清水宏監督の特集上映が開催中です!

第4回(2003年)の東京フィルメックスで特集上映され、好評を博した清水宏監督の作品が、ただいま渋谷のシネマヴェーラで一挙上映されています(8月3日まで)。
東京フィルメックスでは、上映された作品の中から「簪」が観客賞を受賞するなど、連日たくさんのお客様にいらしていただき、熱烈な支持をいただきました。
ちょうどこの年は、清水宏監督と同年に生まれ、同じく松竹で活躍した小津安二郎監督とともに生誕100年を迎えたことで大変な注目を浴び、その後もベルリン映画祭を皮切りに、香港など世界の映画祭で上映されました。
「簪」他、東京フィルメックスで上映された作品の数々も上映されます。
東京フィルメックスで見逃した方も、この機会にぜひご覧ください。
<シネマヴェーラ公式サイト>

リティ・パニュ監督の特集上映が開催されます

昨年に引き続き、今年も難民映画祭<レフュジー・フィルム・フェスティバル>が7月18日より26日まで開催されます。4つの会場のうち、東京日仏学院では、カンボジアのリティ・パニュ監督の特集上映が行われます。
第6回東京フィルメックスのコンペティション部門で上映された「焼けた劇場のアーティストたち」(映画祭公開タイトル:焼けた劇場の芸術家たち)も上映されます。
この機会にぜひご覧ください。
1. 7月22日日曜日 17:30 東京日仏学院 
2 .7月24日火曜日 19:00 東京日仏学院
<第2回難民映画祭>

中国映画の全貌2007 開催!

中国映画ファン、アジア映画ファンにとっておなじみの好評企画「中国映画の全貌」が今年も7月21日から8月31日の日程で開催されます。
今回は新宿のケイズシネマに会場を移して、新旧の注目作品全74本が上映されます。
この中には過去の東京フィルメックスでもプレミア上映された作品が7本、並んでいます。
この機会にぜひご覧ください!
■ロゥ・イエ監督
「ふたりの人魚」(7/31 18:30, 8/21 16:30)
■ワン・グァンリー監督
「イチかバチか-上海新事情」(8/2 16:05, 8/26 20:10)
■ジョニー・トー監督
「エレクション」(7/28 16:05, 8/3 13:40, 8/6 18:30)
「PTU」(8/3 18:30, 8/6 16:05, 9/6 14:30)
■ジャ・ジャンクー監督
「プラットホーム」(8/4 13:40)
「青の稲妻」(8/4 16:55)
■チャン・ユアン監督
「ただいま」(8/22 19:20, 8/31 11:00)
*上映作品、スケジュールは公式サイトでご確認ください。
<新宿ケイズシネマ 公式サイト>

ジャ・ジャンクー監督「長江哀歌」が日本公開されます。

昨年の東京フィルメックスのオープニング作品「長江哀歌(エレジー)」(原題:三峡好人)が、8月よりシャンテ・シネを始めとして全国順次公開されます。
映画祭では、オープニング・セレモニーが行われた国際フォーラムを満場の観客が埋め尽くしました。その前で、ジャ・ジャンクー監督と主演女優のチャオ・タオさんが舞台挨拶と質疑応答に応えてくださった模様は、下のデイリーニュースやブロードキャストで見ることができます。
ヴェネチア映画祭の金獅子賞(最高賞)を本作品で獲得して、どこかそれまでよりも風格を感じさせていた監督でしたが、謙虚な姿勢はいつもと変わらなかったのが印象的でした。変わりゆく街をとらえた圧倒的な映像美と深い人間洞察は観客からも熱狂的に迎え入れられて、映画祭の華々しい幕開けを飾っていただきました。
また、映画祭期間中にMARUNOUCHI CAFEにて行われたトークショーでは、とても興味深いお話がたくさん飛び出しました。特に監督が映画を目指すことになった時に、お父様と交わした会話や、ダンスの先生だったチャオ・タオさんが映画に出演することになったきっかけなど、その状況ひとつひとつが映画の一場面のようなお話でした。
<ビターズ・エンド公式サイト>
<「長江哀歌(三峡好人)」舞台挨拶@第7回東京フィルメックス>
<「長江哀歌(三峡好人)」Q&A@第7回東京フィルメックス>

<「長江哀歌(三峡好人)」動画レポート@第7回東京フィルメックス>
<「アニエスベー Director’s Talk@MARUNUCHI CAF?
 ジャ・ジャンクー監督を囲んで」テキスト>

<「アニエスベー Director’s Talk@MARUNUCHI CAF?
 ジャ・ジャンクー監督を囲んで」動画レポート>