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特集上映(1)『生誕100年 中村登』






『土砂降り』 When It Rains, It Pours
1957年/105分
©1957 松竹
脚本:椎名利夫、中村登 原作:北条秀司
出演:佐田啓二、岡田茉莉子、桑野みゆき、沢村貞子、山村聰、日守新一

【作品解説】
新派で上演された北条秀司の原作の映画化。東京・南千住の連れ込み旅館の女主人たねは、三人の子供たちと暮らしていた。役所勤めの長女・松子は同僚の一夫との縁談が進んでいたが、母が妾であったために一夫の母の猛烈な反対で破談となる。自暴自棄となった松子は家出し、キャバレーのダンサーに身を落とす。やがてある事件をきっかけに一夫と松子は再会するが......。結ばれぬ男女の情念だけでなく、優しさ故にねじれてしまう家族の繊細な感情を丁寧に掬い取る。土砂降りの夜に登場人物たちが、各々の感情を爆発させるクライマックスは見どころ。


























中村登



1913年8月4日、東京・下谷に生まれる。1936年東京大学文学部卒業と同時に助監督試験を受けて松竹に入社、大船撮影所で斉藤寅次郎、島津保次郎らにつく。1941年6月監督に昇進、記録映画『生活とリズム』(1941)を1作目に製作。続いて同年に劇映画としてのデビュー作である『結婚の理想』(1941)のメガホンを執る。『我が家は楽し』(1951)では、大船調のホーム・ドラマで優れた演出ぶりを発揮して好評を得る。松竹カラー映画の2作目となる『夏子の冒険』(1953)では、カラー映画にふさわしい華麗な演出を展開し、第一線監督としての名声を築いた。川端康成原作の『古都』(1963)は、岩下志麻の二役で双生児を登場させる物語のユニークさと京都の季節ごとの美しさを折り合わせた作品となり、アカデミー外国語映画賞にノミネートされる。有吉佐和子の原作を映画化した『紀ノ川』(1966)は、明治、大正、昭和に生きた女の姿を描き出し、ベテラン監督の風格を見せつけた名作である。1981年5月20日、死去。享年68才。勲四等旭日章を受勲。生誕100年にあたる2013年8月開催の第70回ヴェネチア国際映画祭クラシック部門にて『夜の片鱗』が上映され、高い評価を集めた。








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