第18回東京フィルメックス実施報告

2017年11月18日(土)から11月26日(日)の会期で「第18回東京フィルメックス」を開催いたしました。
開催にあたりまして、大変多くの方々からご支援、ご協力を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。また、多くの方にご来場いただきましたこと、重ねて御礼を申し上げます。詳細につきましては、以下のご報告をご覧ください。来年は11月17日(土)から25日(日)の会期で「第19回東京フィルメックス」の開催を予定しています。
今後とも変わらずのご支援、ご来場をいただきますこと、心よりお願い申し上げます。

東京フィルメックス事務局


第18回東京フィルメックス 実施報告

詳細は以下からPDFをダウンロードしてご覧ください。

第18回東京フィルメックス実施報告

◎総合入場者数 12,113人
(前年=13,163人)

…日劇3でのレイトショーへの平均入場者数は22%増、昨年から導入したU-25割は13.6%増を記録し、観客層の入れ替わりが感じられた。ただし、メイン会場の朝日ホールは平均入場者数が3.3%減となり、総合入場者数は約1,000人減(8%減)となった。

◎劇場観客動員数(実数)    10,861人 (前年=11,977人)
 上映作品本数=25本       (前年上映作品本数=22本)

◎サイド・イベント       1,192人 (前年=1,186人)
(タレンツ・トーキョー、スクエア・イベント、フォーラムなど)

◎上映作品本数         (全25作品)

 コンペティション      9作品
 特別招待作品        8作品
 特別招待作品 フィルメックス・クラシック 2作品
 特集上映 ジャック・ターナー 2作品

 映画の時間プラス      4作品

◎登壇ゲスト数(のべ)     計63名

 コンペティション   10名
 特別招待作品     12名
 特集上映         2名
 タレンツ・トーキョー 23名
 審査員          5名

 フォーラム、トークショー 11名

◎受賞結果

・最優秀作品賞(2作同時受賞)

『殺人者マルリナ』(2017年/インドネシア、フランス、マレーシア、タイ)
監督:モーリー・スリヤ『見えるもの、見えざるもの』(2017年/インドネシア、オランダ、オーストラリア、カタール)
監督:カミラ・アンディニ※本年度の審査員特別賞は対象なし

・観客賞
『ニッポン国VS泉南石綿村』(2017年/日本)
監督:原一男

・学生審査員賞
『泳ぎすぎた夜』 (2017年/日本、フランス)
監督:ダミアン・マニヴェル、五十嵐耕平

・Filmarks賞
『泳ぎすぎた夜』 (2017年/日本、フランス)
監督:ダミアン・マニヴェル、五十嵐耕平

・タレンツ・トーキョー・アワード2017
「I wish I could HIBERNATE」(モンゴル)
ピュレヴダッシュ・ゾルジャーガル
・スペシャル・メンション
「Doi Boy」(タイ)
スパッチャ・ティプセナ

※授賞理由などの詳細は、「賞・審査員」ページをご覧ください。
「賞・審査員」

※タレンツ・トーキョー・アワード2017については、TT公式サイトをご覧ください。

字幕翻訳セミナー 今年も開催!

毎年、大変な好評をいただいている字幕翻訳セミナー。私たちが外国映画を観る時に当たり前のように読んでいる日本語字幕についてその難しさや面白さを踏まえ、経験豊かなプロフェッショナルを講師に実際に字幕翻訳を体験していただきます。
今年は特別招待作品として上映される『サムイの歌』を題材に、実際の映像や字幕テキストを使用して、参加者にも発表していただく機会を設けます。

日時:11/19(日)18:05から19:05 (開場 17:55)
会場:有楽町朝日スクエア(有楽町マリオン11F)
※入場無料、当日先着順

講師:齋藤敦子(映画評論家、字幕翻訳家)
司会:樋口裕子(字幕文化研究会、翻訳家)

国際批評フォーラム「映画批評の現在、そして未来へ」開催

参加者&投稿者、募集中!

