【レポート】第18回東京フィルメックス ラインナップ発表記者会見

10月5日、アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュにて、第18回東京フィルメックスのラインナップ全25本が発表され、林加奈子東京フィルメックス・ディレクターと市山尚三プログラム・ディレクターが記者会見を行った。林ディレクターは、「今年もただならぬ映画が揃いました。奥深くて楽しい映画ばかり。皆さまの期待を裏切りません」と選定に自信をのぞかせつつ、「たくさんの方々に助けていただき、この日を迎えられ感謝しています」と挨拶した。

続きを読む

第18回東京フィルメックスのラインナップを発表しました。

オープニング作品はシルヴィア・チャン監督・主演の『相愛相親(そうあいそうしん)』、クロージング作品はアッバス・キアロスタミ監督の遺作『24フレーム』。原一男、園子温、ワン・ビンといった世界最前線の映画作家たちの最新作に加え、ウォルター・サレスやジャ・ジャンクーが参加したBRICSの5カ国オムニバス作、ヴェネチアのコンペで上映され話題を呼んだヴィヴィアン・チュウの問題作『天使は白をまとう』を特別招待作品として上映します。

「フィルメックス・クラシック」では、「ドキュメンタリー」の語を生み出したフラハティの『モアナ(サウンド版)』、映画デビュー直後のシルヴィア・チャンの魅力があふれるキン・フー『山中傳奇』がデジタルリマスター版で上映されます。
映画祭の核となるコンペティション部門では、中国語圏の映画が充実しており、一方でキルギスタンやインドネシア(2本)からは初のコンペ部門入り。
また、没後40年を迎え再評価の声が高まるジャック・ターナーの特集もあります。

また、新企画として、国際批評フォーラム「映画批評の現在、そして未来へ」や、多様な観客に開かれた上映会「映画の時間プラス」など関連イベントも充実しています。

今年も「セブンチケット」と「vit」でチケットを11/3(金・祝)より発売。昨年に引き続き、U-25割(アンダー25割)も取り扱います。

映画祭は11/18(土)~11/26(日)、有楽町朝日ホールとTOHOシネマズ 日劇にて開催。

【タレンツ・トーキョー】本年度の参加者を発表しました

映画分野の人材育成事業「タレンツ・トーキョー2017」講師・参加者決定、
修了生向け「ネクスト・マスターズ・サポート・プログラム」選抜企画発表
===================================

映画分野における人材育成事業「タレンツ・トーキョー」は、アジアの若手の映画監督やプロデューサーに、世界で活躍していくためのノウハウや国際的なネットワークを構築する機会を提供するものです。世界的に実績のある「ベルリン国際映画祭」と提携して実施しています。

近年、世界の主要な映画祭において、修了生たちの活躍がめざましい本プロジェクト。
今年は11月20日(月)-25日(土)までの6日間の日程で行います。

このたび応募選考の結果、15名の参加者(タレンツ)が決定しました。
メイン講師には、ペンエーグ・ラッタナルアーン氏、チェドミール・コラール氏、フレデリック・コルヴェズ氏の3名を迎えます。

また、修了生対象のプログラム「ネクスト・マスターズ・サポート・プログラム」では、タレンツ・トーキョー修了生を対象に、a) 企画開発ファンド:製作前の企画を実現するための支援(上限100万円)、b)プロモーションファンド:完成間近の作品を後押しする支援(上限50万円)の2種類の資金援助を実施しています。

詳細については、以下1~3をご参照ください。
1 「タレンツ・トーキョー2017」メイン講師(以下1のとおり)
2 「タレンツ・トーキョー2017」参加者(タレンツ)(以下2のとおり)
3 ネクスト・マスターズ・サポート・プログラム選抜企画(以下3のとおり)

<開催概要>

名称:Talents Tokyo 2017/タレンツ・トーキョー 2017(略称:タレンツ・トーキョー)
会期:平成29(2017)年11月20日(月)~11月25日(土)
会場:有楽町朝日ホール他
公式サイト:http:// talents-tokyo.jp
主催:東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、
国際交流基金アジアセンター、タレンツ・トーキョー実行委員会(東京フィルメックス)
協力:ゲーテ・インスティトゥート / 東京ドイツ文化センター
提携:ベルリナーレ・タレンツ(ベルリン国際映画祭)
事業に関する問合せ先:実行委員会事務局 TEL: 03-3560-6393
(*本事業は、平成22年度は「ネクスト・マスターズ・トーキョー」、翌23年度から25年度は「タレント・キャンパス・トーキョー」、26年度より「タレンツ・トーキョー」の名称で実施しています。)

