映画の時間プラス〜親子で映画&聴覚障がい者向け日本語字幕つき鑑賞会

みんなで楽しもう!

映画の時間プラス
親子で映画&聴覚障がい者向け日本語字幕つき鑑賞会

<「映画」の時間プラス> 鑑賞希望お申込み期間は11月19日(日)で締切いたしました。
なお、11月23日(木・祝)12:00~の『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』につきましては、満員となりましたので、事前予約のない方の受付はしておりません。ご了承くださいませ。
『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』以外の3作品につきましては11月20日の予約締め切り時点で50席以上の席がございますので、ご予約なしで当日に会場にお越しになった場合は、お座席に余裕がある場合に限りご入場いただけます。


すてきな世界のアートアニメーションを親子で!

日本映画の秀作を日本語字幕つき35mmプリントで!
なんと子どもは無料!

■1,ごあいさつ

国際映画祭「第18回東京フィルメックス」(11/18-11/26)の開催にあわせて、多様な観客に開かれた上映会を実施します。
ブラジルとアイルランドから届いた美しいアートアニメーションには、日本語吹き替えがついていたり、セリフを用いずに理解できる作品ですので、小さなお子さまでも安心して楽しめます。劇場の大きなスクリーンと音響のもと、親子で世界を旅するチャンスです。
また、子どもと一緒に楽しめる良質な日本映画の秀作2本を、聴覚障がい者向けの日本語字幕(*1)がついた35mmプリント(*2)で上映します。上映後には映画を作った「映画監督」が、手話通訳付きでお話をしてくれます。
お家のテレビやパソコンで楽しめるのも映画の魅力ですが、映画館の暗やみの中で大勢のお客さんと一緒に笑ったり、涙を流すのも“一度きり”のかけがえのない体験です。
どなたでも、お気軽にご参加ください!

■2,開催概要

日時:
2017年11月23日(木・祝)、26日(日)

各日ともに12時と15時に開始

会場:
東京国立近代美術館フィルムセンター 小ホール(地下1階)
 東京都中央区京橋 3-7-6
 地下鉄「京橋駅」「宝町駅」徒歩1分、「銀座一丁目駅」徒歩5分
 JR「東京駅」徒歩10分

料金:大人 1,000円子ども 無料(18歳以下)

事前予約制

・お座席の数が限られているため、あらかじめ以下の入力フォームからご予約ください。自動返信メールをお受け取りになった時点で予約完了となります。定員に達した回は受付を終了いたします。ご予約なしで当日に会場にお越しになった場合は、お座席に余裕がある場合に限り、ご入場いただけます。

<「映画」の時間プラス> 鑑賞希望お申込み期間は11月19日(日)で締切いたしました。
なお、11月23日(木・祝)12:00~の『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』につきましては、満員となりましたので、事前予約のない方の受付はしておりません。ご了承くださいませ。
『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』以外の3作品につきましては11月20日の予約締め切り時点で50席以上の席がございますので、ご予約なしで当日に会場にお越しになった場合は、お座席に余裕がある場合に限りご入場いただけます。

予約フォーム→ https://goo.gl/jfXxQ7

お問い合わせ:ハローダイヤル(03-5777-8600)
e-mail: eiganojikan@filmex.jp

 

■3,上映作品、タイムテーブル

<「映画」の時間プラス> 鑑賞希望お申込み期間は11月19日(日)で締切いたしました。
なお、11月23日(木・祝)12:00~の『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』につきましては、満員となりましたので、事前予約のない方の受付はしておりません。ご了承くださいませ。
『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』以外の3作品につきましては11月20日の予約締め切り時点で50席以上の席がございますので、ご予約なしで当日に会場にお越しになった場合は、お座席に余裕がある場合に限りご入場いただけます。

◎11月23日(木・祝)
12:00

©Cartoon Saloon, Melusine Productions, The Big Farm, Superprod, Nørlum

『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』
(推奨年齢:小学校低学年から)
(93分/2014年/アイルランド、ルクセンブルク、ベルギー、フランス、デンマーク/日本語吹替版/字幕なし/カラー/DCP)

海辺の灯台の家で、お父さんと兄妹が暮らしていました。やがて成長した妹がお母さんと同じように海へ消えてしまうことを心配したお父さんは、兄妹を町に連れていきます。町を抜け出して家へと向かう二人にフクロウ魔女たちが襲いかかり、妹のシアーシャがいなくなってしまいました。はたして兄のベンは、お母さんの歌を手がかりに妹を救えるのでしょうか?

・第87回アカデミー賞® 長編アニメーション映画賞ノミネート
・第28回ヨーロピアン・フィルム・アワード長編アニメーション賞受賞
・文部科学省特別選定作品(少年向き、青年向き、家庭向き)
・文部科学省選定作品(幼児向き、成人向き)

■スタッフ
監督…トム・ムーア
音楽…ブリュノ・クレ、KiLA(キーラ)
メインテーマ…リサ・ハニガン

■日本語吹替キャスト
ベン(本上まなみ)
コナー(リリー・フランキー)
ブロナー (中納良恵(EGO-WRAPPIN’))
シアーシャ/幼いベン(深田愛衣)
ダン/シャナキー(喜多川拓郎)
ディーナシー(水内清光、高宮武郎、花輪英司)
おばあちゃん/マカ(磯辺万沙子)


◎11月26日(日)
12:00


『父を探して』
(推奨年齢:小学校低学年から)
(80分/2013年/ブラジル/セリフなし/字幕なし/カラー/DCP)
※上映後にブラジル人タレントのシモネさんによるトークイベントあり

幸せな生活を送っていた三人の親子。しかし、お父さんは出稼ぎにでるため、どこかの街へ列車に乗って行ってしまいました。少年はお父さんを探しに旅立ちます。広い世界で少年を待ち受けるのは、きびしい仕事が山積みの村や、にぎやかだけれど戦争の影がみえる大きな街。それでも少年は、お父さんのフルートのメロディを追い求めて旅を続けて行きます。

アカデミー賞長編アニメーション部門で、南米初の最終候補にノミネートされた作品。クレヨン・色鉛筆・切り絵・油絵具などを自在に使い分けた筆づかいは、まるで絵本に魔法がかけられたかのようで、自然な質感と滑らかなアクションが見るものを驚嘆させます。一切のセリフもテロップも使わずに描き、遠くにありながら私たちが住む日本と地続きであることを感じさせます。

■スタッフ
監督…アレ・アヴレウ
音楽…ナナ・ヴァスコンセロスほか


◎11月23日(木・祝)
15:00
© 2008 「グーグーだって猫である」 フィルム・コミッティ

『グーグーだって猫である』
(推奨年齢:小学校高学年から)
(116分/2008年/日本/日本語字幕つき/カラー/35mm)

大好きな猫のサバが亡くなって、落ち込んでいるマンガ家の麻子。ある日、ペットショップで出会った子猫にひとめぼれした麻子は、子猫にグーグーと名付けて飼い始めました。元気を取り戻した麻子は、青自という青年に恋をします。すべてが幸せな生活が始まったかのように思えた麻子ですが、仕事の最中に倒れてしまいます。彼女はガンにかかっていたのです。

