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第21回東京フィルメックス上映作品 <特集上映:エリア・スレイマン>

特集上映:エリア・スレイマン

日本劇場公開に先行して今年の東京フィルメックスのクロージング作品として上映するエリア・スレイマン監督の最新作「天国にちがいない」と共に、スレイマン監督が今までに発表された長編映画3本を一挙に上映します。  
 

Chronicle of a Disappearance
「消えゆくものたちの年代記」 Chronicle of a Disappearance
パレスチナ / 1996 / 84分
監督:エリア・スレイマン( Elia SULEIMAN )
ヴェネチア映画祭で最優秀新人監督賞を受賞し、スレイマンの国際的評価のきっかけとなった記念すべき長編デビュー作。普通の人々の何気ない日常生活を点描的に描きつつ、政治や社会を鋭く風刺するその後のスレイマン作品のスタイルが既に確立されている。

 

Divine Intervention
「D.I.」Divine Intervention
フランス、パレスチナ / 2002 / 92分
監督:エリア・スレイマン( Elia SULEIMAN
イスラエル領とパレスチナ自治区とに分断されたパレスチナ人カップルを主人公として中東問題を膨大なギャグとユーモアを交えて描き、カンヌ映画祭で審査員賞と国際批評家連盟賞をダブル受賞したスレイマンの代表作。原題は「神の手」という意味であるという。

 

The Time That Remains
「時の彼方へ」The Time That Remains
パレスチナ、フランス / 2009 / 105分
監督:エリア・スレイマン( Elia SULEIMAN )
1948年のイスラエル建国時にパレスチナ抵抗勢力のメンバーだった父、そのために夫と離れ離れに暮らさざるを得なかった母、そして故郷のナザレを訪れる現在のスレイマン自身。時を越えてパレスチナ問題を描いたスレイマンの半自伝的作品。カンヌ映画祭で上映。

 

エリア・スレイマン(Elia SULEIMAN) プロフィール
1960年7月28日ナザレに生まれたエリア・スレイマンは、1981年から1993年までニューヨークで暮らしていた。この時期に、最初の短編2作品「Introduction to the End of an Argument」と「Homage by Assassination」を監督し、いずれの作品も数々の賞を受賞した。1994年エルサレムに移り、欧州委員会からの依頼でビルツァイト大学に映画メディア学部を設立する。長編デビュー作『消えゆくものたちの年代記』は、1996年のヴェネチア映画祭で最優秀初長編作品賞 を受賞した。2002年『D.I』がカンヌ映画祭で審査員賞、ローマで開催されたヨーロッパ映画賞で最優秀外国語映画賞を受賞。『時の彼方へ』は、2009年のカンヌ映画祭コンペティション部門で上映された。2012年には、オムニバス映画『セブン・デイズ・イン・ハバナ』に参加し「初心者の日記/木曜日」を監督、作品はカンヌ映画祭ある視点部門で上映された。

 
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