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第21回東京フィルメックス上映作品 <コンペティション部門>(2020/9/24)
第21回東京フィルメックス上映作品 <特別招待作品>(2020/9/24)
第21回東京フィルメックス上映作品 <特集上映:エリア・スレイマン>(2020/9/24)
第21回東京フィルメックス開催のお知らせ(2020/8/6)
【お知らせ】第21回東京フィルメックス・短期スタッフ募集(2020/8/6)
デイリーニュース
【レポート】12/1『カミング・ホーム・アゲイン』Q&A(2019/12/5)
【レポート】『フラワーズ・オブ・シャンハイ』Q&A(2019/12/5)
【レポート】『HHH:侯孝賢』オリヴィエ・アサイヤス監督Q&A(2019/12/5)
【レポート】11/30『カミング・ホーム・アゲイン』ウェイン・ワン監督Q&A(2019/12/5)
【レポート】『狼煙が呼ぶ』豊田利晃監督・渋川清彦・飯田団紅 舞台挨拶(2019/12/5)
ブロードキャスト
12/1『カミング・ホーム・アゲイン』Q&A(2019/12/12)
12/1 『HHH:侯孝賢』Q&A(2019/12/12)
11/30 第20回 東京フィルメックス 授賞式(2019/12/9)
第21回東京フィルメックスの作品募集期間は終了いたしました
第20回東京フィルメックス受賞結果
第20回東京フィルメックスコンペティション部門審査員は以下の作品に賞を贈ります。
【第20回東京フィルメックス コンペティション 受賞結果】
【最優秀作品賞】
『気球』 Balloon
監督:ペマツェテン(Pema Tseden)
中国 / 2019 / 102分
副賞として賞金100万円が監督に授与されます。
授賞理由;
東京フィルメックスは過去にこの監督の傑作を評価していますが、この新作は彼の作品の中でも映画表現の新しいレベルに達しています。オープニングの遊びの視点から侯孝賢へのオマージュとなる美しいクロージング・シーンまで、本作品はチベットの特殊な難問を幅広い、洗練された観点で描いています。つまり仏教的信心と国の政策と個人の心理的要因のぶつかり合いを通して今日のチベット人の生活について多くを語っています。2019年のフィルメックス最優秀作品賞はペマツェテン監督の「気球」です。
【審査員特別賞】
『春江水暖』 Dwelling in the Fuchun Mountains
監督:グー・シャオガン(GU Xiaogang)
中国 / 2019 / 154分
副賞として賞金50万円が監督に授与されます。
授賞理由;
この勇敢で野心的な初監督作品は家族の物語と地方文化を正確にそして見事な文体で究めています。中国の古代のそして近代の伝統文化もそのストーリーテリングや映像で描写されそれでいて同時に現代の中国の映画文化の現代的な表現となっています。グー・シャオガンの初監督作品としては驚くべき出来栄えです。
【スペシャル・メンション】
『昨夜、あなたが微笑んでいた』 Last Night I Saw You Smiling
監督:ニアン・カヴィッチ(NEANG Kavich)
カンボジア、フランス / 2019 / 77分
授賞理由;
そこにある記憶を慈しむようにカメラと対峙させたこの映画は、決して過去を見つめる映画ではありませんでした。日本企業の買収によって数百の世帯が立ち退きを余儀なくされたホワイト・ビルディング。都市の発展や国や私企業の利益のために破壊される生活。それはやはり暴力なのです。そしてそれは今も再開発の進むあらゆる場所で起きているはずです。その現実をこの映画は静かに私たちに差し出してきました。
【スペシャル・メンション】
『つつんで、ひらいて』 book-paper-scissors
監督:広瀬奈々子 (HIROSE Nanako)
日本 / 2019 / 94分
配給:マジックアワー
授賞理由;
はじめに言葉ありき。言葉は神と共にあり、言葉は神であった……