人気少女漫画家、大島弓子の自伝的エッセイ漫画を、『ジョゼと虎と魚たち』『メゾン・ド・ヒミコ』の犬童一心監督が映画化。登場する猫たちがみんなかわいらしく、不思議な世界観や歌も楽しい。いまとはすっかり街並みが変わってしまった吉祥寺の街や、2016年に亡くなった井の頭動物園の象のはな子の姿も見ることができる。

■スタッフ
監督・脚本…犬童一心
原作…大島弓子
音楽…細野晴臣

■出演
小泉今日子、上野樹里、加瀬亮、森三中(大島美幸、村上知子、黒沢かずこ)


◎11月26日(日)
15:00

(C) 2007 「天然コケッコー」製作委員会

『天然コケッコー』
(推奨年齢:小学校高学年から)
(121分/2007年/日本/日本語字幕つき/カラー/35mm)
※上映後に山下敦弘監督によるトークイベントあり(手話通訳つき)

小中あわせて生徒6人の田舎の学校に、東京からかっこいい転校生の広海がやってきました。そよは海水浴での出来事をきっかけに広海に心をひかれます。中学3年生に進級したそよは広海が育った町を見たいと、二人の修学旅行の行き先を東京にします。やがて高校受験が近づき、広海は東京の高校へ進学すると言い出しました。二人は離れ離れになるのでしょうか。

くらもちふさこの名作コミックを『リンダ リンダ リンダ』『オーバー・フェンス』の山下敦弘監督が映画化。映画デビュー間もない頃の夏帆と岡田将生のみずみずしい演技や、島根の美しい自然が心を洗う。中国地方の方言を字幕で読むことで新しい発見があるかも?

■スタッフ
監督…山下敦弘
原作…くらもちふさこ
脚本…渡辺あや

■出演
夏帆、岡田将生、柳英里紗、廣末哲万、夏川結衣、佐藤浩市


◎トークゲストプロフィール


11/26(日)15:00『天然コケッコー』上映後(手話通訳 つき)
山下敦弘(やました・のぶひろ、映画監督)

1976年、愛知県出身。大阪芸術大学芸術学部映像学科卒。1999年、卒業制作作品『どんてん生活』が国内外で高い評価を受ける。『リアリズムの宿』(2003)などを経て、女子高生がバンドを組む音楽映画『リンダ リンダ リンダ』(2005)がスマッシュヒット。『天然コケッコー』(2007)では報知映画賞最優秀監督賞を最年少受賞、キネマ旬報ベストテン2位に入る。『松ヶ根乱射事件』(2007)、『マイ・バック・ページ』(2011)、『苦役列車』(2012)、『もらとりあむタマ子』 (2013)、『超能力研究部の3人』 (2014)、『味園ユニバース』(2015)とキャリアを重ね、2016年には『オーバー・フェンス』と『ぼくのおじさん』の2本を発表。最新作には『映画 山田孝之3D』がある。



11/26(日)12:00『父を探して』上映後
シモネ(Simone)

ブラジル、サンパウロ出身。自称「日本を一番愛するブラジル人タレント」。
バラエティ番組・CM・ドラマ・映画・プラスサイズモデルなどのブラジル人マルチタレントとして活動中。ポルトガル語、スペイン語、英語、日本語の4か国語を話す。ポルトガル語通訳・翻訳と、陽気なキャラクターと日本語力を生かしてタレント活動をしている。日本のみなさまにブラジルの陽気さ、心の温かさ、楽しさをお届けすると同時に、ブラジルと日本、距離は離れているけど、すこしでも近づけるお手伝いさせていただけるように頑張ります。ハグハグ。

twitter : @shiichanbrasil
Instagram:@shiichanbrasil
http://ameblo.jp/shiichanbrasil2010/

■4,「映画の時間プラス」とは…?

第18回東京フィルメックス開催期間中に、多様な観客に開かれた上映の機会を作る特集上映です。
過去に11回実施した親子向けの映画制作・鑑賞ワークショップ<「映画」の時間>に、同じく過去4回実施した聴覚障がい者向け日本語字幕付き上映をあわせて<「映画」の時間プラス>としてパワーアップ!
親子はもちろんのこと、大人だけでも子どもだけでも、どなたでも気軽に参加できる上映会です。映画を通じて、世界の多様性に触れてみませんか?

*1.聴覚障害者向け日本語字幕とは。
聴者(聴こえる人)が外国の映画を観るとき、セリフだけの字幕がつきます。でも、聴こえない人にとっては、男の人の声なのか、女の人なのか、声はどこから聞こえてくるのか、大きな声なのか、小さいのかを知るのは難しいことです。また、ガラスが割れたり、電車が通る音だったり、電話が鳴る音のような物音は、画面に映っていないと分かりにくいことがあります。
そのため聴覚障がい者向け日本語字幕では、誰のセリフか/抑揚/物音などが聴こえない方にも伝わるような工夫がされています。普段、聴者が映画を観るときにあまり意識していないことを、あらためて知るきっかけとなるかも知れません。

*2.35mmプリントとは。
映画は約120年前に誕生した初期の頃からフィルムでの撮影・上映が続けられていました。35mmというのは、そのフィルムの規格のひとつでもっとも一般的な形態でした。しかし、この十数年の間に撮影・上映の大部分がデジタルにとってかわるようになりました。今回の会場となる東京国立近代美術館フィルムセンターは、日本最大のフィルム収蔵機関であり、7Fには日本の映画の歴史を伝える常設展示室もあります。この機会に訪れてみてはいかがでしょうか。


主催:特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会
後援:中央区教育委員会、港区教育委員会
助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
作品提供:アスミック・エース、チャイルド・フィルム、ニューディアー

<「映画」の時間>『お早よう』(小津安二郎監督作品)を話そう

第20回 小津安二郎記念・蓼科高原映画祭プレイベント第5弾
東京フィルメックスpresents親子鑑賞会 <「映画」の時間>

『お早よう』(小津安二郎監督作品)を話そう

東京フィルメックスは本上映会に企画協力をしております。

親子で楽しめる小津安二郎監督の名作映画『お早よう』鑑賞会です。子供達も映画を楽しめるよう上映前にテレビが普及する前の時代のお話など映画を楽しむポイントについてファシリテーターが解説を行います。映画鑑賞後、親子がそれぞれの視点で映画についてお話ししていただくことが、この企画の目的でもあります。きっと子供達は映画の面白ポイントを驚くほどたくさん発見していることでしょう。

上映後、ワークショップを開催します。
『お早よう』にちなんだゲームや映画の仕組みがわかる工作にチャレンジ!してみませんか?
工作はお持ち帰りいただけます。楽しい夏休みの記念にどうぞ。

©1959松竹株式会社

■実施概要
 開催日:2017年8月6日(日)

【親子鑑賞会】
 開 場 12:30 / 上映 13:00(14:45終了予定)
 会 場 茅野市民館コンサートホール
 定 員  300名様

【ワークショップ】
 開 始 15:10(16:00終了予定)
 会 場:産業振興プラザミーティングルーム
 (上映後、市民館ロビーにて集合し、会場までスタッフがご案内いたします)
 定 員:40名(大人と子ども合わせて)
 ※ワークショップは事前申し込み制です。定員に達し次第、締切とさせていただきます。

