2008年11月23日
11月23日、有楽町朝日ホールにて、中国・黒龍江省の猟師たちを追ったドキュメンタリー『サバイバル・ソング』の上映後、ユー・グァンイー監督を迎えてQ&Aが行われた。 昨年の第8回東京フィルメックスでの『最後の木こりたち』に続いての上映となった本作だが、同じく2度目の来場となったユー監督は、昨年の緊張した面持ちとは打って変わって明るい表情で登壇した。今回はまるで親戚の家に来ているような気分でリラックスしている、と挨拶した。
投稿者 FILMeX : 21:30
11月23日、「楽しき国際映画祭」をテーマにトークイベントが有楽町朝日ホール11階スクエアで行われた。ゲストは、各国の国際映画祭の常連であり、これまで映画祭に200回以上参加した経歴をもつ、エリカ&ウルリッヒ・グレゴール夫妻と丹羽高史さん。林 加奈子東京フィルメックスディレクターが進行役となって、それぞれ豊富なご経験から、映画祭ファンには聴き逃せない貴重な話をたっぷりと語ってくれた。
投稿者 FILMeX : 20:00
11月23日、コンペティションに出品の『PASSION』が有楽町朝日ホールにて上映された後、濱口竜介監督を迎えてQ&Aがおこなわれた。横浜を舞台に繰り広げられる『PASSION』は、30歳前後の男女による群像劇で、東京藝術大学大学院映像研究科で学んだ濱口監督が、大学院の修了作品として制作した映画である。
投稿者 FILMeX : 19:00
11月23日、コンペティションに出品の『PASSION』が、有楽町朝日ホールにて上映された。上映の前に、濱口竜介監督と、出演者の占部房子さん、河井青葉さん、岡本竜汰さん、岡部尚さんによる舞台挨拶がおこなわれ、市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクターの司会のもと、濱口監督はこの映画への思いを、出演者の皆さんは撮影時に心に残ったエピソードを、それぞれ語った。
投稿者 FILMeX : 17:30
濱口竜介監督の『PASSION』に関するトークイベントが有楽町朝日ホール(スクエア)で行われた。立ち見が出るほどの盛況で、その注目度の高さがうかがわれた。濱口監督は今春、東京藝術大学大学院を修了したばかりで、『PASSION』は修了制作となる。「本作を観て衝撃を受けた」という、指導教官だった黒沢清監督(東京藝大大学院教授)もゲストとして登壇し、濱口監督とともに大学院の授業内容や『PASSION』の制作について振り返った。上映前ということでストーリーの核心に踏み込むような話題は避けられたが、黒沢監督のリードで、これから観る人にとって理解が深まるような内容となり、会場は大いに盛り上がった。
続きを読む "トークイベント「『PASSION』を語る」(濱口竜介×黒沢清)"
投稿者 FILMeX : 17:00
11月23日、東京国立近代美術館フィルムセンター大ホールにて、蔵原惟繕監督の『ある脅迫』が上映された。上映後のトークイベントでは、“川瀬治”のペンネームで当時脚本家として本作品に関わり、1960年代に数多くの喜劇シリーズのメガホンをとった映画監督の、瀬川昌治さんが登壇。書籍編集者の高崎俊夫さんを聞き手に迎え、蔵原監督との思い出や、“東映ヌーベルバーグ”、当時の日活映画などについて語った。
続きを読む "トークイベント「蔵原惟繕を語る」(『ある脅迫』上映後)"
投稿者 FILMeX : 16:30
特別招待作品『ウェルカム・トゥ・サンパウロ』が上映された。この映画はサンパウロ国際映画祭が製作した、世界各国の監督によるオムニバス作品。ジャ・ジャンクー監督『河の上の愛情』、マノエル・デ・オリヴェイラ監督『可視から不可視へ』という2本の短編も併映された。上映前の舞台挨拶には、第9回東京フィルメックスの審査員である、サンパウロ映画祭代表のレオン・カーコフさん、オープニング作品『リーニャ・ヂ・パッシ』でウォルター・サレス監督と共同監督をつとめたダニエラ・トマス監督が登壇。お二人とも、それぞれオムニバスの一本を監督している。
投稿者 FILMeX : 14:30