国際批評フォーラム「映画批評の現在、そして未来へ」

昨年の国際シンポジウム<アジアからの「映画の未来へ」>では、トニー・レインズ氏が「現代における映画批評の危機」について問題提起されました。
今年は内外の優れた批評家を招き、現在のアジアにおける批評を検証し、2020年以降の映画批評の新たな形を探ります。

日時:11月19日(日)12時~14時(開場11時45分)
会場:有楽町朝日スクエアB(有楽町マリオン11F)
一般対象、入場無料、当日先着順、日本語同時通訳つき

基調講演:
 ジャン=ミッシェル・フロドン(仏/映画評論家)

ラウンドテーブル登壇者:
 ジャン=ミッシェル・フロドン(仏/映画評論家)
 クラレンス・ツイ(香港/映画評論家)
 クリス・フジワラ(アメリカ/映画評論家)
 齋藤敦子(日本/映画評論家)

司会:
市山尚三(東京フィルメックス プログラム・ディレクター)

———————
この国際フォーラムの一環として、第18回東京フィルメックスの上映作品を鑑賞して書かれた批評を一般から公募します。映画祭の最終日にフィードバックを実施し、講師からの講評を受けられる機会を設けます。
優れた批評は、映画祭期間終了後に公式サイトで公表し、この国際批評フォーラムのレポート掲載と合わせて、広く批評について考える機会を広げることも目的とします。

◎批評投稿規定

対象作品:第18回東京フィルメックス上映作品(部門は不問)

内容:日本語であれば批評の形式は自由です(複数の上映作品や、映画祭上映作品以外と関連させて批評してもかまいません)。

文字数:2,000字以内

以下の必要事項を記入した上で、Word形式の原稿ファイルをEメールに添付し、メール本文にも同じ原稿を貼付して送信ください。
————————
・必要記入事項
1、氏名:
2、ペンネーム(希望する場合):
3、メールアドレス:
4、26日(日)12時40分から開催されるフィードバックに参加可能か:出席/欠席/未定
5、映画祭の公式サイトへの掲載になった場合:同意する/同意しない

送信先:review@filmex.jp

投稿締切:2017年11月23日(木・祝)23:59

 



国際批評フォーラム・フィードバック
(批評合評会と振り返り)

11月19日(日)に開催された国際批評フォーラムを受けて、フィードバックを実施します。一般から応募のあった批評の中から数本を映画祭事務局が選び、講師2名に講評を述べていただきます。また、フォーラムで語られた内容を受けて、今年のフィルメックスで上映された作品について参加者と語ります。

講師:齋藤敦子(映画評論家・字幕翻訳家)
   古賀重樹(日本経済新聞社 文化部 編集委員)

司会:市山尚三(東京フィルメックス プログラム・ディレクター)

日時:11月26日(日)12時40分〜13時40分(開場12時25分)
会場:有楽町朝日スクエアB(有楽町マリオン11F)
定員50名
当日先着順、日本語のみ、入場無料(どなたでも参加できます)

 


国際批評フォーラム登壇者プロフィール

ジャン=ミシェル・フロドン
(Jean-Michel FRODON/フランス/映画批評家、映画史家)
1953年、パリに生まれる。大学卒業後、10年間の教員生活を経て、81年から85年にかけて写真家として活動。83年からジャーナリスト/映画批評家として、週刊誌『ル・ポワン』に執筆を開始する。90年にフランスを代表する日刊紙『ル・モンド』に移籍、94年から映画欄のシニア・エディターを務める。
98年から2001年には、高等師範学校(Ulm)にて、『スクリーン上の身体』の講義を担当。その一方で、2000年や2002年のカンヌ国際映画祭のオープニング・シンポジウムや、パリのラ・ヴィエットでの<Open Air Summer Film Festival>のプログラミング、映画とデジタル技術に向けた業界関係者の会議など、数々の催しを手掛ける。
2001年12月には、ル・モンドとパリ政策科学研究所の支援の下、インディペンデント映画に関するシンクタンク “L’Exception, groupe de reflexion sur le cinema”を設立。芸術家、哲学者、教育者、文化人といった人々が、映画の現状や映画と社会運動とのあり得るべき関わり方を語る、積極的な意見交換の場となっている。その後、2003年から2009年まで『カイエ・デュ・シネマ』誌の編集長も務める。『映画と国民国家』(野崎歓訳/岩波書店)など、映画批評の著書多数。

