11月26日(日)、東京国立近代美術館フィルムセンター小ホールにて,「映画の時間プラス 親子で映画&聴覚障がい者向け日本語字幕つき鑑賞会」と題して、『天然コケッコー』(’07)が日本語字幕付きで上映された。本作は,くらもちふさこさんの人気漫画を原作とした青春ドラマ。上映後には山下敦弘監督が登壇し,手話通訳付きのトークイベントが行われた。 続きを読む
ニュース/デイリーニュース
映画の時間プラス『父を探して』シモネさんトークショー
第18回東京フィルメックスの開催に合わせ、多様な観客に開かれた上映会として実施された「映画の時間プラス」。11月26日(日)、ブラジルのアレ・アヴレウ監督によるアニメ―ション映画『父を探して』(2013)が上映され、たくさんの親子連れが東京国立近代美術館フィルムセンターを訪れた。上映後のトークショーにはブラジル人タレントとして活躍するシモネさんが登壇。この映画が作られたブラジルについて、子どもたちに楽しく紹介してくれた。 続きを読む
『暗きは夜』アドルフォ・アリックスJr.監督Q&A
11月26日(日)、有楽町朝日ホールにてコンペティション作品『暗きは夜』が上映された。Q&Aに登壇したアドルフォ・アリックスJr.監督は、「今、フィリピンで起こっている麻薬撲滅戦争を扱った数少ない作品の一つだと思います」と本作を紹介。麻薬取引に関わっていた家族の視点で描いた、社会派の映画だ。 続きを読む
国際批評フォーラム・フィードバック(合評会と振り返り)
11月26日(日)、有楽町朝日スクエアBで国際批評フォーラム・フィードバックが行なわれた。これは、11月19日(日)に行われた国際批評フォーラムを受けて、今回のフィルメックス上映作品に関する批評を一般から公募。映画祭事務局が選んだ批評に対して講師2名が講評するというもの。映画批評に関心を寄せる観客を前に、経験豊富なプロの視点から、様々な意見が寄せられた。
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『見えるもの、見えざるもの』カミラ・アンディニ監督Q&A
11月25日(日)、TOHOシネマズ日劇3でコンペティション作品の『見えるもの、見えざるもの』がレイトショー上映された。本作は、バリ島を舞台に、生と死に向き合う双子の姉と弟の結びつきを描いた幻想的な物語。上映後にはカミラ・アンディニ監督が登場し、質疑応答が行われた。質疑応答を前に、司会の市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクターから、直前に行われた授賞式で本作が『殺人者マルリナ』(モーリー・スリヤ監督)と共に最優秀作品賞を受賞したことが報告され、会場から大きな拍手が寄せられた。 続きを読む
タレンツ・トーキョー授賞式
11月25日、有楽町朝日ホールスクエアにて、審査員会見に引き続きタレンツ・トーキョー2017(以下、TT)の授賞式が行われた。TTは、「次世代の巨匠」になる可能性を秘めた「才能(=talent)」を育成することを目的に、映画監督やプロデューサーを目指すアジアの選抜された人材を東京に招いて実施する、東京都などが主催する映画分野の人材育成プロジェクト。今年も事前審査で選ばれた15名の若手監督・プロデューサーたちが6日間のワークショップに参加した。 続きを読む
『ニッポン国VS泉南石綿村』舞台挨拶、Q&A
11月25日(土)、有楽町朝日ホールにて特別招待作品『ニッポン国VS泉南石綿村』が上映された。8年にわたる大阪・泉南アスベスト訴訟を記録したドキュメンタリー。舞台挨拶には原告団の柚岡一禎さん、佐藤美代子さん、志野善紹さん、石川ちう子さんと、原一男監督が登場した。 続きを読む
『殺人者マルリナ』モーリー・スルヤ監督Q&A
11月24日(金)、TOHOシネマズ日劇にて、『殺人者マルリナ』が上映された。西部劇の舞台を彷彿とさせるスンバ島の風景の中、驚きに満ちた物語が展開する。カンヌ映画祭監督週間でワールド・プレミアを飾った。上映後のQ&Aにはモーリー・スルヤ監督が登壇した。 続きを読む