釜山国際映画祭が選定する「コリアン・シネマ・アワード」(韓国映画功労賞)の受賞者として、東京フィルメックスディレクターの林 加奈子が選ばれましたことをご報告いたします。
「コリアン・シネマ・アワード」は、韓国映画を国際的な映画業界の場に紹介することに貢献した映画人に対して毎年授賞されるもので、今年の10月4日~13日に開催される第17回釜山国際映画祭の期間中に授賞式が行われます。
今月22日に釜山映画祭が発表した授賞理由は以下の通りです。
「林 加奈子は日本の映画界に韓国映画を紹介する重要な役割を果たしてきました。東京フィルメックスは、日本の映画マーケットにおいて、様々な韓国映画の紹介を通じて韓国映画を支援してきました。
釜山国際映画祭は、国際的な映画産業の中での韓国映画の発展に対する彼女の貢献を評価し、「コリアン・シネマ・アワード」の授与に値すると認めました」
過去の東京フィルメックスでは、
「フラワー・アイランド」(2001)、「懺悔~スパイダー・フォレスト」(2004)ソン・イルゴン監督
「息もできない」(2009)ヤン・イクチュン監督
「ムサン日記~白い犬」(2011)パク・ジョンボム監督
「春夏秋冬 そして春」(2003)、「アリラン」(2011)キム・ギドク監督
「オアシス」(2002)、「シークレット・サンシャイン」(2007)イ・チャンドン監督
「アバンチュールはパリで」(2007)ホン・サンス監督
などを始めとする、多くの韓国映画を紹介してきました。
また、韓国映画界に対して深く敬意を示すとともに、
キム・ドンホ氏(釜山映画祭名誉ディレクター)
キム・ジソク氏(釜山映画祭プログラマー)
イ・チャンドン監督
キム・ギドク監督
アン・ソンギ氏(俳優)
ムン・ソリ氏(俳優)らを始めとする、韓国を代表する映画人を審査委員長あるいは審査員として招聘することで、活発なアジア映画のネットワークを創出することに努めてまいりました。
以上、受賞のご報告を申し上げますとともに、これまでの皆様のご支援に深く感謝いたします。
また、今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、お願いを申し上げます。
東京フィルメックス事務局
<釜山国際映画祭 公式サイト 英語>
<釜山国際映画祭 公式サイト 韓国語>
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