日本映画の新作を4作品、ご紹介します。メイド・イン・ジャパン部門の作品が上映されるプログラムでは、上映前にゲストが登壇する舞台挨拶に加え、上映後には会場ではなく、オンラインでのQ&Aを実施します。オンラインQ&Aへの参加方法の詳細は近日中に映画祭HP・SNSにてご案内します。
日本 / 2021 / 120分
監督:杉田協士( SUGITA Kyoshi )
配給:イハフィルムズ
パートナーを失ったことをきっかけに、仕事と部屋を変え、新しい生活を始めた女性の姿を描く。『ひとつの歌』、『ひかりの歌』の杉田協士による3作目の長編作品。マルセイユ国際映画祭でプレミア上映され、グランプリ、俳優賞、および観客賞を受賞した。
日本 / 2021 / 134分
監督:山内ケンジ( YAMAUCHI Kenji )
配給:スターサンズ
コロナ禍が終息を迎えた後の日本。夫の両親と同居し、孫を持つことを強く望む姑のプレッシャーに晒されながら生活する夫婦の姿を描く。東京国際映画祭で上映された『At the terrace テラスにて』(16)に続く、山内ケンジの長編映画としては4本目の監督作品。
日本 / 2021 / 120分
監督:冨永昌敬( TOMINAGA Masanori )、清原惟( KIYOHARA Yui )、山本英( YAMAMOTO Akira )、竹内里紗( TAKEUCHI Risa )、宮崎大祐( MIYAZAKI Daisuke )
配給:boid/VOICE OF GHOST
神奈川県大和市を舞台にした5本の短編から成るアンソロジー作品。山本英(「小さな声で囁いて」)、冨永昌敬(南瓜とマヨネーズ))、竹内里紗(「みちていく」)、宮崎大祐(「VIDEOPHOBIA」)、そして清原惟(「わたしたちの家」)という5人の気鋭監督が参加。
日本 / 2021 / 103分
監督:金子雅和( KANEKO Masakazu )
配給:ムービー・アクト・プロジェクト
草介はプロの漫画家を目指している青年。ある日、生計を立てている建設現場で、彼は不思議な女性と出会う……。東京の下町を舞台に、過去の記憶と現在とが交錯する幻想譚。ワルシャワ映画祭インターナショナル・コンペティション部門でプレミア上映された。