クリス・フジワラ
(Chris Fujiwara/アメリカ/映画評論家)
ボストン・フェニックス、Film Comment、Cineaste、季刊インターコミュニケーション、Osian’s Cinemaya、Film Internationalなどで批評を発表。また、2003年に日本で行われた「国際シンポジウム 小津安二郎 生誕100年」ではパネラーを務めた。アメリカのイェール大学などにて映画研究や映画史について教鞭を執った。国際映画批評家連盟、全米映画批評家協会、ボストン映画批評家協会の会員であり、国際映画批評家連盟より刊行された『Undercurrent』の編集長を務めた。著書に「ジャック・ターナー The Cinema of Nightfall」。2011年にはエジンバラ国際映画祭の芸術監督を務めた。現在は日本在住、アテネ・フランセ文化センターで自身の選定による作品の上映と講義による連続シリーズ「現代映画とは何か」や、山形国際ドキュメンタリー映画祭で「ヤマガタ映画批評ワークショップ」の講師を務め、「映画批評コレクティブ」を主宰するなど、精力的に活動を続けている。

クラレンス・ツィ
(Clarence TSUI/ 香港 /映画評論家)
アメリカの「ハリウッド・レポーター」誌に映画評を寄せると共に香港の日刊英字新聞「サウスチャイナ・モーニング・ポスト(南華早報)」で中国映画に関するコラムを連載している。また、香港中文大学にてジャーナリズムおよび映画学のコースの教鞭をとっている。2016年3月にはパリ、ポンピドゥセンターにてシネマ・ドゥ・リール映画祭での共産主義時代アルバニアに関するドキュメンタリー・プログラムのキュレーションを行った。カンヌ、ベルリン、ロカルノ、ロッテルダム、ナントなどの国際映画祭で審査員も務めている。

齋藤敦子
(SAITO Atsuko/日本/映画評論家、字幕翻訳家)
静岡県生まれ。奈良女子大学文学部社会学科哲学専攻を卒業後、パリのConservatoire Libre du Cinéma Français, Paris の編集科を修了する。帰国後、フランス映画社宣伝部を経て、フリーの映画評論家、字幕翻訳家として活動している。キネマ旬報や山形新聞などにベルリン、カンヌなどの国際映画祭のレポートを執筆するほか、河北新報ウェブサイトの映画祭レポート「シネマに包まれて」を担当。主な翻訳書にピエール・ブロンベルジェ「シネマメモワール」(白水社)、メアリー・パット・ケリー「スコセッシはこうして映画をつくってきた」(文藝春秋)、トニー・リーヴス「世界の映画ロケ地大事典」(晶文社)、ジョン・バクスター「パリ 快楽都市の誘惑」(清流出版)など。また字幕翻訳ではジャン=ピエール・アメリス『奇跡のひと マリーとマルグリット』、グザヴィエ・ボーヴォワ『チャップリンからの贈りもの』、ミア・ハンセン=ラブ『EDEN/エデン』、アニエス・トゥルブレ『わたしの名前は…』など数多く担当している。

 

国際批評フォーラムフィードバック(批評合評会と振り返り)講師プロフィール

齋藤敦子
(SAITO Atsuko/日本/映画評論家、字幕翻訳家)
上記参照。

古賀重樹
(KOGA Shigeki/日本/日本経済新聞社 文化部編集委員)
1961年、福岡市生まれ。1985年、日本経済新聞社入社。文化部、流通経済部、大津支局長、文化部次長、京都支局長などを経て、2010年から文化部編集委員。著書に「1秒24コマの美」(日本経済新聞出版社)。

 

Filmarks賞を今年も実施。あなたの★評価で賞が決まる!

今年も昨年に引き続き、国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」とコラボし、Filmarks賞を実施します。
Filmarksはアプリをダウンロードし、簡単に会員登録するだけで様々な映画に対し★評価とコメントを投稿できます。
映画祭で上映される全作品を対象に、映画祭終了翌日の11月27日(月)の時点で最も★評価が高かった作品にFilmarks賞が与えられます。

東京フィルメックスの公式サイト、各作品の詳細ページにも、Filmarksへのリンクが貼ってありますので、そこから各作品のページにジャンプしてClip!できます。
また、Filmarksでフィルメックスの上映作品情報もご覧いただけます。「Trend」の欄にはフィルメックス専用のページも開設し、気になる映画をClip!することもできるようになりました。

ぜひ東京フィルメックスの上映作品をたくさんClip!して、映画を観たあとには感想をコメントして★評価を投稿してください。

 

Filmarks賞の記事はこちら

 