■参加費:
 親子鑑賞会: お一人様500円(小学生以下は無料
 親子鑑賞会+ワークショップ:お一人様500円(小学生以下は無料
 ※参加費のお支払いは当日受付にてお願いいたします。
 ※鑑賞会の当日券は市民館コンサートホール入口にて販売いたします。

■対 象:
 小学生と保護者の方(保護者同伴、小学生のみの参加は不可)

上映作品:
『お早よう』デジタル修復版(1959年/94分)

監督/小津安二郎、脚本/野田高梧、小津安二郎
出演/佐田啓二、久我美子、笠智衆、三宅邦子、杉村春子、設楽幸嗣、島津雅彦、泉京子、高橋とよ、沢村貞子、東野英治郎

近所付き合いの小さな波風にふり回される大人たちと、テレビを買ってとねだり大人を困らせる子供たち。東京郊外の新興住宅地を舞台に、戦後の庶民生活を小津流に活写した作品で、軽さのある演出が際立っている。幼い兄弟のオナラのギャグが微笑ましい作品です。

■お申込み

(1)お申し込みフォームを【第20回 小津安二郎記念・蓼科高原映画祭HP】からダウンロードしていただき、ご記入の上、FAX(0266-72-5833)またはメール(kanko@city.chino.lg.jp)にてお送りください。

(2)メールでのお申し込みは、①参加希望イベント(鑑賞会のみのご参加/親子鑑賞会とワークショップへのご参加)②保護者氏名、③お子様の氏名、④お子様の年齢、⑤ご連絡先(電話番号)、⑥緊急連絡先(携帯電話番号)を記載して kanko@city.chino.lg.jp までお申込みください。

※ワークショップのお申し込みは7月30日(日)までにお願いいたします。

お申込みを受付いたしましたら、1週間以内にご連絡先(メールまたはお電話)にご連絡いたします。

お問い合わせ先:茅野市観光課
 TEL:0266-72-2101(内線:423/424)
お申込み先:
 FAX: 0266-72-5833
 メール: kanko@city.chino.lg.jp

主催:小津安二郎記念・蓼科高原映画祭
共催:松竹株式会社
企画協力:特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会

【レポート】第11回「映画」の時間 英語字幕付き上映会

2017年2月21日(火)の16時から18時過ぎまで、第11回<「映画」の時間>「映画で日本を再発見!英語字幕付きアニメーション上映会」が、ブリティッシュ・スクール・イン・トーキョー(以下、BST)の渋谷キャンパスで開催されました。
募集開始から数日のうちに、定員枠を超えるお申し込みをいただいて締め切りとなった人気企画。当日はインフルエンザなどで欠席された方もいましたが、大人16名と子ども30名、計14組46名の方にご参加いただきました。


開催にあたってBSTのコミュニケーションズマネージャーのローリー・ノーゲートさんから「BSTの生徒も、学外の生徒も一緒になって楽しんで帰ってください」とご挨拶がありました。続いて、スタッフから鑑賞時の注意事項として「映画と関係のないおしゃべりをしない」「暗いので会場を歩き回らない」と2つの約束ごとが伝えられました。


さっそく、上映開始です。今回は岡本忠成監督がそれぞれ違った素材を活かして製作した短編の人形アニメーション2本を上映しました。
1本目のおこんじょうるりは、紙の張り子や泥人形の風合いを活かした立体アニメ。婆さまがヘタクソな浄瑠璃をうなる場面では、会場から何度も笑いが起きていました。2本目の16mmフィルムを掛け替える間に、映画のお話をしました。日本では、狐や狸が魔法の力を使って人を「化かす」昔話がたくさんあります。今回は、おこんの浄瑠璃に人々の病気を癒すという、不思議な力が宿っていました。また続いて上映される『モチモチの木』も全編が浄瑠璃調で語られます。三味線にあわせて、物語のあらすじやセリフが語られる、日本の伝統の「浄瑠璃」にアニメを通して触れることができました。

2本目の『モチモチの木』は和紙で半立体的に作られたアニメーション。斎藤隆介の原作と滝平二郎の切り絵による絵本が有名ですが、映画では大胆にアレンジされています。おくびょうな豆太がおねしょをしてしまう場面では、やはり客席にも笑いが広がりました。

上映が終わり、休憩時間に16mm映写機の解説が行なわれました。初めて目にする子どもたちもいて、フィルムでの映写の仕組みにみんな興味津々でお話を聞いていました。

後半戦はコマ撮りワークショップです。「ドリコマ」という無料アプリをインストールしたiPadを参加者に配布して、操作方法が解説されます。見本として作られた紙人形と、あらかじめ切り分けられたパーツや割りピンを手にして、オリジナルの人形を作るところからスタート。ついさきほど見たばかりの『モチモチの木』に触発されて、みんなカラフルな自分たちだけのキャラクターを考え出していきます。人間だけでなく、猫や象などの動物を作る子もいれば、ロマンスカーや車など乗り物を作る子も。最初から人形を使わず、自分たちの体を使う子どももいました。



人形が完成したところで、いよいよコマ撮りを開始。背景の絵の上で動かしたり、お母さんやきょうだいと協力しながら、撮影とアニメートを分担して作業したり…。時折スタッフが指導やサポートに入りながら、それぞれが自由に撮影を進めます。作品が完成した子どもから順番に、ビデオプロジェクターに接続して、どんどん上映していきます。お友だちが作った作品に「すごい!」とか「おおー!」といった歓声もあがり、拍手も起きます。参加した全員の作品を上映することができました。


最後に、会場に残っていた親子で記念写真を撮影して、上映会は終了。次回の開催を楽しみに、みな会場を後にしました。

お寄せいただいたアンケートのうち、掲載を許可いただいた方の声をご紹介します。

(1) We really liked the movie “The Magic Fox”! We found the story beautiful and the fox was very cute…The Workshop was very creative and nice, but we would have wished for a little more time to work on hour animation. Everyone was really helpful and the atmosphere of the event was warm and welcoming. We were really happy to take part! Thank you! ありがとうございました!
(2) Program was very insightful and educative. Hope to see or attend the next one. My really did love it.
(3) Screening was interesting! Workshop was cool and lots of fun! Thank you!
(4) 『モチモチの木』や、自分で物語を作るのがとても楽しかった。(子1)発表できて嬉しい。『モチモチの木』が面白かった。(子2)アナログな昔のアニメーションがとても新鮮でした。音楽の間合いもとてもよかった(親)
(5) 楽しい企画をありがとうございました。アニメーション作り、とても楽しんでいました。家でも作ってみます。
(6) 楽しい時間をありがとうございました。iPadを使っての作品づくりは新鮮で楽しいものでした。機会があれば、また参加したいです。
(7) 初めて参加しましたが、夢中になって作品を作っていました。知人のいない中で、自然に仲間に入れて、お心遣いに感謝です。ありがとうございました。
(8) The film was interesting, I liked it very much. I’m also interested in making my own film. Thank you very much.
(9) 実際制作してみることでアニメの仕組みがよくわかりました。みなさんの作品は色々なユニークなアイデアで上映会も楽しかったです。ワークショップの時間ももう少し長くやりたかったほど楽しかったです。このような機会を与えていただき、ありがとうございました。
(10) 映画もワークショップもとても楽しめました。ワークショップは知らなかったアプリなども教えていただき、これから家でも家族でチャレンジしてみます。ありがとうございました。
(11) 今回は楽しい企画で子供たちも2時間いい経験ができました!また機会がありましたらよろしくお願いします。

