者(タレンツ)は、21日(月)よりプレゼンテーション実習、グループ・ディスカッション、各種講義を重ねて参ります。そして24日(木)、トレーニングの一環として、公開型の最終プレゼンテーションに臨みます。

公開プレゼンは各部5名が発表します。各自持ち時間5分+質疑応答5分(予定)

(開場14時15分~)
14時30分-15時00分 プレゼンテーション第1部
15時10分-15時50分 プレゼンテーション第2部
16時00分-16時40分 プレゼンテーション第3部
16時50分-17時30分 プレゼンテーション第4部

〈第一部〉14時30分~15時00分

1. Charena ESCALA
2. MO Jinjin
3. Shalahuddin SIREGAR

〈第二部〉15時10分~15時50分

1. LE Binh Giang
2. Gita Fara PRADITYA
3. Martika ESCOBAR
4. Timothy YEUNG

〈第三部〉16時00分~16時40分

1. KINOSHITA Yusuke
2. DOAN Tuan Duc
3. Tongpong CHANTARANGKUL
4. CAI Jie

〈第四部〉16時50分~17時30分

1. LI Yang
2. Sein Lyan Tun
3. NEANG Kavich
4. NAKAMURA Mayu

* 第1部、第2部、第3部、第4部の内容はすべて異なります。
* 発表順については、変動する場合がございます。(11月1日現在)
* 途中休憩については、時間が前後する可能性がございます。
* ご都合のよろしい時間帯からご参加いただくことも可能です。ただし、プレゼンテーション最中に映写などを行っている場合は、上映環境の都合上、ご入場をお待ちいただく場合がございます。
* 事前に申請を頂いたプレスの方以外、許可のない撮影や録音はお控え下さい。
* 参加者の詳細プロフィールや過去作品については以下サイトからご覧いただけます。
http://talents-tokyo.jp/2016/edition-2016/talents

≪ネットワーキング交流会≫
17時30分-18時30分 有楽町朝日ホール・スクエアA
プレゼンテーション終了後、隣室のスクエアAでタレンツとのネットワーキング交流会を開催します。ぜひご参加ください。

=======ご参加お申し込み=======

■ 各回定員 50 名 *お申込み多数の場合は抽選とさせていただきます。

■ 申込み方法
予約フォーム
https://docs.google.com/forms/d/1zuglguWqFbQeyholfi73PKCkXE9lJoLY_dRXXsfQ87o/edit
* 11月17日(木)までにお申込みください。
* ご取材を希望されるプレスの方は、応募フォームに加えて、talents@talents-tokyo.jpまでご連絡ください。
* また、事情によりご入場いただけない場合のみ、こちらからメールにてご連絡差し上げます。

ご来場を心よりお待ち致しております。
—————————
<お問い合わせ>
タレンツ・トーキョー実行委員会
(東京フィルメックス事務局)
Tel: 03-3560-6393 / Fax: 03-3586-0201
E-mail: talents@talents-tokyo.jp
公式ホームページ:http://talents-tokyo.jp

【サポーター会員様向け事務連絡(10/24)】

チケットの先行発売について、10/14(金)と10/18(火)、10/24(月)にサポーター会員様宛に、先行発売に関する連絡メールをお送りしました。
また先週郵便でもお送りしております。ご確認くださいますよう、お願いいたします。
受信されていない会員様はメールにてお問い合わせください。

東京フィルメックス事務局
npo@filmex.jp

来日ゲスト第1弾発表! キム・ギドク、モフセン・マフマルバフ、アミール・ナデリ、リティ・パン 来場決定!

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 今年のオープニング作品『THE NET 網に囚われた男』のキム・ギドク監督は、『受取人不明』(01)『春夏秋冬そして春』(03)『アリラン』(11)『嘆きのピエタ』(12)『殺されたミンジュ』(14)に続き、6度目となるフィルメックスでの上映です(映画祭来場は2012年を除き、5回目)。『アリラン』と『嘆きのピエタ』では、本映画祭で2年連続となる観客賞を受賞するなど、多くのファンから支持されています。本年9月のヴェネチア映画祭で話題を集めた最新作を携えて、華々しく映画祭の開幕を飾ります。

 西島秀俊主演の『CUT』(11)で幅広い映画ファンから注目を集めた、イラン出身のアミール・ナデリ監督の最新作『山<モンテ>』は、イタリア・ロケを敢行した異形の傑作。ヴェネチア映画祭で「監督・ばんざい賞」を受賞し、本作が特別上映されました。
 カンボジア出身で、ポル・ポト政権時代にフランスへ移住し、ドキュメンタリーを中心に活躍しているリティ・パン監督は『消えた画 クメール・ルージュの真実』(13)に続いて、自身の体験に基づいて母国の歩みを詩的なアプローチで投影した『エグジール』を今年のカンヌ映画祭で発表して、大変な注目を集めました。