チケット発売中

第18回東京フィルメックスのチケットを発売中です。
有楽町朝日ホールの上映回はセブンチケットで、TOHOシネマズ 日劇の上映回はvit®で販売しています。

11/9(木)までの購入で前売券が1,000円になる限定早割を実施中です(朝日ホールで平日の17時までに開映する上映回が対象)。 また昨年に引き続き、前売券が1,000円に、会期中券が1,300円に割引されるU-25割も実施しています(平成4年1月1日以降生まれの方が対象)

前売券は11/17(金)までの販売ですので、ぜひお早目にお買い求めください。 詳細はチケットページをご確認ください。

ゲスト・イベント情報を更新しました。

映画祭期間中に行われるゲスト・イベントの一覧情報を更新しました。

開会式や授賞式などのセレモニーを始めとして、上映後には監督などのゲストをお迎えしてQ&Aを実施するほか、『私はゾンビと歩いた!』の上映後には、黒沢清監督と篠崎誠監督をお迎えしてジャック・ターナー作品の魅力を語るトークイベントも実施します。

また有楽町朝日スクエア(11F)では今年の特別企画として、国内外の批評家が登壇する国際批評フォーラム「映画批評の現在、そして未来へ」を19日(日)に、そのフィードバック(批評合評会と振り返り)を26日(日)に開催いたします。また、字幕翻訳セミナーや、タレンツ・トーキョーのオープンキャンパスなど、毎年好評を集める恒例の企画も引き続き開催。スクエアイベントはいずれも無料です。

東京国立近代美術館フィルムセンターで実施される「映画の時間プラス」では、『父を探して』上映後にタレントのシモネさんをお迎えして、ブラジルの国と文化について親子を対象にお話していただきます。また『天然コケッコー』(聴覚障がい者向け日本語字幕付き)の上映後には、山下敦弘監督をお迎えしてQ&Aを手話通訳付きで実施します。 映画と、その背景に広がる世界に触れる、多様な観客に開かれたイベントの数々に、ぜひご参加ください。

※国際批評フォーラム「映画批評の現在、そして未来へ」、フィードバック(批評合評会と振り返り)、字幕翻訳セミナー、オープン・キャンパスについては、後日、詳細を発表いたします。

 

 

タレンツ・トーキョー2017 オープン・キャンパスのお知らせ

(2017.11.6更新)

東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、国際交流基金アジアセンター及びタレンツ・トーキョー実行委員会(特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会)では、ベルリン国際映画祭と提携し、映画分野の人材育成事業「タレンツ・トーキョー2017」を開催いたします。(*これまでに前身プロジェクトとして「ネクスト・マスターズ・トーキョー」「タレント・キャンパス・トーキョー」として2010 年より5回実施)

「次世代の巨匠」になる可能性を秘めた「才能(=talent)」を育成することを目的に、映画監督やプロデューサーを目指すアジアの選抜された人材を東京に集め、世界の第一線で活躍する講師陣による講義や企画プレゼンを行います。

今回は、メイン講師にペンエーグ・ラッタナルアーン氏(映画監督)、チェドミール・コラール氏(プロデューサー)、フレデリック・コルヴェズ氏(ワールド・セールス)をお迎えし、第18 回東京フィルメックス期間中の11 月20日(月)から11月25日(土)に実施します。世界で活躍していくためのノウハウや、参加者同士や映画祭ゲストとの交流を通じて国際的なネットワークを構築する機会を提供いたします。

本プロジェクトの魅力を多くの皆様に知っていただきたく、オープン・キャンパスおよび公開プレゼンテーションを企画いたしました。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

―――<開催概要>―――

■会期 2017年11 月23 日(木・祝)<入場無料・申込制>
■時間
13時00分~14時00分 オープン・キャンパス
14時30分~17時30分 公開プレゼンテーション
17時30分~18時30分 ネットワーキング交流会

■会場 有楽町朝日ホール・スクエアB(有楽町マリオン11F)
(ネットワーキング交流会は隣室のスクエアAで開催)