本作品は古来から今日に至るまで人類の永遠の友である本の地位に対し称賛と敬意を示しています。
未来の人びとも本の紙を触ったり、匂いを嗅いだり、見たり感じたりし続けることができますよう。本は高貴な友です。私たちがそれを受け継ぐことができますように。
■第20回東京フィルメックス コンペティション審査員:
トニー・レインズ(審査委員長:Tony RAYNS /イギリス / 映画批評家、キュレーター、映画作家 )、べーナズ・ジャファリ( Behnaz JAFARI /イラン / 女優 )、操上和美( KURIGAMI Kazumi / 日本 / 写真家 )、サマル・イェスリャーモワ( Samal YESLYAMOVA / カザフスタン / 女優 )、深田晃司( FUKADA Koji / 日本 / 映画監督 )
■観客賞
『静かな雨』 Silent Rain
監督:中川龍太郎 (NAKAGAWA Ryutaro)
日本 / 2019 / 99分
配給:キグー
■学生審査員賞
『昨夜、あなたが微笑んでいた』 Last Night I Saw You Smiling
監督:ニアン・カヴィッチ(NEANG Kavich)
カンボジア、フランス / 2019 / 77分
授賞理由;
1つの場所と1つのカメラさえあれば映画ができます。
さり気なくも計算された監督のカメラは、映画の原点ともいえるその事実を証明してしまいました。
無限だと錯覚した日常が有限だと悟ったとき、私たちはカメラを手に取りそれをやはり永遠のものにできるのです。
映画が終わったとき、私たちはすぐにでも映画を撮りたいと思いました。
● 学生審査員:
渡邉安悟(東京藝術大学院)、北川未来(東京学芸大学)、木村翔武(慶應義塾大学)
支援する
東京フィルメックスは、皆さんに支えられている国際映画祭です。
アジアを中心とした世界から独創的な作品を集め、未知なる作品や驚くべき才能との出会いを通して、より進化した豊かな映画文化を創造します。
また、子ども達への鑑賞者教育やバリアフリー上映など、映画をより多くの人に触れていただけるよう務めます。
一人でも多くの皆様からの様々な形でのご支援、心よりお待ちしております。
デイリーニュース
11月30日(土)、東京フィルメックス授賞式が有楽町朝日ホールにて行われ、たくさんの人が押しかけた。 5人の審査委員から、映画批評家のトニー・レインズ、俳優のべーナズ・ジャファリ、写真家の操上和美が式に出席。俳優のサマル […]
「【レポート】授賞式&受賞者記者会見」詳細へ
ブロードキャスト
11/30 第20回 東京フィルメックス 授賞式
有楽町朝日ホール
市山 尚三(東京フィルメックス ディレクター)
MC:RIO
大倉 美子(通訳)
【コンペティション審査員】
トニー・レインズ(映画批評家・キュレーター・映画作家)
ベーナズ・ジャファリ(女優)
操上 和美(写真家)
サマル・イェスリャーモワ(女優)
深田 晃司(映画監督)
【学生審査員】
渡邉 安悟(東京藝術大学院)
北川 未来(東京学芸大学)
木村 翔武(慶應義塾大学)
【最優秀作品賞】
『気球』 Balloon
監督:ペマツェテン(Pema Tseden)
【審査員特別賞】
『春江水暖』 Dwelling in the Fuchun Mountains
監督:グー・シャオガン(GU Xiaogang)
【スペシャル・メンション】
『昨夜、あなたが微笑んでいた』Last Night I Saw You Smiling
監督:ニアン・カヴィッチ(NEANG Kavich)
『つつんで、ひらいて』book-paper-scissors
監督:広瀬奈々子 (HIROSE Nanako)
【観客賞】
『静かな雨』Silent Rain
監督:中川龍太郎 (NAKAGAWA Ryutaro)
【学生審査員賞】
『昨夜、あなたが微笑んでいた』Last Night I Saw You Smiling
監督:ニアン・カヴィッチ(NEANG Kavich)
【Talents Tokyo Award】
『About a Boy』
シヌン・ウィナヒョコ(Sinung Winahyoko)