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特別招待作品 作品詳細


『妖しき文豪怪談』 KAIDAN - HORROR CLASICS

NHKコラボレーション企画 / 2010
日本文学史に名を残した文豪たちには、もう一つの世界がある。良く知られた名作を執筆する一方で、人の心の闇に取り憑かれ、幻想的な怪談作品を描いていったのである。日本を代表する4人の映画監督が文豪の"もう一つの世界"の映像化に挑む。


「片腕」

監督:落合正幸 (OCHIAI Masayuki)
「片腕」 The Arm
43分
監督:落合正幸 (OCHIAI Masayuki) / 原作:川端康成
【作品解説】
娘が自らの腕を男に貸す場面から始まる「片腕」。日本初のノーベル文学賞作家、川端康成が斬新な感覚の前衛的作品を遺していることは意外に知られていない。「パラサイト・イヴ」やハリウッド映画「シャッター」を手掛けた落合監督が、その妖しい魅力を描く。



「葉桜と魔笛」

監督:塚本晋也 (TSUKAMOTO Shinya)
「葉桜と魔笛」 The Whistler
35分
監督:塚本晋也 (TSUKAMOTO Shinya) 原作:太宰治
【作品解説】
太宰治の原点には祖母の怪談話など青森独特の異界観がある。映画『鉄男』(89)をはじめ、数々の作品が海外の映画祭で絶賛され、スコセッシなど世界的監督をファンに持つ鬼才、塚本監督が太宰の怪談世界に迫る。



「鼻」

監督:李相日 (LEE Sang-Il)
「鼻」 The Nose
33分
監督:李相日 (LEE Sang-Il) 原作:芥川龍之介
【作品解説】
芥川龍之介の代表作「鼻」は、「今昔物語集」の一話を翻案した作品。『フラ・ガール』(06)で一世を風靡した李相日監督が、名作の裏側に潜む怖さを引き出し、新たな「鼻」の物語を生み出した。



「後の日」

監督:是枝裕和 (KORE-EDA Hirokazu)
「後の日」 The Days After
49分
監督:是枝裕和 (KORE-EDA Hirokazu) 原作:室生犀星
【作品解説】
「ふるさとは遠きにありて思ふもの...」の詩で有名な室生犀星。彼が描く怪談には独特の感性が溢れている。死んだはずの子どもと交流する親。その哀しい交流を描いた作品の映像化に、カンヌ映画祭をはじめ数々の国際賞を受賞している是枝裕和監督が挑む。



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