■詳細

≪オープン・キャンパス≫
*どなたでもご参加いただけます。
*英日同時通訳付き。

(開場12時45分~)
13時00分~14時00分 講演「世界の映画祭を活用する広報戦略」

講師:リチャード・ローマンド氏(コミュニケーション・ストラテジスト、フィルム・プレス・プラス代表)
(第69回カンヌ国際映画祭のプレミア上映にて高い評価を受け、2016年映画賞レースを席巻し、カイエ・デュ・シネマの年間第1位となった『ありがとう、トニ・エルドマン』(マーレン・アデ監督)や、第73回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞し、メリル・ストリープが絶賛した『立ち去った女』(ラヴ・ディアス監督)のパブリシティを担当。世界三大映画祭を始めとした、各国際映画祭にコンサルタントとして約25年間深く関わり、プロデューサーとしても活躍している。)

タレンツ・トーキョーの授業の一端を体験できる貴重な機会です。ご来場をお待ちしております。

*英日同時通訳付き。
*許可のない撮影や録音はお控え下さい。

≪公開プレゼンテーション≫

国際共同製作に関心のある映画プロデューサー、配給、映画業界関係者、プレス関係者向け
*英日同時通訳付き。

15 名の参加者(タレンツ)は、20日(月)よりプレゼンテーション実習、グループ・ディスカッション、各種講義を重ねて参ります。そして23日(木)、トレーニングの一環として、公開型の最終プレゼンテーションに臨みます。

公開プレゼンは各部5名が発表します。各自持ち時間5分+質疑応答5分(予定)

(開場14時15分~)
14時30分~15時20分 プレゼンテーション第1部
15時30分~16時20分 プレゼンテーション第2部
16時30分~17時20分 プレゼンテーション第3部

〈第1部〉14時30分~15時20分

1. PHAM Ngoc Lan
2. Supatcha THIPSENA
3. Bradley LIEW
4. PUREVDASH Zoljargal
5. SORA Neo

〈第2部〉15時30分~16時20分

1. John Paul SU
2. Myrna PARAMITA
3. Zhi-Wei JOW
4. LAN Yi-Tzu
5. Stefano CENTINI

〈第3部〉16時30分~17時20分

1. Yana LEKARSKA
2. Yee Nan Thike
3. TOYAMA Risa
4. MIMA Akihiro
5. Nicole Midori WOODFORD

*第1部、第2部、第3部の内容はすべて異なります。
*発表順については、変動する場合がございます。(11月6日現在)
*途中休憩については、時間が前後する可能性がございます。
*ご都合のよろしい時間帯からご参加いただくことも可能です。ただし、プレゼンテーション最中に映写などを行っている場合は、上映環境の都合上、ご入場をお待ちいただく場合がございます。
*事前に申請を頂いたプレスの方以外、許可のない撮影や録音はお控え下さい。
*参加者の詳細プロフィールや過去作品については以下サイトからご覧いただけます。
http://talents-tokyo.jp/2017/edition-2017/talents

≪ネットワーキング交流会≫

17時30分~18時30分 有楽町朝日ホール・スクエアA
プレゼンテーション終了後、隣室のスクエアAでタレンツとのネットワーキング交流会を開催します。ぜひご参加ください。

=======ご参加お申し込み=======

■ 各回定員 50 名 *お申込み多数の場合は抽選とさせていただきます。

■申込み方法
①予約フォーム
https://goo.gl/forms/7q5ccAQNOtFdJQJR2

②もしくは、氏名、所属、参加ご希望のプログラム名、住所、電話番号、メールアドレスをご記入の上、件名を「タレンツ・トーキョー2017オープン・キャンパス参加申込み」として talents@talents-tokyo.jp までお申込みください。

*11月16日(木)までにお申込みください。
*ご取材を希望されるプレスの方は、 talents@talents-tokyo.jp までご連絡ください。
*落選の場合のみ、こちらからメールにてご連絡いたします。

ご来場を心よりお待ち致しております。
—————————
<お問い合わせ>
タレンツ・トーキョー実行委員会
(東京フィルメックス事務局)
Tel: 03-3560-6393 / Fax: 03-3586-0201
E-mail: talents@talents-tokyo.jp
公式ホームページ: http://talents-tokyo.jp

第18回東京フィルメックスのラインナップを発表しました。

オープニング作品はシルヴィア・チャン監督・主演の『相愛相親(そうあいそうしん)』、クロージング作品はアッバス・キアロスタミ監督の遺作『24フレーム』。原一男、園子温、ワン・ビンといった世界最前線の映画作家たちの最新作に加え、ウォルター・サレスやジャ・ジャンクーが参加したBRICSの5カ国オムニバス作、ヴェネチアのコンペで上映され話題を呼んだヴィヴィアン・チュウの問題作『天使は白をまとう』を特別招待作品として上映します。