また、当日に完成した作品も以下にご紹介いたします。

2017.2.21 「映画」の時間 完成作品

02 1Hello

02 2Dancing

04 01PPAP

04 02ケンカ

05パン屋へお買い物

06 1落とし穴危険

06 2ピエロ

07 01おいかけっこ

07 2ジャンプ、ジャンプ

08 01晴れた

09SOLAロマンスカーVSE

10 1きたろうがでるまで

10 2トナカイ

10 3スキーのたいかい

11お花摘み

14Fun at Sea

15nice shoot

17 01Friends forever

18 01回転だ

18 02脱げた

19THE LUCKY MOUSE

20富士山でスケート

21shoot

22My Elephant Friend

23 01clumsy snowman

23 02pretty ballerina

24Nice drive day


(報告:岡崎匡、撮影:明田川志保)

【締切】第11回<「映画」の時間> 映画で日本を再発見!英語字幕付きアニメーション上映

English information is here.

申し込みが定員に達したため、参加者募集を締め切りました。(2/10追記)

第11回<「映画」の時間>
映画で日本を再発見!
英語字幕付きアニメーション上映会
Rediscover Japan – Japanese Animation Films with English Subtitles

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英語と日本語でアニメーションを楽しもう!
アプリを使って制作も体験。
どなたでも参加可能です!

日時:2017年2月21日(火)午後4時〜午後6時まで
対象:小学生、中学生、高校生保護者および一般

参加費:無料

場所:ブリティッシュ・スクール・イン・トーキョー 渋谷キャンパス(東京都渋谷区渋谷1-21-18)
 ◆JR・地下鉄:「渋谷」駅、宮益坂口から徒歩10分、地下13番出口から徒歩5分
 ◆地下鉄「明治神宮前」駅7番出口から徒歩10分
地図はこちら→ (PDF)

プログラム内容:
(1)短編アニメーション映画鑑賞とお話
(2)アプリを使ったコマ撮りアニメーション制作体験

募集定員:
50名(事前申込制。大人と子どもあわせて。定員に達し次第締切)

申し込み方法:以下のフォームに必要事項を入力してください。
申し込みが定員に達したため、参加者募集を締め切りました。(2/10追記)

 

時間割:
3時45分 受付
4時   開始、ごあいさつ
4時10分 上映とお話
5時   休憩、映写機解説
5時10分 ワークショップ
6時   終了

英語の字幕がついた日本映画を、日本人、外国人、年齢に関係なく、みんなで楽しめる上映会です。
アニメーションは、なぜ生きているように動くのかな。
アプリを使って、かんたんなコマ撮りアニメを作ってみよう!

◎上映作品について


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(C)1972 Echo Co., Ltd.

『モチモチの木』

(1972年/16分/英語字幕付き16mmフィルム上映)
脚本・演出:岡本忠成、原作:斎藤隆介、作曲・演奏:鶴澤清治、語り:豊竹呂太夫、製作:エコー

爺さまと山で二人ぐらしをしている豆太は弱虫。家の前にあるモチモチの木が怖くて、夜中にひとりでトイレにも行けません。ある晩、爺さまが突然の病気で苦しみ出しました。お医者さまを呼ぶために、豆太は家を飛び出しました…。 切り絵の絵本で有名な原作を、和紙の人形アニメーションと浄瑠璃調のナレーションで映画化しました。

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『おこんじょうるり』
(1982年/26分/英語字幕付き16mmフィルム上映)
脚本・演出:岡本忠成、原作:さねとうあきら、製作:桜映画社、エコー

寝たきりの婆さまが、おなかを空かせたキツネのおこんを助けました。お礼におこんは浄瑠璃を歌って婆さまを元気にしました。ふたりは協力して、村人の病気を治していきます。やがてうわさを聞きつけたお殿さまから、二人はお城に呼ばれました…。 おこんと婆さまの優しい愛情が、張子(はりこ)や泥人形などを活かした人形アニメーションで描かれます。

◎コマ撮りアニメーションを体験しよう!
スマートホンやタブレット端末のアプリを使って、かんたんなコマ撮りアニメーションを作ってみましょう!映画が動き出す瞬間をみんなで体験しよう。
※機材は貸し出します。
※完成作品のデータは後日、お送りします。

◎お問い合わせ
東京フィルメックス事務局(担当:岡崎)
〒107-0052 東京都港区赤坂5-4-14 トレード赤坂ビル3F
電話:03-3560-6394 メールアドレス: eiganojikan@filmex.jp
ホームページ: http://www.filmex.jp/eiganojikan/

主催:特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会
共催:The British School in Tokyo
助成:子どもゆめ基金
後援:渋谷区教育委員会、港区教育委員会
協力:独立行政法人国際交流基金、株式会社エコー、株式会社桜映画社
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(C)1972 Echo Co., Ltd.

【レポート】「映画で日本を再発見!『お早よう』 Rediscover Japan: “Good Morning”」

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2月2日(火)に第10回<「映画」の時間>として、「映画で日本を再発見!『お早よう』英語字幕付き上映会」<Rediscover Japan: “Good Morning” – Japanese Film with English Subtitles>が開催されました。国際交流基金が所蔵する、英語字幕付きの日本映画の名作のプリントを活用して、国籍や年齢の境を超えて楽しめる上映会です。
今回はThe British School in Tokyo(BST)との共催により、昭和女子大学のグリーンホールを会場として実施されました。

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当日は会場準備が遅れたため、上映会の開始も遅れました。お待たせしましたお客様にはご迷惑をおかけしまして申し訳ありませんでした。約15分遅れでイベント開始です。まずは、BSTコミュニケーションズマネージャーのローリー・ノーゲイトさんからご挨拶があり、続いて今回のゲスト講師であるドン・ブラウンさんが紹介されました。
映画を観る前の注意事項についてのお話に続いて、いよいよ上映開始です。

16mm映写機が動く味わい深い操作音とともに、大きなスクリーンに『お早よう』が映し出されました。実や勇たち、子どもたちのオナラ合戦はいつものように場内の笑いを誘います。今回の上映会では、その他にも劇中の大人の会話のやりとりにも、あちこちから笑いが起こりました。
途中、16mmフィルムの掛け替えの時間をはさみ、94分の上映も無事に終了。大人も子どもも、最後まで映画を楽しみました。

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上映後には、ドンさんが映画の中で出てきたモノや事柄を、日本語と英語の両方で解説してくださいました。
外国人にとってはもちろん、日本人にとっても60年前の映画の中に描かれることは、不思議なことばかりです。
「当時のテレビ」「軽石」「押し売り」「楢山」、そして「小津安二郎監督」について…実際の軽石も手に取ってみました。
映画の中の遠い昔の日本が、少し身近に感じられたでしょうか。

