期間中のトークイベントについて、ご紹介します。
まず、岡本喜八特集。京橋のフィルムセンターでは、18日と19日の上映後にトークの予定があります。雪村いづみさん、寺田農さんと寺島進さんに岡本演出の事などお話を伺います。
また、MARUNOUCHI CAFE, 丸の内3丁目の新東京ビルに素敵な憩いの場所がありまして、今年の東京フィルメックスでは、24日の午後にモーツァルト生誕250周年絡みの新作の監督をお招きして、トークイベントを2回に分けて行う予定にしています。
そして、おなじみのマリオン朝日ホールのスクエアBでも、祭日の23日と最後の週末25日(土)、26日(日)には、ゲストを招いてのトークを予定しております。公式サイトにお時間、ゲストなどの詳細が載っておりますので、ご確認のうえ、どうぞご来場ください。すべて入場無料です。
映画と共に作り手の生の声を、こじんまりした規模で十分に味わっていただきたいという願いを込めた企画です。お時間が許されれば、皆様からのご質問もお受けしたいと考えていますので、奮ってご参加ください。それぞれ予定人員を越えたところで締め切りますのでご注意を。お待ちしております。
ニュース/事務局からのお知らせ
事務局だより – 林 加奈子ディレクター(11)
今年はモーツァルト生誕250周年。という事で、早くから日本でもコンサートなどが行われていましたが、映画の分野でもニュークラウンドホープというモーツァルト・プロジェクトがあり、東京フィルメックスでも関連の5作品が上映されます。「半月」(バフマン・ゴバディ)、「オペラ・ジャワ」(ガリン・ヌグロホ)、「世紀の光」(アピチャッポン・ウィーラセタクン)、「ハンモック」(パス・エンシナ)、そして「黒眼圏」(ツァイ・ミンリャン)の5本は,このプロジェクトで製作されました。
まさに11月のオーストリアのウィーンでは総合芸術祭が開催されて、舞台演出家のピーター・セラーズ監修のもと、音楽・演劇・舞踏・建築などのアートが華やかに紹介されているそうです。ヌグホロ監督、ゴバディ監督、エンシナ監督、そしてウィーラーセタクン監督は、ウィーンから東京フィルメックスへのご来日になりますので、あちらの様子も伺ってみようと思っています。それぞれ、今によみがえるモーツァルトとでも言ったらよいのでしょうか。個性あふれる5本で、特に「ハンモック」はパラグアイの女性監督のデビュー作です。モーツァルトもすごいけど、こういうユニークなすばらしい5本を製作したプロデューサーも監督も、作り手の方々には頭が下がるばかりです。是非ご覧ください。
ブロードキャストコーナーにて、映像が続々とアップ!
注目の「ブロードキャスト」では、上映作品の映像の一部をご紹介しています。
まずは「エレクション」の予告編と「エレクション2」から部分映像をいくつか。
そしてコンペからは「天国へ行くにはまず死すべし」。
ぜひご覧ください。
「エレクション」 予告編 ジョニー・トー
特別招待作品「エレクション」(香港/ジョニー・トー)の予告編です。(1分42秒)
「エレクション2」 ジョニー・トー (1/6)
特別招待作品「エレクション2」(香港/ジョニー・トー)の映像を少しだけ、お見せします。
全6本のうち、1本目です(1分47秒)。
ビジネスで着々と力を蓄えていくジミー。
「エレクション2」 ジョニー・トー (2/6)
特別招待作品「エレクション2」(香港/ジョニー・トー)の映像を少しだけ、お見せします。
全6本のうち、2本目です(2分58秒)。
ロクの誕生日に集まり、円卓を囲む男たち。
「エレクション2」 ジョニー・トー (3/6)
特別招待作品「エレクション2」(香港/ジョニー・トー)の映像を少しだけ、お見せします。
全6本のうち、3本目です(3分45秒)。
身柄を拘束されたジミーだが、ある取引を条件に釈放される。
「エレクション2」 ジョニー・トー (4/6)
特別招待作品「エレクション2」(香港/ジョニー・トー)の映像を少しだけ、お見せします。
全6本のうち、4本目です(2分31秒)。
動き始めたジミー。
「エレクション2」 ジョニー・トー (5/6)
特別招待作品「エレクション2」(香港/ジョニー・トー)の映像を少しだけ、お見せします。
全6本のうち、5本目です(1分30秒)。
権力の象徴「バトン」を手にするロク。
「エレクション2」 ジョニー・トー (6/6)
特別招待作品「エレクション2」(香港/ジョニー・トー)の映像を少しだけ、お見せします。
全6本のうち、6本目です(1分26秒)。
票を確保するため、強硬手段に出たジミー。