ONLINE FILMeX2021


今年の第22回東京フィルメックスで上映された作品のうち、許諾の取れた7作品をオンライン配信します。また、会期前より実施している過去のフィルメックスで上映された3作品の「プレ・オンライン配信」や、映画祭で行われたQ&A・舞台挨拶などのイベント映像も順次配信いたします。

■プラットフォーム使用方法のご案内
後日、本ページにてお知らせいたします。

■実施期間
 11月23日(火・祝)23:59まで配信期間は終了しました

■料金
プレ・オンライン配信:1作品1,500円(クレジットカード決済のみ)

第22回東京フィルメックス上映作品:1作品1,700円(クレジットカード決済のみ)

■視聴方法・諸注意
・配信は特設サイトよりご覧頂けます(配信開始時刻にオープンします)。
・日本国内からの視聴可能となります。海外からのご利用はできません。
・各作品には視聴可能者数制限があります。

再生可能時間 購入後から48時間
視聴可能時間 再生開始から72時間
決済方法 クレジットカードのみ

■再生推奨環境

作品ご購入前に必ず「ご視聴環境のテスト」のお試し視聴動画をご覧ください。

各ブラウザ(Google Chromeなど)は、最新バーションの使用を推奨いたします。
Windows 11・10・8.1・7
- Google Chrome v92 またはそれ以上 - Microsoft Edge v91 またはそれ以上 - Internet Explorer 11 - Firefox v89 またはそれ以上

macOS
- OS X 10.12以上 - Google Chrome v92 またはそれ以上 - Safari

Android
- Android 6.0以降
最新のAndroid 12では、現在どのブラウザでもご視聴することができません。 - Google Chrome v92 またはそれ以上

iOS
- iOS 11.2以降
最新のiOS 15では、現在どのブラウザでもご視聴することができません。 - Google Chrome v92 またはそれ以上 - Microsoft Edge v46.3.26以上

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特別企画 Special Events

特別対談 黒沢清監督×濱口竜介監督

東京フィルメックスは2008年に濱口竜介監督の「PASSION」を上映した際に、「大学院の修了制作である「PASSION」を応援しよう」と、大学院の恩師である黒沢清監督との対談を企画しました。そして2021年、濱口竜介監督が「偶然と想像」を引っ提げ、オープニング作品として凱旋!13年を経て、久しぶりにお二人をお招きして、「偶然と想像」を中心に語らっていただきました。師弟の映画談義、存分にお楽しみください!

第22回東京フィルメックス上映(7作品)

『見上げた空に何が見える?』 What Do We See When We Look at the Sky?

ドイツ、ジョージア / 2021 / 150分
監督:アレクサンドレ・コべリゼ ( Alexandre KOBERIDZE )

街で偶然出会い、一目で恋に落ちたリザとギオルギ。しかし彼らの外見は、不思議な力によって翌日に完全に別人になってしまう……。ジョージアの俊英アレクサンドレ・コベリゼの遊び心溢れる長編第2作。ベルリン映画祭コンペティション部門で上映された。
●第22回東京フィルメックス 最優秀作品賞・学生審査員賞

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『小石』★ Pebbles

インド / 2021 / 74分
監督:P.S.ヴィノートラージ ( P.S. VINOTHRAJ )

気が短く暴力的な父親とその寡黙な息子。バスに乗り損ねた二人は、灼熱の中、広大な荒野を家に向かって歩き始めるが……。タミル・ナードゥ州マドゥライ出身の俊英P.S.ヴィノートラージの長編デビュー作。ロッテルダム映画祭でタイガー・アワードを受賞した。

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『時の解剖学』 Anatomy of Time

タイ、フランス、オランダ、シンガポール / 2021 / 118分
監督:ジャッカワーン・ニンタムロン ( Jakrawal NILTHAMRONG )

