2008年11月27日
11月27日、有楽町朝日ホールにてコンペティション作品『バシールとワルツを』が上映された。“サブラ・シャティーラ事件”と呼ばれるパレスチナ難民の大量虐殺を引き起こしたレバノン戦争の記憶を掘り起こそうとするこの作品は、ドキュメンタリーをアニメーションで再現するというユニークな試みがなされている。上映後に、アニメーション監督のヨニ・グッドマンさんによるQ&Aが行われると、「アニメーションに興味がある」という観客から熱心な質問が相次いだ。
投稿者 FILMeX : 22:00
11月27日、コンペティション作品『バシールとワルツを』の上映に先立ち、有楽町朝日ホール11階スクエアにて「『バシールとワルツを』予備知識講座」と題したトークイベントが開催された。この作品はイスラエルのアリ・フォルマン監督が、自ら従軍した1982年の第一次レバノン戦争とその中で起こった「サブラ・シャティーラ事件」と呼ばれる虐殺事件の記憶を辿るドキュメンタリーである。この戦争と事件について、防衛大学校国際関係学科教授の立山良司さん(中東現代政治)をお迎えしてレクチャーしていただいた。
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投稿者 FILMeX : 20:00
11月27日、有楽町朝日ホールにてコンペティション作品『木のない山』が上映された。母親に見捨てられた幼い姉妹が前向きに力強く生きていく日々を描いたこの作品は、韓国に生まれ、現在はアメリカに在住するソヨン・キム監督の長編第2作目。上映後、温かい拍手が沸いた会場のステージには、キム監督とプロデューサーのブラッドリー・ラスト・グレイさんが登場し、和やかな雰囲気のなかQ&Aが行われた。
投稿者 FILMeX : 19:00