===================================
「タレンツ・トーキョー 2017」 メイン講師

ペンエーグ・ラッタナルアーン(監督)
バンコク生まれ。
1997年、今までのタイ映画の型を破った長編作品『ファン・バー・カラオケ』で監督デビュー。1990年代後半~2000年代初期のタイ映画界ニューウェーブのパイオニアとして知られる。監督した作品のうち『6ixtynin9 シックスティナイン』(1999年)、『わすれな歌』(2001年)、『地球で最後のふたり』(2003年)、『ヘッドショット』(2011年)の4本はそれぞれオスカー外国語映画賞部門にタイ代表としてエントリーされた。数々の作品が世界のメジャーな映画祭で上映され、世界各国で配給されている。

 

チェドミール・コラール(プロデューサー)
クロアチアの湾岸都市リエカ(旧ユーゴスラビア)生まれ。
ベオグラード・アカデミーのドラマティック・アーツ学部にて映画プロダクション
を専攻、卒業。1991年よりパリのNoe Productions社にプロデューサーとして勤務する。手掛けた作品には、『ビフォア・ザ・レイン』(ミルチョ・マンチェフスキ監督/1996年)、『祖国アフリカ』(イドリッサ・ウエドラオゴ監督/1986年)、『Kini and Adams』(イドリッサ・ウエドラオゴ監督/1997年)、『As you like me』(Carmine AMOROSO監督/1997年)、『Train of Life』(Radu MIHAILEANU監督/1998年)、『あの娘と自転車に乗って』(アクタン・アリム・クバト監督/1998年)、『旅立ちの汽笛』(アクタン・アリム・クバト監督/2001年)、『ノー・マンズ・ランド』(ダニス・タノヴィッチ監督/2001年)などがあり、オムニバス映画『11’09”01/セプテンバー11』に収録されている、ダニス・タノヴィッチ監督の短編をGalatee films社とStudio Canal社でプロデュースする。2003年には、パリを拠点にした制作会社、A.S.A.P Films社をダニス・タノヴィッチ監督とマーク・バシェ氏と共に立ち上げる。

フレデリック・コルヴェズ(ワールド・セールス)
Sony Pictures Intl社とCanal +社のEquinoxeでキャリアをスタートさせ、国際共同製作を担当する。また、Studio Canal社を牽引するメンバーの一人として、配給会社Kanpai Distributionの創設に貢献する。その後MK2社やCelluloid Dreams社とも関わるようになり、テレビ部門を指揮、発展させる。2004年、UMEDIA/UDI- URBAN DISTRIBUTION INTERNATIONAL社を創設。2006年には編集、ミックス、ダビング、字幕に特化したポストプロダクション会社GOMEDIA社を創設する。2011年、URBAN FACTORY社を立ち上げ、長編映画の国際共同製作などを手掛けている。

 

また、今回のプログラムにはベルリン国際映画祭(ベルリナーレ・タレンツ)より、クリスティーネ・トロストルム氏(プロジェクト・マネージャー)も参加いたします。

===================================
「タレンツ・トーキョー2017」 参加者(タレンツ)

監督:
Myna PARAMITA (インドネシア)
三間旭浩(日本)
空音央(日本)
Yana LEKARSKA(韓国)
Bradley LIEW(マレーシア)
Zoljargal PUREVDASH(モンゴル)
Maung Maung Yee Nan Thike(ミャンマー)
John Paul Geoffrey SU(フィリピン)
Zhi Wei JOW(シンガポール)
Nicole Midori WOODFORD(シンガポール)
LAN Yi-Tzu(台湾)
PHAM Ngoc Lan(ベトナム)

 

プロデューサー:
登山里紗(日本)
Stefano CENTINI(台湾)
Supatcha THIPSENA(タイ)