「フィルメックス・クラシック」では、「ドキュメンタリー」の語を生み出したフラハティの『モアナ(サウンド版)』、映画デビュー直後のシルヴィア・チャンの魅力があふれるキン・フー『山中傳奇』がデジタルリマスター版で上映されます。
映画祭の核となるコンペティション部門では、中国語圏の映画が充実しており、一方でキルギスタンやインドネシア(2本)からは初のコンペ部門入り。
また、没後40年を迎え再評価の声が高まるジャック・ターナーの特集もあります。

また、新企画として、国際批評フォーラム「映画批評の現在、そして未来へ」や、多様な観客に開かれた上映会「映画の時間プラス」など関連イベントも充実しています。

今年も「セブンチケット」と「vit」でチケットを11/3(金・祝)より発売。昨年に引き続き、U-25割(アンダー25割)も取り扱います。

映画祭は11/18(土)~11/26(日)、有楽町朝日ホールとTOHOシネマズ 日劇にて開催。

【タレンツ・トーキョー】本年度の参加者を発表しました

映画分野の人材育成事業「タレンツ・トーキョー2017」講師・参加者決定、
修了生向け「ネクスト・マスターズ・サポート・プログラム」選抜企画発表
===================================

映画分野における人材育成事業「タレンツ・トーキョー」は、アジアの若手の映画監督やプロデューサーに、世界で活躍していくためのノウハウや国際的なネットワークを構築する機会を提供するものです。世界的に実績のある「ベルリン国際映画祭」と提携して実施しています。

近年、世界の主要な映画祭において、修了生たちの活躍がめざましい本プロジェクト。
今年は11月20日(月)-25日(土)までの6日間の日程で行います。

このたび応募選考の結果、15名の参加者(タレンツ)が決定しました。
メイン講師には、ペンエーグ・ラッタナルアーン氏、チェドミール・コラール氏、フレデリック・コルヴェズ氏の3名を迎えます。

また、修了生対象のプログラム「ネクスト・マスターズ・サポート・プログラム」では、タレンツ・トーキョー修了生を対象に、a) 企画開発ファンド:製作前の企画を実現するための支援(上限100万円)、b)プロモーションファンド:完成間近の作品を後押しする支援(上限50万円)の2種類の資金援助を実施しています。

詳細については、以下1~3をご参照ください。
1 「タレンツ・トーキョー2017」メイン講師(以下1のとおり)
2 「タレンツ・トーキョー2017」参加者(タレンツ)(以下2のとおり)
3 ネクスト・マスターズ・サポート・プログラム選抜企画(以下3のとおり)

<開催概要>

名称:Talents Tokyo 2017/タレンツ・トーキョー 2017(略称:タレンツ・トーキョー)
会期:平成29(2017)年11月20日(月)~11月25日(土)
会場:有楽町朝日ホール他
公式サイト:http:// talents-tokyo.jp
主催:東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、
国際交流基金アジアセンター、タレンツ・トーキョー実行委員会(東京フィルメックス)
協力:ゲーテ・インスティトゥート / 東京ドイツ文化センター
提携:ベルリナーレ・タレンツ(ベルリン国際映画祭)
事業に関する問合せ先:実行委員会事務局 TEL: 03-3560-6393
(*本事業は、平成22年度は「ネクスト・マスターズ・トーキョー」、翌23年度から25年度は「タレント・キャンパス・トーキョー」、26年度より「タレンツ・トーキョー」の名称で実施しています。)

===================================
「タレンツ・トーキョー 2017」 メイン講師

ペンエーグ・ラッタナルアーン(監督)
バンコク生まれ。
1997年、今までのタイ映画の型を破った長編作品『ファン・バー・カラオケ』で監督デビュー。1990年代後半~2000年代初期のタイ映画界ニューウェーブのパイオニアとして知られる。監督した作品のうち『6ixtynin9 シックスティナイン』(1999年)、『わすれな歌』(2001年)、『地球で最後のふたり』(2003年)、『ヘッドショット』(2011年)の4本はそれぞれオスカー外国語映画賞部門にタイ代表としてエントリーされた。数々の作品が世界のメジャーな映画祭で上映され、世界各国で配給されている。