1960年代後半と現代のタイ。一人の女性の人生が時を隔てて描かれ、そこに国家の負の歴史が交錯する。『消失点』に続くニンタムロンの長編第2作。ヴェネチア映画祭オリゾンティ部門でワールドプレミア上映された。
●第22回東京フィルメックス 最優秀作品賞

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『ホワイト・ビルディング』 White Building

カンボジア、フランス、中国、カタール / 2021 / 90分
監督:ニアン・カヴィッチ ( NEANG Kavich )

1963年にプノンペンに建造された集合住宅「ホワイト・ビルディング」。建物の取り壊しの期日が近づく中、それまで青春を謳歌していた青年と、その家族の姿が描かれる。ヴェネチア映画祭オリゾンティ部門でワールドプレミア上映された。

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『ユニ』 Yuni

インドネシア、シンガポール、フランス、オーストラリア / 2021 / 95分
監督:カミラ・アンディニ( Kamila ANDINI )

高校の最終学年に通うユニ。彼女は自分自身に多くの可能性を見出しているが、ある出来事を機に、それが急激に霞んでいってしまう……。10代の少女が直面する葛藤を描いた、カミラ・アンディニの『見えるもの、見えざるもの』に続く3作目の長編作品。

*This film will not have English Subtitles

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『ただの偶然の旅』★ Bipolar

中国 / 2021 / 110分
監督:クィーナ・リー ( Queena LI )

ある島の灯台の光の中でのみ繁殖するとされるロブスター。チベットのラサで出会ったその聖なるロブスターを故郷に帰すため、一人の若い女性が車で旅をするロードムービー。ミュージシャンのリア・ドウが主演を務め、映画の音楽も担当している。

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『狼と羊』 Wolf and Sheep

アフガニスタン / 2016 / 86分
監督:シャフルバヌ・サダト( Shahrbanoo Sadat )

アフガニスタン中央部の山間部の村で、神話や魔法と共存しながら暮らす人々の伝統的な日常生活を、子供たちの姿を中心に描く。2016年のカンヌ映画祭監督週間でプレミア上映された、アフガニスタンの映画作家シャフルバヌ・サダトの半自伝的な長編デビュー作。

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プレ・オンライン配信(3作品)

『消失点』 Vanishing Point

タイ / 2015 / 100分 監督:ジャッカワーン・ニンタムロン(Jakrawal NILTHAMRONG) 森で起こった殺人事件を追う若いジャーナリスト。家庭がありながら若い女との関係を続けている中年のモーテルのオーナー。二人の物語は微妙に交錯し、やがて思いがけない展開を迎える。ロッテルダム映画祭タイガー・アワードを受賞したニンタムロンの長編デビュー作。 ●第16回東京フィルメックス上映

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『昨夜、あなたが微笑んでいた』 Last Night I Saw You Smiling

カンボジア、フランス / 2019 / 77分
監督:ニアン・カヴィッチ(NEANG Kavich)

歴史的建造物として知られたプノンペンの集合住宅「ホワイト・ビルディング」。取り壊し直前のこのビルにカメラを持ち込み、そこに暮らす人々をとらえたドキュメンタリー。ロッテルダム映画祭でNETPAC賞(アジア映画賞)を受賞した。 ●第20回東京フィルメックス スペシャル・メンション、学生審査員賞受賞

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『見えるもの、見えざるもの』 The Seen and Unseen
インドネシア、オランダ、オーストラリア、カタール / 2017 / 86分 監督:カミラ・アンディニ(Kamila ANDINI) 脳障害により病院のベッドに寝たきりの双子のきょうだいを看病する10歳の少女タントリ。そんな彼女の心は真夜中に解放される。ガリン・ヌグロホの娘カミラ・アンディニがバリ島の伝説をモチーフに作り上げた幻想譚。現実と幻想が混淆した神話的な世界が美しい。 ●第18回東京フィルメックス 最優秀作品賞

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*This film will not have English Subtitles