*氏名(国名)
*タレンツ名は国名のアルファベット順で表示しています。
*平成29年10月4日時点の情報であり、変更になる可能性があります。

===================================
ネクスト・マスターズ・サポート・プログラム 選抜企画:

a)企画開発ファンド

Mauricio OSAKI(TT2015年修了、ブラジル)<The Paths of My Father>
Kavich NEANG(TT2016年修了、カンボジア)<White Building>
LI Shanshan(TT2012年修了、中国)<Get Settled!>
MO Jinjin(TT2016年修了、中国)<Go Ashore>
木下雄介(TT2016年修了、日本)<Synchronicity>
Sein Lyan Tun(TT2016年修了、ミャンマー) <White in Blood>
Alyx Ayn ARUMPAC(TT2015年修了、フィリピン)<Aswang>
Bianca BALBUENA(TT2012年修了、フィリピン)<Motel Acacia>
Armi Rae CACANINDIN(TT2013年修了、フィリピン)<Whether the Weather is fine>

*氏名(TT修了年, 国名)<企画名>
*受賞者名は国名のアルファベット順で表示しています。
*平成29年10月 4日時点の情報であり、変更になる可能性があります。

【2017年ボランティアスタッフは募集を締め切りました

2017年ボランティアスタッフは募集を締め切りました

2017年度のボランティアスタッフ募集は、すべての班で、締め切らせていただきました。(2017/10)
なお、
ボランティアスタッフは、例年、7月下旬頃までには公式ホームページにて募集を開始いたします。映画祭の運営に携わってみたい方、是非ご応募ください。

「東京フィルメックス」は”映画の未来へ”をキーワードに、個性あふれる作品を東京から世界へ発信している国際映画祭です。お客さまとゲストの距離が近く、ご来場者の皆さまからは笑顔の印象的な温かい映画祭だと嬉しい評価もいただいています。映画祭の運営は、ボランティアスタッフの皆さんに支えられています。映画業界に興味がある方、仲間とイベントを盛り上げたいと思う方、 なにか新しいことをやってみようと思っている方、この機会にぜひ参加ください!

参加経験者からの声unei-photo2.jpg

ご参加頂いた方から、以下のようなコメントをいただいています。こんな体験をしてみませんか。

「初めての参加でも、これまで参加されたことがある方もみなさんフランクで色々話したり教えてくださったり、まったく緊張しませんでしたし、やることもすぐ覚えることが出来ました。よかったです」

「東京フィルメックスに参加したことで、様々な国の人達が関わるインターナショナルな環境で映画祭に関わることができ、とても楽しかったです」

「ボランティア・レクチャーは映画祭ディレクターや技術の方から詳しい話が聞けていい体験になりました」

「やはり映画関係の職種を目指している方々の話を聞けるのは、刺激になりました」


第18回東京フィルメックス:募集詳細

●募集人材(全班共通)

・映画祭会期中に必要日数以上、参加できる方(班により若干異なります)
・映画祭会期前の研修に参加できる方【必須】
→初回研修会(全班対象):10/14(土)18:30〜、新宿区の公共施設にて開催
(その他、運営班は10月~11月にあと2回開催予定。他班も同時期の週末にあと1~2回開催予定)
・満18歳以上の方(高校生不可)
・チームワークを大切にできる方、協調性がある方、責任をもって行動できる方
・映画祭会場に無理なく通勤できる方

≪大歓迎!≫
※6日間以上参加できる方。→班により参加日数が異なります。
※平日に多く入れる方
※日程の調整がつきやすい方


●募集条件(全班共通)

(A) 映画祭会期中業務
●期間:11/18(土)~11/26(日)
●場所:有楽町朝日ホール(有楽町)ほか
●業務時間・内容:ページ下部の各班募集要項をご参照下さい。

 (B)映画祭準備業務
●期間:10月中旬~会期前日
●場所:東京フィルメックス事務局(赤坂)
●時間:平日の午後(目安:14時〜20時の間など)
●業務内容:チラシ発送・関係者用パス作成などの事務作業補助 など


●スタッフ待遇(全班共通)

● 交通費の支給:片道上限400円(片道400円以下の場合は実費金額を支給)
● 公式カタログ1部進呈
● ボランティアスタッフ認定証の発行(一定条件を満たした方でご希望の方対象)
● 勤務時間に応じてお弁当支給


● 注意事項(全班共通)

