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特集上映(2) 1960 -破壊と創造のとき-






『青春残酷物語』 Cruel Story of Youth
1960年 / 97分
監督:大島渚
出演:桑野みゆき、川津祐介、久我美子、渡辺文雄、田中晋二
(C) 1960/2014松竹
※日本語字幕付きでの上映です。

【作品解説】
中年男にホテルに連れ込まれそうになった真琴を救った清。惹かれあう二人は、生きるために中年男から金をまきあげる危ない遊びを繰り返していく。"松竹ヌーヴェルヴァーグ"の言葉を生んだ伝説的作品。デジタル4K修復版が今年のカンヌ映画祭でワールドプレミア上映。




大島渚



1932年3月31日京都生まれ。1954年京都大学法学部卒業。松竹大船撮影所入社。1959年第一回監督作品「愛と希望の街」発表。翌年「青春残酷物語」で第1回日本映画監督協会新人賞を受賞、日本ヌーベルバーグの旗手とうたわれるが、「日本の夜と霧」の上映中止をめぐって松竹を退社。以後独立プロ創造社を主宰、「白昼の通り魔」「日本春歌考」「絞死刑」「儀式」などを発表。1968年以降全作品が海外で公開される。1975年大島渚プロダクションを創立、日仏合作映画「愛のコリーダ」を製作、翌年のカンヌ映画祭で絶賛をあび、シカゴ映画祭特別賞、英国映画協会賞を受賞。1978年「愛の亡霊」でカンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞。その後、日英ニュージーランド合作「戦場のメリークリスマス」、フランス映画 「マックス、モン・アムール」と国際的映画製作を展開。1996年2月脳出血のため倒れるも、その後1999年「御法度」を完成させた。2000年文部 大臣芸術選奨、紫綬褒章を受章。2001年毎日芸術賞、芸術文化勲章コマンドゥール(フランス)を受賞。妻は女優の小山明子。2013年1月15日肺炎 のため死去。
プロフィール:大島プロダクションWebサイトより





11/28 『青春残酷物語』 舞台挨拶
from ブロードキャスト 2014/11/29


 
11/28 『青春残酷物語』 舞台挨拶
有楽町朝日ホール
 
ジャ・ジャンクー(映画監督)
 
市山 尚三(東京フィルメックス プログラム・ディレクター)
樋口 裕子(通訳)
ショーレ・ゴルパリアン
前田 愛(手話通訳)
 
 
1960年 / 97分
監督:大島 渚
 
Cruel Story of Youth / 青春残酷物語(Seishun Zankoku Monogatari)
1960 / 97 min.
Director: OSHIMA Nagisa





新情報は順次、追加されます。


『青春残酷物語』(大島渚監督)ジャ・ジャンクー監督舞台挨拶
from デイリーニュース2014 2014/11/28

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11月28日、有楽町朝日ホールで特集上映(2)"1960 -破壊と創造のとき-"『青春残酷物語』が上映された。本作は、1960年に制作され"松竹ヌーヴェル・ヴァーグ"の言葉を生んだ大島渚監督作品の4Kデジタル修復版。今年のカンヌ国際映画祭でワールドプレミア上映され、今回が日本初上映となる。上映に先立ち、ジャ・ジャンクー監督による舞台挨拶が行なわれ、本作への想いや見どころを語ってくれた。


大きな拍手に迎えられて登壇したジャ・ジャンクー監督。「大島渚監督の傑作『青春残酷物語』の上映前にこのように紹介させていただくことになり、大変光栄です」と前置きしてから、ゆっくりと大島渚監督と『青春残酷物語』に対する想いを語り始めた。
大島監督の作品を初めて見たのは、北京電影学院で映画を学んでいた頃だったという。「それは、社会に対する反逆の精神と批評に満ちていました。そのような反逆の精神は、大島監督の最も突出した思想であると考えました。そういう大島監督の作品を見て、私が強く感じたのは、普通の道徳で判断するのではなく、人間性をいかに洞察してゆくかという点です。単なる道徳観を越えるものを私は大島監督の作品に見ました」


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そして、話は『青春残酷物語』に及ぶ。
「この作品の特徴は、青春のただ中にいる若者たちの個人的な事を扱いながら、非常に社会性があるという事です。大島監督はこの作品の中で、個人と社会を断ち切ることなく、個人が属する社会の問題をしっかり見据えていたわけです。この観点は、現在の映画の中で、啓発を受けるべき非常に重要な姿勢だと思いました」
さらに、現在の映画制作に見られがちな傾向を「個人的な題材を扱いながら、社会との関係を断ち切ったような姿勢」と指摘した上で、大島作品の優れた点について言及。
「しかし、我々個人はあくまでも社会に属しているわけで、決して関係を断ち切ることはできません。『青春残酷物語』の中には、様々な問題が盛り込まれています。青春という意識の問題、命の問題、社会、経済、学生運動といったものです。さらに、大島監督の凄いところは、社会をしっかり見つめながら、ただ社会の方向にだけ映画を持っていくのではなく、そこに人間性に対する洞察力をしっかり込めているということ。社会を題材に、社会的な見方でしか映画を撮らないとしたら、それは芸術ではなくなってしまいます。この点が社会学者とは違い、芸術にまで高めているところだと思います」


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続いて、"忘れられない場面"として、序盤、街で出会った主人公の真琴(桑野みゆき)と清(川津祐介)が材木の浮かぶ川で遊ぶ場面を挙げた。「男が女の子にキスしようとすると、彼女が嫌がります。すると、男は彼女を水の中に突き落とし、彼女は溺れそうになりながら必死にあえぐわけです。その時の会話がまさに人生に関わることでした。セリフのやり取りを通じて、2人が傷つけ合いながら互いの存在感を確かめ合っているようで、大きな孤独感を感じました。そのような表現が、この場面に盛り込まれていたわけです」


この作品が「自分が映画を撮り始めた1990年代の中国を思わせ、不思議な感じがする」と語ったジャ・ジャンクー監督。最後に"とても好きな大島渚監督の言葉"を紹介して挨拶を締めくくった。「"深海に生きる魚族のように、自ら燃えなければ何処にも光はない"。どのような苦難に見舞われても、この言葉は絶えず我々のような映画制作を続けている者を励まし続けてくれると思います。」


『青春残酷物語』4Kデジタル修復版は、"1960 -破壊と創造のとき-"として、ヒューマントラストシネマ有楽町にて11/29(土)、12/9(火)にレイトショー上映。製作から半世紀を経て色彩鮮やかに蘇った日本映画史上の名作を是非、1人でも多くの人が味わってくれることを願ってやまない。


(取材・文:井上健一、撮影:白畑留美)

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