 

チェドミール・コラール(プロデューサー)
クロアチアの湾岸都市リエカ(旧ユーゴスラビア)生まれ。
ベオグラード・アカデミーのドラマティック・アーツ学部にて映画プロダクション
を専攻、卒業。1991年よりパリのNoe Productions社にプロデューサーとして勤務する。手掛けた作品には、『ビフォア・ザ・レイン』(ミルチョ・マンチェフスキ監督/1996年)、『祖国アフリカ』(イドリッサ・ウエドラオゴ監督/1986年)、『Kini and Adams』(イドリッサ・ウエドラオゴ監督/1997年)、『As you like me』(Carmine AMOROSO監督/1997年)、『Train of Life』(Radu MIHAILEANU監督/1998年)、『あの娘と自転車に乗って』(アクタン・アリム・クバト監督/1998年)、『旅立ちの汽笛』(アクタン・アリム・クバト監督/2001年)、『ノー・マンズ・ランド』(ダニス・タノヴィッチ監督/2001年)などがあり、オムニバス映画『11’09”01/セプテンバー11』に収録されている、ダニス・タノヴィッチ監督の短編をGalatee films社とStudio Canal社でプロデュースする。2003年には、パリを拠点にした制作会社、A.S.A.P Films社をダニス・タノヴィッチ監督とマーク・バシェ氏と共に立ち上げる。

フレデリック・コルヴェズ(ワールド・セールス)
Sony Pictures Intl社とCanal +社のEquinoxeでキャリアをスタートさせ、国際共同製作を担当する。また、Studio Canal社を牽引するメンバーの一人として、配給会社Kanpai Distributionの創設に貢献する。その後MK2社やCelluloid Dreams社とも関わるようになり、テレビ部門を指揮、発展させる。2004年、UMEDIA/UDI- URBAN DISTRIBUTION INTERNATIONAL社を創設。2006年には編集、ミックス、ダビング、字幕に特化したポストプロダクション会社GOMEDIA社を創設する。2011年、URBAN FACTORY社を立ち上げ、長編映画の国際共同製作などを手掛けている。

 

また、今回のプログラムにはベルリン国際映画祭(ベルリナーレ・タレンツ)より、クリスティーネ・トロストルム氏(プロジェクト・マネージャー)も参加いたします。

===================================
「タレンツ・トーキョー2017」 参加者(タレンツ)

監督:
Myna PARAMITA (インドネシア)
三間旭浩(日本)
空音央(日本)
Yana LEKARSKA(韓国)
Bradley LIEW(マレーシア)
Zoljargal PUREVDASH(モンゴル)
Maung Maung Yee Nan Thike(ミャンマー)
John Paul Geoffrey SU(フィリピン)
Zhi Wei JOW(シンガポール)
Nicole Midori WOODFORD(シンガポール)
LAN Yi-Tzu(台湾)
PHAM Ngoc Lan(ベトナム)

 

プロデューサー:
登山里紗(日本)
Stefano CENTINI(台湾)
Supatcha THIPSENA(タイ)

*氏名(国名)
*タレンツ名は国名のアルファベット順で表示しています。
*平成29年10月4日時点の情報であり、変更になる可能性があります。

===================================
ネクスト・マスターズ・サポート・プログラム 選抜企画:

a)企画開発ファンド

Mauricio OSAKI(TT2015年修了、ブラジル)<The Paths of My Father>
Kavich NEANG(TT2016年修了、カンボジア)<White Building>
LI Shanshan(TT2012年修了、中国)<Get Settled!>
MO Jinjin(TT2016年修了、中国)<Go Ashore>
木下雄介(TT2016年修了、日本)<Synchronicity>
Sein Lyan Tun(TT2016年修了、ミャンマー) <White in Blood>
Alyx Ayn ARUMPAC(TT2015年修了、フィリピン)<Aswang>
Bianca BALBUENA(TT2012年修了、フィリピン)<Motel Acacia>
Armi Rae CACANINDIN(TT2013年修了、フィリピン)<Whether the Weather is fine>

*氏名(TT修了年, 国名)<企画名>
*受賞者名は国名のアルファベット順で表示しています。
*平成29年10月 4日時点の情報であり、変更になる可能性があります。