・ 随時、事務局から連絡や研修会の出欠確認があります。締切を守ってご返信をお願いします。
・ 無断欠勤はボランティア活動停止の対象となります。欠勤・遅刻の際は必ず事前にご連絡をお願いします。
・ 公式記録として撮影された写真・映像については、映画祭事務局に使用権があるものとし、広報活動等に使用される場合があります。予めご了承ください。
・その他、事前の研修会で説明する注意事項をお守りいただきます。


●応募方法(全班共通)

◎応募フォーム:http://goo.gl/forms/GpXkLKp0oLvOIsD72

・下記の班ごとの募集内容・応募条件をよくお読みの上、このフォームに必要事項を入力し「送信」ボタンを押して下さい。応募する班により入力項目に違いがあります。必須項目のほか、ご応募の班の項目にはもれなくご記入下さい。
・ご応募受付が完了すると、すぐに自動返信メールが送信されます。
・受付完了メールが届かない場合は2つ下の項目「お問い合わせ先」までご連絡をお願いします。


●応募締め切り(全班共通)

2017年10月上旬(予定) *締め切りましたら専用申込フォームの受付を停止いたします。

・面接にお越しいただく方には随時メールでご連絡します。
また、ご応募いただいた皆さまに10月上旬までに結果をご連絡致します。
万が一、こちらからの連絡がない場合は、まことに恐れ入りますが、下記お問い合わせ先にご連絡をお願いします。


●お問い合わせ先(全班共通)

応募についてのご不明点・ご質問、またフォーム送信の不具合などありましたら、下記までへお問い合わせ下さい。

お問い合わせ先:volunteer@filmex.jp

電話: 03-3560-6393

※ご応募に際しお預かりしました個人情報は、ボランティアスタッフ選考およびご本人へのご連絡、ご参加いただく場合には東京フィルメックス業務および東京フィルメックス関連のイベント情報のご連絡のみに使用し、取り扱いには十分留意いたします。



●班ごとの募集詳細

ボランティアスタッフには、運営班、記録撮影班、デイリーニュース班、広報班、ホスピタリティ班、タレンツ・トーキョー班があります。ご希望班の詳細をご確認のうえ、ご応募ください。

 

 

◎記録撮影班(スチル)

映画祭のイベントを写真撮影する業務です。

●スチル班条件:
・撮影経験のある方のみ募集。撮影機材の持込み歓迎。
・シフト管理などの事務・調整作業(制作進行)が得意な方も歓迎。
・(A)日程の映画祭会期9日間中、4日間以上参加できる方。
・9:00‐21:00の間で、6時間程度可能な方

●業務内容:
・公式記録として、舞台挨拶やイベント・会場風景などを写真撮影。
・スチル撮影の参考として、昨年度の「デイリーニュース」をご覧ください。

◎記録撮影班(ムービー)

イベントを動画で撮影(編集含む)する業務です。

●ムービー班条件:
・撮影経験のある方のみ募集。編集経験のある方、撮影機材の持込み歓迎。
・シフト管理などの事務・調整作業(制作進行)が得意な方も歓迎。
・(A)日程の映画祭会期9日間中、4日間以上参加できる方。
・9:00‐21:00の間で、6時間程度可能な方

●業務内容:
・公式記録として、舞台挨拶やイベント、会場風景などを動画撮影。
・撮影した素材を短い映像に編集・仕上げ
・完成映像をアップロード
・ムービー撮影の参考として、昨年度の「ブロードキャスト」をご覧ください。

◎ホスピタリティ班(英語)

来日ゲスト等に、英語でアテンド業務やウィスパリング業務で対応して頂く業務です。

●ホスピタリティ班条件:
・日本語に加え、英語での会話に長けている方。
・ゲストやお客様へのおもてなしの心がある方。
・雑務(お茶出し、片付けなど)も率先してこなしていただける方。
・英会話での業務経験のある方、歓迎。同時通訳の実地経験を積みたい方も、歓迎。
・参加日数・時間は相談に応じますが、(A)映画祭会期9日間中、多く入れる方を優先させて頂きます

●ホスピタリティ班(英語)業務内容
・パナガイド〈ワイヤレス送信機〉通訳業務(上映作品のQ&Aやトークイベントを客席で聞くゲストのために、ワイヤレス送信機を使用して、日本語から英語への逐次、もしくは同時通訳をして頂く業務)
・ゲスト送迎等、アテンド業務や雑務をお願いすることもあり。

