台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター、東京国際映画祭との共催で今年監督デビュー30周年を迎えるツァイ・ミンリャン監督の作品を特集上映。
『ヴィザージュ』Face
フランス、台湾 / 2008 / 141分
監督:ツァイ・ミンリャン( TSAI Ming Liang )
フランスで「サロメ」をモチーフに映画を撮ろうとする監督をめぐる夢幻的な世界。ルーブル美術館を舞台にして、ジャン=ピエール・レオ、ファニー・アルダン、ジャンヌ・モローも出演。第10回東京フィルメックスのオープニングで上映された。日本での劇場未公開作品。
10月31日(月)18:00- Q&A有 →チケット購入はこちら
『ふたつの時、ふたりの時間』What Time is it There?
台湾、フランス / 2001 / 116分
監督:ツァイ・ミンリャン( TSAI Ming Liang )
時計を扱う露天商の男が、パリに旅立つ直前の女と出会う。彼女とのささやかな思い出にとらわれた男は、台北中の時計をパリ時刻に合わせていく。一方,女は異郷で孤独な生活を送る。女がパリの公園のベンチで出会う男として、ジャン・ピエール・レオーが出演している。
10月30日(日)14:40- Q&A有 →チケット購入はこちら
『西瓜』The Wayward Cloud
台湾 / 2005 / 114分
監督:ツァイ・ミンリャン( TSAI Ming Liang )
形式的には『ふたつの時、ふたりの時間』の続編的な内容の作品で、記録的な暑さで水不足になった街を舞台に、西瓜の水分やトイレの水で何とか凌ぐ登場人物たちの姿が、時折ミュージカルシーンを挟みながら描かれる。2005年のベルリン映画祭で銀熊賞(芸術貢献賞)を受賞。
10月30日(日)18:20- Q&A有 →チケット購入はこちら