ここで、ひとまず上映会は終了です。そのまま続けて、希望者だけ会場に残り、ミニゲームに挑戦しました。
『お早よう』の中で、大人たちへの抵抗のために、実と勇はだんまり作戦を続けました。ただ、給食費を学校に持っていく必要があり、なんとか言葉を使わずにジェスチャーで家族に「給食費」を伝えようと悪戦苦闘する姿が、今回の上映会でも大きな笑いを生んでいました。この映画の場面と同じようにジェスチャーゲームに挑戦してみます。
2つほどお手本をみたあとに、子どもたちが実践します。あらかじめスケッチブックに用意された単語を、身振り手振りだけで、他のお友だちに伝えます。ジェスチャーをする子どもも真剣ですが、答えを考える子どもたちも真剣。何を表現しようとしているのか、動きをよく見て、頭を働かせて答えます。
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「かさ」「ねこ」「とけい」「スキー」「えんぴつ」「すもう」「でんしゃ」…
たとえ言葉が通じない状況でも、伝えよう、読み取ろうという気持ちがあれば、国籍や年齢を越えて伝えられることがあります。でも、お互いに通じる言葉があると、もっと簡単に伝えることができますね。
『お早よう』の劇中でも話していましたが、一見すると意味のないように見える「おはよう」「こんにちは」「いいお天気ですね」「そうですね」にも、なにか、意味があるのかも知れません。

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さて、ミニゲームも終わり、上映会もお開きです。何人かの希望者には、16mm映写機を間近に観てもらいながら、フィルムで映画が映写される仕組みを解説しました。参加した子どもたちは、『お早よう』のマジックロールの型紙と、軽石を食べなくてもおならが出せるようになるブーブークッションをお土産に、帰っていきました。
(報告:岡崎 匡)

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【参加者募集】第10回<「映画」の時間> 映画で日本を再発見!『お早よう』英語字幕付き上映

English information is here.

 

第10回<「映画」の時間>
映画で日本を再発見!
『お早よう』英語字幕付き上映
Rediscover Japan – Japanese Films with English SubtitlesUntitled 01 1

(C) 1959 松竹

昔の日本へ、タイムトラベル!
英語と日本語で映画を楽しもう!
どなたでも参加可能です!

日時:2016年2月2日(火)午後4時〜午後6時15分まで
対象:小学生、中学生、高校生保護者および一般
(小中高生、インターナショナル・スクールの生徒は優先的に参加できます)

入場無料

場所:昭和女子大学 グリーンホール(東京都世田谷区太子堂1-7-57)
 地図はこちら→ http://office.swu.ac.jp/campusmap/
 ◆地下鉄:東急田園都市線「三軒茶屋」駅下車、徒歩7分
 ◆渋谷駅からバスで「昭和女子大」下車、徒歩1分

◎プログラム内容:
(1)映画鑑賞『お早よう』
(2)ゲスト講師によるお話
(3)参加者同士でミニゲーム

◎募集定員:
(1)および(2)→600名事前申込の必要なし、先着順)
(3)のみ→50名事前申込制、大人と子どもあわせて、定員に達し次第締切)

ミニゲーム(3)の申し込み方法:
以下のURLから申し込みフォームに必要事項を入力してください。
応募フォーム→ https://goo.gl/15TqEr

◎時間割:
3時30分 受付開始
4時    イベント開始、ごあいさつ、映画を観る前のお話
4時5分  『お早よう』上映(94分、英語字幕付き)
5時40分 映画のお話(15分)
5時55分 終わりのあいさつ
6時    上映会終了、ミニゲーム参加者以外は解散
6時5分  ミニゲーム(10分)
6時15分 イベント終了
※希望者のみ16mm映写機解説を行ないます


映画は、時間も国も越えて旅をすることができる、タイムマシンです。
英語の字幕がついた昔の日本映画を、日本人、外国人、年齢に関係なく、みんなで楽しめる上映会です。
また、かんたんなミニゲームで、言葉を使わずにお話してみましょう!

◎上映作品について
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(C) 1959 松竹

『お早よう』
(1958年/小津安二郎監督/94分/英語字幕付き16mmフィルム上映)
出演:佐田啓二、久我美子、笠智衆、三宅邦子、杉村春子、設楽幸嗣、島津雅彦、泉京子、高橋とよ、沢村貞子、東野英治郎
脚本:野田高梧、小津安二郎 撮影:厚田雄春 美術:浜田辰雄 音楽:黛敏郎

近所の子どもたちのあいだでは「おなら遊び」が大流行しています。もうひとつ子どもたちが夢中になっているのが「テレビ」です。学校から帰ると宿題もそっちのけで、近所の家に集まってテレビの相撲の中継をみるのがみんなのたのしみ。実と勇の兄弟は「テレビを買ってくれ」とお父さんにおねだりしますがしかられます。そこでふたりは家でも、近所でも、学校でも、誰とも口をきかない「だんまりスト」を決行します。これが小さな「家出」事件になり、みんなを心配させます。やがて帰ってきたふたりの家には…。
描かれる昭和時代の風景を、楽しくみましょう!

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◎ゲスト講師プロフィール
Donprofilephotoドン・ブラウン Don Brown

日本映画専門翻訳家。ニュージーランド生まれ。1999年に初来日。その後、市役所や大使館勤務を経て、2010年より独立。英語字幕を担当した日本映画に『晩春』『麦秋』『小さいおうち』『母と暮らせば』『猫侍』『TOKYO TRIBE』など多数。その他、国内の映画祭での司会および通訳、カタログなどの翻訳も手がける。朝日新聞英語版サイトAJWで日本映画に関するコラムを月に2回連載中。
日本語も堪能なドンさんと一緒に、日本映画の世界を探検しましょう!
http://www.donbrown.jp

◎ 保護者のみなさまへ…
・(1)映画鑑賞および(2)ゲスト講師によるお話はどなたでも参加できます(申込不要)。(3)参加者同士でミニゲームへの参加もあわせてご希望の方のみ、専用フォームよりお申し込みください。
・申し込み時にいただきます個人情報は、今後の<「映画」の時間」>の活動に関する御案内の目的にのみ利用することとし、第三者への提供、その他の目的には使用いたしません。
・当日は、活動を記録するためのカメラが入るほか、マスコミの取材や見学が入ることもあります。ご了承くださいませ。

◎「映画」の時間とは…
「映画の未来へ」をキャッチコピーに掲げる東京フィルメックスでは、2008年より子ども映画ワークショップ<「映画」の時間>に取り組んで参りました。第1回(08年3月)〜第3回(10年3月)では、映画を「みる」「しる」「つくる」「みせる」をキーワードに、小学3年生〜中学3年生の子どもたちが、特別講師の映画監督と大人スタッフのサポートにより、子どもたちの手で映画制作から上映会までを実現しました。第4回(10年11月)、第5回(11年11月)では、特に「みる」「しる」に重点を置き、映像に命を吹き込むワークショップや、バリアフリー上映での親子鑑賞などを体験しました。第6回(12年8月)、第7回(12年11月)では、生誕100年を迎えた木下惠介監督の代表作の1本『二十四の瞳』を題材に、舞台となっている時代の背景や、監督・キャストなど作品にまつわるお話を上映の前後に行ないました。第8回(14年3月)では、生誕100年と没後50年を迎えた小津安二郎監督の『お早よう』の観賞後、グループに分かれて気づきや感想を共有するワークショップを行いました。第9回(15年3月)では『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦! ウルトラ10勇士!!』を観賞後、部屋全体を覆い尽くした大きな白紙のキャンバスに、思い思いのウルトラマンや怪獣を描きました。 公式サイトに過去のレポートを掲載しております。