◎ホスピタリティ班(中国語、ロシア語)

来日ゲストなどに中国語もしくはロシア語で対応して頂く業務です。

●ホスピタリティ班(中国語、ロシア語)条件:
・日本語に加え、中国語もしくは韓国語での会話能力がある方。
・ゲストやお客様へのおもてなしの心があり、雑務などもこなしていただける方。
・業務経験のある方、歓迎。実地経験を積みたい方も、歓迎。
・参加日数・時間は相談に応じますが、(A)映画祭会期9日間中、多く入れる方を優先させて頂きます

●ホスピタリティ班業務(中国語、ロシア語)内容
・ゲスト対応
・空港などへのゲスト送迎等アテンド 業務や雑務をお願いすることもあり。

●中国語やロシア語以外の言語を募集する可能性もあります。ご興味がある方は、使用言語と簡単にレベルをお書きの上、件名「ホスピタリティ班について」とし、<volunteer@filmex.jp>宛に、メールをお送り下さい。該当言語の募集が確定次第、ご連絡致します。

◎タレンツ・トーキョー班

アジアの若手映像作家たち(15名)にむけたワークショップをスタッフとして裏から支える業務です。英語(講師や受講生の共通言語)の力を生かして、イベント運営をサポートをしていただく業務です。
(参考)タレンツ・トーキョー詳細:http://talents-tokyo.jp/

●募集条件:
・英語能力をお持ちの方(英語でワークショップや受講生や講師への対応を行います)。
・期間:11/19(日)~11/25(土)の7日間
(なるべく多くご参加いただきたいですが、まずはご応募ください)
 ※期間中の平日に入れる方、歓迎!
 時間:9:00‐21:00の間/1日あたり6時間以上(詳細はご相談)

●業務内容:
・ワークショップ運営・進行サポート
・アジアからの参加者に対するホスピタリティ業務
・エクスカージョン同行など

●業務場所:
・有楽町朝日ホール・スクエアほか(有楽町)


今年は広報班の募集は行いません。
運営班、ホスピタリティ班(韓国語)、デイリーニュース班の応募は、締め切らせていただきました。

ポスタービジュアル決定&サイトリニューアル

第18回東京フィルメックスは2017年11月18日(土)~26日(日)の日程で、有楽町朝日ホールとTOHOシネマズ 日劇を会場として開催いたします。

今年のポスタービジュアルが決定しました。
黄色く大きく光るフィルメックスのロゴの後ろには、モノクロの画面に切り取られた南の島の風景が広がります。高いヤシの木を上へ上へと登っていく少年。画面の外まで続く、その先に「映画の未来」が待っていることを信じて、わたしたち映画祭も登り続けます。

映画祭の公式サイトも、今年のポスタービジュアルを基にしてリニューアルしました。TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSやメールニュースでも情報を配信していきますので、ぜひフォロー&登録してください。

全作品のラインナップは10月上旬に発表を予定しています。

<「映画」の時間>『お早よう』(小津安二郎監督作品)を話そう

第20回 小津安二郎記念・蓼科高原映画祭プレイベント第5弾
東京フィルメックスpresents親子鑑賞会 <「映画」の時間>

『お早よう』(小津安二郎監督作品)を話そう

東京フィルメックスは本上映会に企画協力をしております。

親子で楽しめる小津安二郎監督の名作映画『お早よう』鑑賞会です。子供達も映画を楽しめるよう上映前にテレビが普及する前の時代のお話など映画を楽しむポイントについてファシリテーターが解説を行います。映画鑑賞後、親子がそれぞれの視点で映画についてお話ししていただくことが、この企画の目的でもあります。きっと子供達は映画の面白ポイントを驚くほどたくさん発見していることでしょう。

上映後、ワークショップを開催します。
『お早よう』にちなんだゲームや映画の仕組みがわかる工作にチャレンジ!してみませんか?
工作はお持ち帰りいただけます。楽しい夏休みの記念にどうぞ。

©1959松竹株式会社

■実施概要
 開催日:2017年8月6日(日)

