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特集上映 日本イスラエル60周年『イスラエル映画傑作選』
助成：イスラエル大使館
2012年は、イスラエルと日本が外交関係を樹立して60周年の記念すべき年となります。この記念すべき年に、イスラエル映画史上に残る傑作を厳選して特集上映いたします。
近年、世界の映画祭でイスラエル映画の受賞が続いています。その躍進の萌芽は既に60年代の作品にあらわれていました。今回の特集で紹介する４作品は、それぞれにバラエティに富んだジャンルと表現方法を含んでいます。豊穣のイスラエル映画の世界をお届けいたします。
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イスラエル / 1963 / 88分
監督：メナヘム・ゴーラン (Menahem GOLAN)
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後にハリウッドの大プロデューサーとなるゴーランの監督デビュー作。真っ当な生活を送ろうと努力するものの、過去のしがらみに巻き込まれてゆく男をテルアビブのヤッファ地区を舞台に描いた暗黒街ものの傑作。
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イスラエル / 1964 / 110分
監督：エフライム・キション (Epfraim KISHON)
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草創期のイスラエル映画を代表するキションの監督デビュー作。家族とともにイスラエルに移住し、広い家に住むために様々な手段で金を稼ごうとする主人公を描いた風刺コメディ。米アカデミー外国語映画賞にノミネートされた。
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イスラエル / 1967 / 90分
監督：ウリ・ゾハル (Uri ZOHAR)
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アブラハム・Ｂ・イェホシュアの短編小説の映画化。元ガールフレンドの子供を三日間預かることになった男の複雑な心理状況を描く。カンヌ映画祭コンペティションに選ばれ、オデッド・コットレルがカンヌ男優賞を受賞した。
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イスラエル / 1986 / 84分
監督：ラフィ・ブカイー (Rafi BUKAI)
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夭折の映画作家ブカイーの監督デビュー作。第三次中東戦争の末期、スエズ運河を目指してシナイ半島を敗走する二人のエジプト兵の視点を通して反戦のメッセージを打ち出した戦争映画の傑作。ロカルノ映画祭で受賞。
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＜＜オーディトリウム渋谷にて追加上映＞＞
第13回東京フィルメックス終了後も、オーディトリウム渋谷に会場を移して、「イスラエル映画傑作選」をお楽しみいただけます。
１２月８日（土）
１３：００『エルドラド』
１４：５０『サラー・シャバティ氏』
１２月９日（日）
１３：００『子どもとの３日間』
１５：００『アバンチ・ポポロ』
前売券1,300円
当日券1,700円
サポーター会員・映画美学校生1,300円
開場はそれぞれ15分前。
この追加上映のチケット（入場整理番号付き）は、劇場のみで発売（チケットぴあでの取り扱いはありません）
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