◎お問い合わせ
東京フィルメックス事務局(担当:岡崎)
〒107-0052 東京都港区赤坂5-4-14 トレード赤坂ビル3F
電話:03-3560-6394 メールアドレス: eiganojikan@filmex.jp

主催:特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会
共催:The British School in Tokyo
助成:独立行政法人国立青少年教育振興機構(子どもゆめ基金)
後援:世田谷区教育委員会、渋谷区教育委員会
協力:独立行政法人国際交流基金、松竹株式会社

【レポート】みんなでウルトラお絵かき!ワークショップ付き親子特別鑑賞会

3月1日(日)、東京都内の松竹本社にて第9回<「映画」の時間>が開催されました。「ウルトラマンギンガ」シリーズの劇場版最新作『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』公開を記念し、この作品を親子で鑑賞し、上映後に「みんなでウルトラお絵かき!」と題したワークショップを行いました。
 
1.jpg今回参加したのは、公募で集まった17組のご家族。子どもたちは4〜12歳の26名(+大人23名)です。どこよりも早く、劇場版ウルトラマンの最新作が観られる特別な上映とあって、募集30名の定員に対して350組900名の応募があり、参加は高い倍率の抽選になりました。
雨模様の寒い朝でしたが、みんなわくわくした様子で試写室に集まってくれました。
 
2.jpg上映前に「みんなはウルトラマン、観たことがありますか?」とスタッフが客席に問いかけると、もちろん!と手が挙がります。日本人なら誰でも知っているウルトラマン。世代を越えて親しまれています。
次に、映画を観るときのお約束が説明されました。「映画を観ている間は、映画と関係ないお話をしないこと」。お家でDVDを観るのとは違って、映画館では隣にほかのお友達がいます。今回の映画の中でも、仲間と協力して戦うことが大切なメッセージ。「自分だけでなく、お友達と一緒に楽しめるようにお約束を守りましょう」
 
今回は、ウルトラマンギンガ、ビクトリーに、ウルトラマンティガからゼロまでの計10人のウルトラマンが活躍します。歴代のウルトラマンが次々と登場すると「ティガだ!」「コスモスだ!」と客席のウルトラ博士たちから声が上がります。ウルトラマンをサポートする特捜チームUPGのメンバーたちが、それぞれの「怖いもの」の幻影を見せられて悪戦苦闘する場面では、大きな笑い声が沸きました。最強の敵・エタルガーを倒すためにギンガとビクトリーが心を合わせて戦う場面では、劇場版ならではの大スケールの映像に、みんな圧倒された様子でした。
chara-main1SS.jpg©2015「劇場版 ウルトラマンギンガS」製作委員会
 
3.jpg上映が終わり、興奮さめやらぬまま、みんなで試写室から会議室へ移動します。
会議室いっぱいに広げられたのは、約10メートル四方の白紙。次々と入ってくる子どもたちから歓声が上がります。
白紙の横には、クレヨンやマーカー、水彩絵の具が用意されています。ウルトラマンギンガとウルトラマンビクトリー、それぞれ一人では敵を倒せなかったけれど、力を合わせることで勝つことができました。この大きな紙いっぱいに絵を描くなんてきっと一人ではできないけれど、みんなで取り組めば完成させられるはず。
ここで、ひとつお約束。映画を観るときと同じように、「ほかのお友達と一緒にいることを忘れないこと」。お友達が描いている絵の上に描いたり、邪魔したりしないで、協力して絵を描いていきます。できるかな?
4.jpg「好きな道具を使って、自由に描いてみましょう」ファシリテーターが白い紙の上にさっと線を引いてみせると、「早くお絵描きしたい!」とうずうずする子も。
その前に、ファシリテーターがみんなに必殺技を伝授します。
その名も「分身の術」!紙の上に寝転がって、お父さんやお母さんに輪郭をなぞってもらいます。
ファシリテーターのデモンストレーションに、みんな興味しんしん!やってみて、と声を掛けると、一斉に紙の上に散らばって、思い思いのポーズで分身します。
 
5.jpg輪郭が出来上がったら、分身たちに色を塗ります。お気に入りのウルトラマンになったり、カラフルなお洋服を着たり、体を光らせたり…
普段はなかなか体験できない大きな紙での「ウルトラお絵かき」に子どもも大人も夢中!真っ白だった会議室が、あっという間ににぎやかに変身していきます。
分身が完成した子どもたちは、会議室中を歩き回って、空いているスペースに自由にお絵描き。描くのはやっぱり大好きなウルトラマンやウルトラ怪獣です。
子どもたちと一緒に、お父さんお母さんもお絵かきに参加します。ウルトラセブンやバルタン星人といった懐かしのウルトラマンや怪獣を描くお父さんは注目の的でした。
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お絵かきの時間が終わり、どんな絵が出来上がったかを振り返ります。みんなのカラフルな分身が集まって、見事に大きな絵が完成しました。
 
最後は、記念撮影。カメラマンのお姉さんの「ウルトラ!」というかけ声に、みんなで「マン!」と声を揃えてスマイル!
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終了後には、それぞれが描いた絵をはさみで切り取って持って帰ってもらいました。今日この日に描かれた子どもたちの「分身」、大きくなって大切に見返す日が来るかもしれません。
映画の迫力と大興奮とともに、特別な一日が幕を閉じました。
(報告者:花房佳代)
 
ご参加をいただいた親子のみなさま、企画にご協力をいただいた株式会社円谷プロダクション、松竹株式会社、バンダイビジュアル株式会社、当日の運営を手伝ってくださったスタッフのみなさま、本当に有り難うございました。
 
当日の模様はご取材いただいたメディアでもご紹介をいただいています。
 
・月刊ヒーローズ「ULTRAMAN」(3/5)
「劇場版ウルトラマンギンガSを観てきました!」
 
・nina’s(3/13)
「ウルトラおえかきワークショップへ」
 
・シネマズ(3/14)
「壁一面のウルトラお絵かき体験!ウルトラマンギンガS親子特別試写会参加レポ」
 
・デイリースポーツオンライン(3/18)
「映画上映とワークショップで童心に返る」
 
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『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦! ウルトラ10勇士!!』
全国の劇場にて公開中!