【親子鑑賞会】
 開 場 12:30 / 上映 13:00(14:45終了予定)
 会 場 茅野市民館コンサートホール
 定 員  300名様

【ワークショップ】
 開 始 15:10(16:00終了予定)
 会 場:産業振興プラザミーティングルーム
 (上映後、市民館ロビーにて集合し、会場までスタッフがご案内いたします)
 定 員:40名(大人と子ども合わせて)
 ※ワークショップは事前申し込み制です。定員に達し次第、締切とさせていただきます。

■参加費:
 親子鑑賞会: お一人様500円(小学生以下は無料
 親子鑑賞会+ワークショップ:お一人様500円(小学生以下は無料
 ※参加費のお支払いは当日受付にてお願いいたします。
 ※鑑賞会の当日券は市民館コンサートホール入口にて販売いたします。

■対 象:
 小学生と保護者の方(保護者同伴、小学生のみの参加は不可)

上映作品:
『お早よう』デジタル修復版(1959年/94分)

監督/小津安二郎、脚本/野田高梧、小津安二郎
出演/佐田啓二、久我美子、笠智衆、三宅邦子、杉村春子、設楽幸嗣、島津雅彦、泉京子、高橋とよ、沢村貞子、東野英治郎

近所付き合いの小さな波風にふり回される大人たちと、テレビを買ってとねだり大人を困らせる子供たち。東京郊外の新興住宅地を舞台に、戦後の庶民生活を小津流に活写した作品で、軽さのある演出が際立っている。幼い兄弟のオナラのギャグが微笑ましい作品です。

■お申込み

(1)お申し込みフォームを【第20回 小津安二郎記念・蓼科高原映画祭HP】からダウンロードしていただき、ご記入の上、FAX(0266-72-5833)またはメール(kanko@city.chino.lg.jp)にてお送りください。

(2)メールでのお申し込みは、①参加希望イベント(鑑賞会のみのご参加/親子鑑賞会とワークショップへのご参加)②保護者氏名、③お子様の氏名、④お子様の年齢、⑤ご連絡先(電話番号)、⑥緊急連絡先(携帯電話番号)を記載して kanko@city.chino.lg.jp までお申込みください。

※ワークショップのお申し込みは7月30日(日)までにお願いいたします。

お申込みを受付いたしましたら、1週間以内にご連絡先(メールまたはお電話)にご連絡いたします。

お問い合わせ先:茅野市観光課
 TEL:0266-72-2101(内線:423/424)
お申込み先:
 FAX: 0266-72-5833
 メール: kanko@city.chino.lg.jp

主催:小津安二郎記念・蓼科高原映画祭
共催:松竹株式会社
企画協力:特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会

【レポート】4/18タレンツ・トーキョー2017 プレイベント実施報告


4月18日(火)、都内の国際交流基金さくらホールにて「タレンツ・トーキョー2017」のプレイベントが開催された。「タレンツ・トーキョー」とは、ベルリン国際映画祭の「ベルリナーレ・タレンツ」と提携し、アジア圏の監督・プロデューサーを対象に実施している人材育成プロジェクト。今回のプレイベントでは、「タレンツ・トーキョー2017」の募集開始を前に、3名の修了生によるトークショーを実施。現在も意欲的な活動を続ける修了生たちが、それぞれの体験を踏まえて、タレンツ・トーキョーの魅力を語った。
続きを読む

『野火』(聴覚障がい者向け日本語字幕付き)上映会トークイベント(2016年)


11/12 『野火』 トークイベント
アテネ・フランセ文化センター

第17回東京フィルメックス開催のプレイベントとして、聴覚障がい者向け日本語字幕付き『野火』(’14)の上映会が行われた。ヴェネチア国際映画祭をはじめとする数多くの海外の映画祭で高い評価を得た『野火』は、第15回東京フィルメックスのオープニング作品として紹介された後、国内で大きな反響を呼んだ作品である。上映後には、主演も務めた塚本晋也監督が登壇し、林 加奈子東京フィルメックスディレクターの進行で、手話通訳を交えてのトークイベントが行われた。

登壇:
塚本 晋也(映画監督、主演)

聞き手:
林 加奈子(東京フィルメックス ディレクター)
 

日本 / 2014 / 87分
監督:塚本晋也 (TSUKAMOTO Shinya)
製作:海獣シアター
 
Fires on the Plain / 野火
Japan / 2014 / 87 min.
Director: Shinya TSUKAMOTO