 また、イランの巨匠モフセン・マフマルバフ監督が1990年当時に製作した『ザーヤンデルードの夜』は、1978年のイスラム革命の前後から現代までの3つの時代を描き、革命の意味を鋭く問う作品ですが、検閲により国内外を問わずまったく観ることのできなかった幻の作品です。製作当時の100分版から奇跡的に復元された63分版の上映とともに、マフマルバフ監督自身が、本作について語ります。
 この他にも、『迷子の警察音楽隊』(07)で日本の映画ファンにも注目されたエラン・コリリン監督や、ミャンマー出身で台湾で活動するミディ・ジー監督などの世界が注目する映画作家が、見逃せない最新作とともに来日します。

来場したゲストは、作品上映後に観客との質疑応答を予定しております。

第17回東京フィルメックス 来場ゲスト(予定)

キム・ギドク(『THE NET 網に囚われた男』監督)
アミール・ナデリ(『山<モンテ>』監督)
モフセン・マフマルバフ(『ザーヤンデルードの夜』監督)
リティ・パン(『エグジール』監督)
エラン・コリリン(『山のかなたに』監督)
ミディ・ジー(『マンダレーへの道』監督)  ほか
※10月20日現在
※11月上旬にこの他のゲストも発表予定

10/6 ラインナップ発表記者会見

 

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10月6日、第17回東京フィルメックスのラインアップが発表され、林 加奈子ディレクターと市山尚三プログラム・ディレクターが東銀座・松竹本社にて会見を行った。林ディレクターは「今年は特に、劇場公開が決定していない作品が多い。貴重な上映のチャンスを、どうぞお見逃しのなきようお願いいたします」と挨拶した。 続きを読む

第17回東京フィルメックスのラインナップを発表しました。

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オープニング作品はキム・ギドク監督の『THE NET 網に囚われた男』、クロージング作品はジョニー・トーのプロデュースによる『大樹は風を招く』。アミール・ナデリ、リティ・パン、ワン・ビンといったゆかりの深い巨匠たちの最新作に加え、「フィルメックス・クラシック」では、映画史に燦然と輝く名作や、幻の作品のデジタルリマスター上映もあります。映画祭の核となるコンペティション部門では、全10作品のうち6作品が長編監督デビュー作という、フレッシュな顔ぶれ。特集上映では、それぞれカンヌとヴェネチアで話題を集めたイスラエル映画の新作2本をご紹介します。
今年は、チケットの販売方法が大きく変わりましたので、ご注意ください。
その他、Filmarks賞やU-25割(アンダー25割)など、新しい取り組みもありますので、今後ご紹介していきます。

映画祭は11/19(土)〜11/27(日)、有楽町朝日ホールとTOHOシネマズ 日劇にて開催。

《監督:エドワード・ヤン、主演:ホウ・シャオシェン》『タイペイ・ストーリー』デジタルリマスター版 特別招待作品として日本初上映が決定!

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第17回東京フィルメックスにて、エドワード・ヤン監督の『タイペイ・ストーリー(デジタルリマスター版)』を特別招待作品として上映いたします。
今回の上映は、ボローニャ市立シネマテークによるデジタルリマスター版DCPでの上映となり、これが日本初上映となります。

『タイペイ・ストーリー(デジタルリマスター版)』
原題「青梅竹馬」
1985年/台湾/110分/カラー/中国語/DCP 
監督: エドワード・ヤン
脚本:エドワード・ヤン、チュウ・ティエンウェン、ホウ・シャオシェン 
撮影:ヤン・ウェイハン
出演:ホウ・シャオシェン、ツァイ・チン

 台湾を代表する映画監督エドワード・ヤンの長編第2作。元野球選手で、親の家業の紡績業を継いだロン(ホウ・シャオシェン)。その幼馴染の恋人で、アメリカに移住することを考えているチン(ツァイ・チン)。過去にとらわれる男と過去から逃れようとする女の関係が、経済成長の中で変貌する台北を舞台に描かれた傑作。
 ヤンの盟友ホウ・シャオシェンが製作、脚本と主演を兼ね、当時のヤンの妻であった人気歌手ツァイ・チンがヒロインを演じる。更にウー・ニェンチェン、クー・イーチェンら台湾ニューシネマを支えた映画作家たちが俳優として出演し、ホウ作品の脚本家チュウ・ティエンウェンが共同脚本を担当するなど、台湾ニューシネマの記念碑的な作品の一つと言える。
 

【エドワード・ヤン監督プロフィール】
1947年上海生まれ。2歳のときに台北に移住。フロリダ大学や南カリフォルニア大学で学んだ後、1981年に台湾に帰国後、映画界入り。1983年、初長編映画『海辺の一日』でヒューストン映画祭グランプリを受賞、2000年の『ヤンヤン 夏の想い出』ではカンヌ国際映画祭監督賞を受賞した。ホウ・シャオシェン監督と並ぶ「‘80年代台湾ニューシネマ」の代表的な監督のひとり。2007年6月29日、死去。

【フィルモグラフィ】
光陰的故事 (1982) ※オムニバスのうちの1本
海辺の一日 (1983) ※初長編作品
タイペイ・ストーリー(1985) 
恐怖分子 (1986)
牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 (1991) 
エドワード・ヤンの恋愛時代 (1994)  
カップルズ (1996)
ヤンヤン 夏の想い出 (2000)