第10回東京フィルメックス・特別招待作品部門にて、「空中庭園」以来4年ぶりの豊田利晃監督最新作となる「蘇りの血」がワールドプレミア上映されることが決定しました。
豊田監督のフィルメックス登場は、3作目の「青い春」が第2回東京フィルメックス(2001)で上映されて以来8年ぶりとなります。
今回6作目になる「蘇りの血」は、人間の再生と愛を描く物語です。
主演は伝説のロックバンドBLANKEY JET CITYのドラマー中村達也、
これまでも「バレット・バレエ」「涙そうそう」などで、存在感のある演技を魅せてきました。
脇を固める共演陣も豪華です。
どこよりも早く「蘇りの血」を見ることが出来る、第10回東京フィルメックス。
是非この機会に足をお運びください。
◎「蘇りの血」公式サイト
「蘇りの血」公式サイト
◎完成披露試写会の様子
シネマトゥデイ
CINEMA TOPICS ONLINE
◎第2回東京フィルメックス
第2回東京フィルメックスコンペティション部門
ニュース/事務局からのお知らせ
「スリ ―文雀―」レンタルリリース決定!
第9回東京フィルメックスの特別招待作品部門で上映された「文雀」が11月6日(金)にレンタルリリースされます。
残念ながら見逃したという方も、もう1度ご覧になりたい方も是非この機会にチェックしてください。
■「スリ ―文雀―」
09/11/06(金)レンタルリリース
ファイン・フィルムズ
*STORY
盗られたものは、盗り返すー
香港の街をテリトリーにスリを働く4人の男。
街に出て獲物を探し、獲物が決まれば4人で仕留めに掛かる。
ある朝、リーダーのケイの部屋に1羽の文鳥が迷い込む。
これは良い知らせなのだろうか、それとも悪い知らせなのだろう
か?
*監督:ジョニー・トー「エグザイル/絆」「ブレイキング・ニュース」
*CAST
・ケイ・・・サイモン・ヤム「ブレイキング・ニュース」「エグザ
イル/絆」
・チュンレイ・・・ケリー・リン「フルタイム・キラー」
・ポー・・・ラム・カートン「イエスタデイ、ワンスモア」
第9回東京フィルメックス/特集上映
特集上映、審査委員長、プレイベント決定のお知らせ
今年の2つの特集上映、プレイベント、審査委員長が決定いたしましたので、お知らせします。
なお、プログラムの詳細は9月中旬に発表予定です。
■特集上映
1.「ニッポン★モダン1930~もうひとつの映画黄金期」
特集上映「ニッポン★モダン1930~もうひとつの映画黄金期」
2.「ジャン=ピエール・メルヴィル特集~コードネームはメルヴィル」
特集上映「ジャン=ピエール・メルヴィル特集~コードネームはメルヴィル」
■プレイベント
「第10回記念 東京フィルメックスの軌跡~未来を切り拓く映画作家たち」
◎期間
2009年10月31日(土)~11月6日(金)
◎会場
シネマート六本木
ー過去の東京フィルメックス上映作品のうち、受賞作品を中心としてセレクト上映します。
プレイベント
■審査委員長決定!
いよいよ9月19日(土)より公開される、今年最大の話題作「カムイ外伝」。
その崔 洋一監督が今年のコンペティション部門審査委員長に決定しました。
審査委員長をお引き受けいただくにあたり、「どこにポイントをおいて選考されるか、どんな作品に出会ってみたいか」を語っていただきました。
審査委員長決定
カルロヴィヴァリ映画祭レポートを掲載しました
世界の映画祭だよりに、カルロヴィヴァリ映画祭レポートを掲載しました。
どうぞご覧ください。
第44回カルロヴィヴァリ国際映画祭レポート
第44回カルロヴィヴァリ国際映画祭レポート
第44回カルロヴィヴァリ国際映画祭レポート
<Another View — TOKYO FILMeX Presents>上映報告
チェコのカルロヴィヴァリ国際映画祭にて、Another View部門“東京フィルメックス・プレゼンツ”として、第9回東京フィルメックスの日本映画3本(『愛のむきだし』園子温監督、『ノン子36歳(家事手伝い)』熊切和嘉監督、『PASSION』濱口竜介監督)が上映されました。
各作品2回ずつ上映が行なわれ、いずれも満席となりました。学生を中心に若い観客層が多く、ストレートに映画を楽しんでいる反応の良さが見受けられました。セリフや画面に敏感にリアクションして、時折クスクス笑いも漏れ、作品が受け入れられている手応えを感じさせました。
熊切監督、濱口監督が映画祭に参加し、Q&Aを行いました。登場人物などについての素直な疑問や背景となっている日本社会に対する質問などが寄せられました。特に、『ノン子36歳(家事手伝い)』『PASSION』とも、キャラクターの設定として、安定した仕事を得ることが容易ではない若い世代が描かれていることについて、それまでの先入観とは違った日本の現状の一側面に触れたという驚きがあった様子で、「今の日本は本当にそうなのか?」という質問が出ました。
観客のノリの良さやリラックスした映画祭の雰囲気は、両監督にとっても新鮮な体験となった様子でした。日本から遠く離れたこの地でも素直に映画を楽しもうとする観客たちに出会ったことが刺激になり、今後の創作に向けてより一層の意欲をかき立てられていらっしゃいました。自作の上映やQ&Aを行なったのみならず、映画祭を堪能して、幅広いプログラムから様々な映画を見たり、地元名物の飲む温泉などを観光をしたり、充実した滞在となったことと思います。
また、両監督とも映画祭の中で見たお気に入りは、毎回本編前にかかる映画祭オフィシャル・トレーラーと語られていました。映画祭のトロフィーを題材にしての短編は、出演者も豪華で、完成度の高いコメディ仕立てになっているのも贅沢です。こうした映画祭側の粋な演出が、映画を楽しもうという雰囲気の盛り上げに一役買っています。
(報告者:森宗厚子)
※なお、キネマ旬報(8/22発売号)にて「カルロヴィヴァリ映画祭レポート記事」が掲載されます。
【カルロヴィヴァリ映画祭オフィシャル・トレーラー】
44th KVIFF Official Festival Trailer – Jiri Menzel
44th KVIFF Official Festival Trailer – Andy Garcia
※関連記事※
第44回カルロビバリ国際映画祭にて、東京フィルメックスで上映された日本映画3作品が上映されます
【概要】
第44回カルロヴィヴァリ国際映画祭(2009年7月3日~11日)
上映回数:464回
上映作品数:232作品
・劇映画:194本(長編181本/短編13本)
・ドキュメンタリー:38本(長編27本/短編11本)
IDパス登録者:1786人
内訳(監督:342人/映画業界:814人/プレス:628人)
映画祭パス:10,277枚
チケットの売り上げ数:131,293枚
カルロヴィヴァリ国際映画祭公式サイト(チェコ語、英語)
受賞結果のプレスリリース
世界の映画祭だよりにカンヌ映画祭レポート
世界の映画祭だよりに、今年のカンヌ映画祭レポートを転載しています。
ぜひご覧ください。
第62回カンヌ国際映画祭レポート