公式サイト

みんなでウルトラお絵かき! ワークショップ付き親子特別試写会 参加者募集中

(2月12日掲載)
このたび、『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』公開を記念して、親子鑑賞会及びワークショップ(第9回<「映画」の時間>)を開催いたします。どこよりも早いプレミア上映、観賞後には参加型ワークショップも実施します。
現在、参加者を募集しております。(締切:2月23日)
お早めにお申し込みください。
 
>> <「映画」の時間> 詳細ページ
 
<確認用>チラシ表面S.jpg<確認用>チラシ裏面S.jpg

©2015「劇場版 ウルトラマンギンガS」製作委員会

『お早よう』を話そう〜親子鑑賞会レポート

寒さがまだ残る3月9日(日)に、都内の松竹本社にて第8回<「映画」の時間>が開催されました。今回は「『お早よう』を話そう〜親子鑑賞会」と題して、小津安二郎監督の1959年の名作を親子で鑑賞し、上映後のワークショップで感想を共有する試みです。
 
S0075542.JPG小津監督は、日本国内のみならず、世界の映画ファンや映画監督からも尊敬を集めています。2013年に生誕110年と没後50年を迎えたことを記念して、4作品がデジタルリマスター復元され、昨年5月のカンヌ映画祭で『秋刀魚の味』、8月のヴェネチア映画祭で『彼岸花』、今年に入って2月のベルリン映画祭で『秋日和』、そして3月の香港映画祭で『お早よう』が上映されました。これら4作品がBlu-rayで発売される機会に、松竹のご協力をいただいて実現いたしました。
 
P3095269.JPG参加者は一般の公募で集まった12組のご家族、子どもたちは6歳から12歳までの17名。
受付では登場人物の顔写真が印刷された紙に、自分の名前を書き込んで名札代わりにします。
 
まずは「おはようございます」の挨拶から。慣れない場所だからか、見知らぬひとたちに囲まれているからか、子どもたちの声に少し力が足りません。「これから観る映画は、あいさつがとても重要な役割を果たします。もう一度おおきな声でやり直しましょう」今度は、とても元気な声で「おはようございます」の挨拶が聞こえてきました。
 
S0325743.JPG上映の前にはスタッフと子どもたちの間で短いお話をしました。「ラジオがお家にあって、聴いたことがあるひと?」との質問に、子どもたちは「おばあちゃんのお家にならある」との声が。やはり普段はあまりなじみがないようです。「じゃあ、テレビを観たことがないひとは?」誰も手を挙げません。「みなさんはいま欲しいものがありますか?」の質問には「Wii U!」と素早い反応が返ってきます。「おとうさん、おかあさんは欲しいものはありますか?」「おかあさんは宝石が欲しいんだよ」と子どもが教えてくれます。
「これから観る映画は、テレビがまだお家にあまりなかった時代。10軒のうち、3軒ほどにしか、ありませんでした。だから、大人も子どもも、みんながテレビに夢中で、みんなが欲しいと思っていた時代のことです」と、いまの感覚からは、あまり想像できなかったことを補足します。映画を観る前のお話は、これだけ。
 
参加者には、コミュニティシネマセンターが2006年に作成したリーフレットと、当時を理解するためのヒントになるキーワードについての副読本を配布してあります。(収録されたキーワードは…「婦人会」「軽石」「ねこいらず」「給食費」「若乃花」「押し売り」「ルンペン」「西洋寝着」「翻訳」「タンマ」「テレビ」「デジタルリマスタリング」)
 
今回は”『お早よう』をお話しよう”というイベントです。映画の中でも、お話する、伝えるということが、とても重要なポイントになっています。そこで、今回の映画は「たくさんお話をしてもよい」ということにしています。上映の最中に、聞き取りにくかったり、分からない言葉や、難しいなと思ったことは、隣にいるお父さんやお母さんに聞いてもかまいません。ただし、映画と関係のないおしゃべりをしてはいけません。
 
さて、いよいよ上映開始。
最初は少し硬かったような場内の雰囲気も、映画の中のおならの数が増えるにつれて次第にやわらかく変化していきます。土手の上でラジオ体操をしながら、リズムに合わせておならを連発するおじさんに、子どもたちは大喜び。押し売りとの攻防や、ご近所のうわさ話などはお母さんたちにも実体験があるのか、大人からも笑い声がもれてきます。特に勇の「ちぇっ」と胸の前で指を鳴らすフリや、覚えたてで脈絡のない「アイ・ラブ・ユー」などの数々の微笑ましい言動に、自然と笑いが起きます。実と勇が盗み出した、おひつとやかんが無人の交番の机に並べられている場面では、子どもたちの笑いがどっと起き、<省略>の味わいも楽しんでいたようです。
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(C) 1959 松竹
 
また、上映前に「お話しよう」とナビをしたこともあり、上映中も親子で映画の内容やセリフ、画面に出てきたモノについて会話をしている光景も見られました。
94分の上映時間、「終」のマークとともに場内からは自然と拍手が起きました。
 
試写室から出て来て、会議室へと場所を移します。
まずは名札に印刷された登場人物「お父さん」「お母さん」「実」「勇」にあわせて4つのテーブルに分かれて座ります。「お父さん」は父親と母親の混成チーム、「お母さん」は全員母親のチーム、「実」は2年生から6年生、「勇」は1年生と年長さんのチームです。いきなり説明もなく、お父さんやお母さんたちと分かれて、見知らぬ同年代の子どもたちとテーブルを囲み、「これから何をするんだろう…」とやや不安げな子どもたち。
 
まずは本題に入る前の準備体操として、ミニゲームをしました。映画の中で、両親とケンカしてだんまり作戦を実行中の実と勇が、給食費を学校に持っていかなくてはならなくなり、大ピンチ。どうにかして、お母さんから給食費をもらおうと、言葉を使わずにジェスチャーで伝えようとしますが…。久我美子演じる節子おばさんにも分かってもらえず、このやりとりが爆笑ポイントになっています。この場面を思い出しながら、まずはそれぞれのチームでジェスチャーゲームをしてみました。お題は「好きなもの」。各チームのファシリテーターから始まり、それぞれ2人にジェスチャーをしてもらい、30秒の制限時間内に正解を見つけます。大人チームはさすがに人生経験の余裕からか、見事に正解を連発しますが、子どもチームは苦戦しています。3ゲームが終わったところで切り上げようとすると、勇チームからは「もっとやりたい!」の声が出ましたが、本題に移ります。
 
「これから始めることは、学校の授業とは少し違います。正解を見つけることが目的ではありません。みなさんが「気づい」たことを「話し合う」ことを大切にしたいと思います」
 
各テーブルに配られたA4の白紙とカラーペン。「映画の中で、覚えている場面、忘れられないことを絵に描いてください」と告げられました。制限時間は4分。絵は上手でなくても構いません。棒人間でもいいです。何が映っていたかな…誰がいたかな…どんな色だったかな…描きながら思い出していきます。おしゃべりをたくさんしても構いません。みんな次々に描いていきます。
何を描こうかな…と迷っている子どもたちもいます。ファシリテーターとお話しながら、「場面」を見つけていきます。

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さて、制限時間になりました。今度は、その描いた絵をもとに、ひとり1分ずつ、チームのメンバーにどの場面か、何を描いたのか、なぜ気になったのか、などをお話していきます。同じ場面を描いたひともいれば、ばらばらになったチームも。思い思いの場面がテーブルの上に広がりました。
 
P3095310.jpgそして、次はそれぞれの絵とコメントをもとに、メンバーが思いのままにお話していきます。
大人チームは大盛り上がり。1人が感想を言うと「私もそれが気になりました」「他に◯◯もありましたよね」と続き、疑問点が出てくると、みんなで考え込んだり。子どもチームも絵を見ながら、言葉をつなげていきます。
出て来たコメントや感想、疑問点など、なんでもぜんぶを拾い集めて、ファシリテーターが付せんに書き出していきます。大きな模造紙を、各チームの付せんが埋めつくしていきます。
 
