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特別招待作品
今年も映画の最先端を切り拓いてゆく、気鋭の監督たちのとびきりの新作10本をご紹介します。いずれも強烈な作家性が発揮されたこれらのバラエティ豊かな作品からは、映画の多彩さがうかがえるでしょう。
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中国、日本 / 2013 / 129分
監督:ジャ・ジャンクー (JIA Zhang-ke)
配給:ビターズ・エンド、オフィス北野
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ジャ・ジャンクーにとって『長江哀歌』以来7年ぶりとなる劇映画。近年の中国で実際に起こった4つの事件に基づき、急速に拡大する社会的格差の中で苦闘する人々の姿をパワフルに描いた現代の"武侠映画"。カンヌ映画祭で脚本賞を受賞した。
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カンボジア、フランス / 2013 / 95分
監督:リティ・パニュ(Rithy PANH)
配給:アステア
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ポル・ポト政権下のカンボジアをリティ・パニュが自身の体験に基づいて描いた傑作。当時の庶民の映像がほとんど残されていない中、土人形を用いて失われた風景を再現するアイデアが秀逸。カンヌ映画祭「ある視点」部門最優秀賞受賞。
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UK / 2013 / 52分
監督:モフセン・マフマルバフ (Mohsen MAKHMALBAF)
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イラン映画界の巨匠モフセン・マフマルバフがプサン映画祭前ディレクター、キム・ドンホに密着したドキュメンタリー。プサン映画祭の"顔"として国際的に尊敬を集めるキム・ドンホの活動とその人となりが彼を知る人々の証言とともに語られる。
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ブラジル / 2008 / 4分
監督:マノエル・ド・オリヴェイラ (Manoel de OLIVEIRA)
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携帯電話を題材として、現代社会を鋭くコミカルに風刺する短編。サンパウロ映画祭によって製作され、当時のディレクターであった故レオン・カーコフが主演している。(第9回東京フィルメックスで上映)
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ブラジル / 2012 / 10分
監督:アトム・エゴヤン (Atom EGOYAN)
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アルメニアの首都イェレバンの中心にある広場に一人の男が立っている。男の目的は消息不明となった祖父の足跡をたどるためだった......。約100年前、オスマン帝国下で起こったアルメニア人虐殺の事実を静かに訴えかける短編。
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フランス / 2013 / 121分
監督:アニエス・トゥルブレ(アニエスベー) (Agnès Troublé (aka agnès b.))
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ファッション・デザイナーであると同時に映画製作も手がけてきたアニエスベーの鮮烈な監督デビュー作。心に傷を負った12歳の少女と長距離トラックの運転手との旅を描くロードムービー。ヴェネチア映画祭オリゾンティ部門で上映された。
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ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、フランス、スロベニア / 2013 / 74分
監督:ダニス・タノヴィッチ (Danis TANOVIC)
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生命の危機に瀕した妻を救おうとするロマの男が直面する困難な状況を通し、東欧社会に内在する様々な問題をあぶり出す作品。ドキュメンタリーと見紛うようなリアリティあふれる映像が圧倒的。ベルリン映画祭で審査員大賞、男優賞、エキュメニカル賞の三冠に輝いた。
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イスラエル、フランス / 2013 / 85分
監督:アモス・ギタイ (Amos GITAI)
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ユダヤ人とアラブ人が居住するテルアビブ郊外の古い住宅地の人間模様を全編ワンカットの驚異的なカメラワークで描いた作品。『ラシュミア谷の人々』等でギタイが追求してきた"共生"のテーマが静かに投げかけられる。ヴェネチア映画祭コンペティションで上映。
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イラン / 2013 / 106分
監督:ジャファル・パナヒ、カンボジヤ・パルトヴィ(Jafar PANAHI, Kamboziya PARTOVI)
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イラン政府により公式には映画製作を禁じられているジャファル・パナヒが『これは映画ではない』に続いて発表した監督作品。カスピ海沿岸の別荘を舞台に、虚実が入り混じった謎めいた物語が展開する。ベルリン映画祭で脚本賞を受賞した。
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台湾 / 2013 / 138分
監督:ツァイ・ミンリャン (TSAI Ming Liang)
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『ヴィザージュ』以来4年ぶりとなるツァイ・ミンリャンの長編劇映画。台北郊外の廃墟のような建物に居住する父親と二人の子供たちの日常を描き、現時点でのツァイの集大成とも言える作品。ヴェネチア映画祭で高く評価され、審査員大賞を受賞した。
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