6分ほど話し合ったあと、1分間でまとめの時間です。この後の発表に向けて、それぞれ似た内容の付せんを分類して模造紙に貼付け、分類したグループに名前をつけていきます。それぞれのチームで、どの話題がホットだったかが次第に浮かび上がってきます。
さて、発表の時間です。
 
DSCF5930.JPGまずは「勇」チームから。子どもたちの絵を見せながら、どんなことを話し合ったのか、他のチームに伝わるようにお話していきます。
このチームはいちばんちいさな子どもたちが集まっていたのですが、みんな積極的にお絵描きをしていました。その中でも、映画本編の冒頭で、松竹のロゴマークとともに浮かび上がる富士山が強く印象に残ったらしく、紙いっぱいに立派な富士を描く子どもが続出しました。中には「松竹」と漢字で書いている子どもも…。普段から、山を描き慣れているから、というのもあるかも知れません。
大きく分けると、やっぱり大人気の①『おなら』(いろいろな人物のおなら、うまくできない子どもなど)、だんまり作戦中におひつとやかんのお茶を盗み出して土手で食べたり、おならを上手に出すために軽石を食べたりする②『食べる』、朝の登校や町内会費をめぐるやりとりなど当時の③『生活』に注目するお話が多く出ました。
 

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P3095354.jpg続いて「実」チームは、勇チームと比べて少しお兄さんにあたる子どもたちです。絵を描いて見せることに照れている子もいますが、どんどん描いていく子もいます。ここは助産師をしている原口さんのおばあちゃんが、押し売りを大きな包丁で撃退するところが一番人気でした。勇チームと同じく、土手におひつとやかんを置いて逃げ出したところや、勇が覚えたての「I Love You」を文脈に関係なく連発して笑いを誘っていたことなども印象に残ったようです。二人が意地になってだんまり作戦を敢行するところでは「やりとげる根性がすごい、僕なら絶対ムリだと思った」という意見も。
 

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P3095355.JPG「おかあさん」チームでは、やはりおかあさん目線のコメントがたくさんあがりました。佐田啓二をめぐる『恋愛』や、当時の風俗が垣間見える『時代』、『子どもたちの様子』などについても出ましたが、なんと言っても『主婦・女性の視点』に意見が集まりました。主婦のうわさ話の恐ろしさや、エプロンの前が濡れていたり、お父さんの足袋の裏が汚れていたり、結局、最後はテレビを買っちゃうんだね(子どもに甘いなあ)というような、”あるある”ネタに共感したようです。また、多くの方が『色の使い方や柄、インテリア』がオシャレ!と感じたようです。たとえば、おばあちゃんの服やふすまの柄がかわいい、赤とえんじ色の使い分け、お茶碗の柄がみんな違う、道路の街灯がモダン、などなど。
 
P3095356.jpg最後の「おとうさん」チームは、男性と女性の混成チーム。ここでは子どもチームと同じように『おなら』の話題も出ましたが、おひつや火鉢、フラフープなどあまり見かけなくなった『モノ』に視線が集まったようです。そして、いちばん盛り上がった話題が『家、建物』について。各家庭の配置がどうなっているのかが謎、外観も内観もどれも同じように見えるのが不思議、玄関と勝手口の関係など間取りがわからない…など、すっかり小津世界の迷路にはまりこんでしまいました。そもそも建売りなのか借家なのか…丸山さんが引っ越したから借家に違いない、家の中にいながら隣の家と会話できるなんて面白いねえ…など、話は尽きませんでした。
 
さて、それぞれのチームからの発表が終わりました。お家に帰ってから、今度はお父さん、お母さん、子どもたちで自分たちの描いた絵を見せながら、またいろいろとお話が出てくることでしょう。
 

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ここで松竹株式会社メディア事業部の藤井宏美さんに、今回上映した『お早よう』のデジタルリマスタリングについて、解説していただきました。実際の35mmフィルムやDCPのHDドライブ、Blu-rayディスクなどを見せていただくことで、より実感できるものとなりました。
 
また、先日104歳で亡くなられたまどみちおさんの『おならはえらい』という詩を紹介しました。この詩には、『お早よう』と重ね合わされる部分がいくつもあるように見えます。
 
最後に、参加してくださった子どもたちにお土産が配られました。
中に入っていたのは…昔なつかしい紙風船と巻鳥のほか、作品ポスターにも映り込んでいる木製のなげわのミニチュア、喜びを爆発させた勇が景気よく回すフラフープ(組み立て式!)、そしておならと言えば…ブーブークッション。これをつかえば、軽石を飲まなくても、実や勇より上手におならを鳴らすことができます。

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P3095343.JPGそして、今回の鑑賞会特製のソーマトロープとマジックロール。マジックロールの方は、お家に帰ってから自分で作れるようなキットになっています。鉛筆を左右に動かすことによって、節子おばさんが部屋に入ってきた途端に勉強をしているフリをする実と勇が見えます。これも、徹底的に構図や相似形のアクションにこだわった小津監督の特性が、見事な笑いに転化したものです。
 
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P3095359.jpgここで第1部が終了、一時的に解散しました。
続いて第2部の企画展示を鑑賞する家族は、フィルムセンターへ移動します。
フィルムセンターでは岡田秀則主任研究員が、展示品を丁寧に、子どもたちにも分かりやすい言葉で解説してくださりました。
 
『お早よう』のタイトルクレジットや、小津監督が参加者の子どもたちと同じ小学生の頃に書いた作文や習字などの貴重な資料もあります。『お早よう』の文字デザインも、監督自身が手がけ、色の指定なども書き込まれていました。『お早よう』の絵コンテと撮影用シナリオを見比べたり、上映後のお話タイムでも出て来た「建物の位置関係」の謎がすっきりと分かる、オープンセットの平面図やセット写真のスクラップブックも見ることができました。
展示室の入口に作られた「とんかつ」の看板やポリバケツのセット模型では、小津独特のローポジションを体感できるとあって、親子で撮影に盛り上がっていました。

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半日たっぷりのワークショップも、無事に終えることができました。
当日の模様はご取材いただいたメディアでもご紹介をいただいています。
 
・eiga.com(3/9)
「親子で小津安二郎の「お早よう」鑑賞 55年前の名作に子どもたちも笑い声」
 
・日本経済新聞夕刊(3/15)
「子供たちと小津を見る」
 
・しんぶん赤旗(3/18)
「親子で映画楽しむ」

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ご参加をいただいた親子のみなさま、企画にご協力をいただいた松竹株式会社、東京国立近代美術館フィルムセンター、リーフレットを提供していただいたコミュニティシネマセンター、当日の運営を手伝ってくださったスタッフのみなさま、本当に有り難うございました。
(報告者:岡崎 匡)

第8回<「映画」の時間>『お早よう』を話そう〜親子鑑賞会を開催します

小津安二郎監督の生誕110年、没後50年を記念して、『お早よう』の親子鑑賞会を3月9日(日)に実施します。
内容および申し込み方法の詳細は、<「映画」の時間>のページをご覧ください。
 
第8回<「映画」の時間>『お早よう』を話そう〜親子鑑賞会
 
ohayo_01S.jpg『お早よう』小津安二郎監督 (C)1959 松竹