4月26日から5月4日まで開催された韓国のチョンジュ国際映画祭で、イン・リャン監督の長編第2作「アザー・ハーフ」がIndie Vision部門(インターナショナル・コンペティション)でWoosuk Award(最高賞)を獲得、副賞としてUS$10,000が贈られた。
Indie Visionは映画祭のメインとなるコンペティション部門で、劇映画とドキュメンタリーを含め、世界各国から12本が上映された。日本からは坪川拓史監督の「アリア」と、植岡喜晴監督の「ルック・オブ・ラブ」の2本が参加していた。
チョンジュ国際映画祭公式サイト
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ニュース/事務局からのお知らせ
チョンジュ映画祭の開幕記事を掲載しました
「世界の映画祭だより」に、26日から開催中の第8回チョンジュ国際映画祭の開幕情報を掲載しました。日本からは2本がコンペティション部門に出品しています。
どうぞご覧ください。
第8回チョンジュ国際映画祭 開幕!
第8回チョンジュ国際映画祭 開幕!
今年で8回目の開催となるチョンジュ(全州)国際映画祭が4月26日に開幕を迎えた。同じく韓国のプサン国際映画祭が名実ともにアジア最大の映画祭としての地位を固めつつあるのに対し、デジタルシネマやインディペンデント映画により焦点をあてた映画祭として知られるチョンジュだが、やはり国際的に広く知られている同映画祭発のプロジェクトといえば、毎年3人の映画作家に40分弱のデジタル中編作品の製作を委託する通称「三人三色」であろう。過去に日本からも青山真治や諏訪敦彦、あるいは石井聰亙や塚本晋也といった監督たちが参加しているこのプロジェクトには、これまでアジア出身の監督たちが参加してきていたが、今年はその枠が撤廃され、名前も新たに「Jeonju Digital Project」となってリニューアルされて登場する。今年の参加監督はペドロ・コスタ(ポルトガル)、ハルン・ファロッキ(ドイツ)、ウジェーヌ・グリーン(フランス)というヨーロッパからの3人。完成作品は4月28日にまとめてプレミア上映される。
また、映画祭のメインセクションといえるコンペティション部門「Indie Vision」には、世界各国からの長編12作品が参加予定。日本からは植岡喜晴の『ルックオブラブ』と坪川拓史の『アリア』の2作品が選出されている。(文中敬称略) 報告者:神谷直希
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「受取人不明」も上映、スーパー・ギドク・マンダラがアンコール開催
4月28日より、渋谷・ユーロスペースにてキム・ギドク監督の特集上映「スーパー・ギドク・マンダラ」がアンコール開催されます。
最新作「絶対の愛」の公開にあわせて2月から3月にかけて、日本初公開となる2作品を含め全11作品がレイトショーで上映されました。この特集が大変な好評で、連日連夜、観客が詰めかけてギドク人気の根強さを感じさせました。
この盛り上がりを受けて、スーパー・ギドク・マンダラが再び、東京に戻ってきます。今回は幻のデビュー作「鰐」が加わり、ますます見逃せないラインナップとなっています。もちろん、第2回東京フィルメックスで上映されて、各国の映画祭でも監督の存在を知らしめた衝撃作「受取人不明」も、再び上映されますので、この機会をお見逃しなく!
<スーパー・ギドク・マンダラ(「絶対の愛」公式ブログ)>
<「絶対の愛」公式サイト>
<ユーロスペース公式サイト>
英語字幕付き上映会の開催のお知らせ
国際交流基金主催の英語字幕付き上映会のお知らせです。
詳細は、国際交流基金のサイトをご覧ください。
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————- The Japan Foundation Film Series Part 8 ————–
———– Rediscovery of Japanese Cinema ————–
■日本クラシック、海外発信中!■
5/25(金)~5/27(日)赤坂区民センターホールで開催!
*英語字幕付き日本映画上映会
===================<6作品上映、(全て英語字幕付)>================
<INDEX>
1,開催概要
2,企画趣旨
3,上映作品紹介
4,お問い合せ先
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■1、開催概要
●期間:2007年5/25(金)?5/27(日)
●会場:赤坂区民センターホール
東京都港区赤坂4-18-13 赤坂コミュニティーぷらざ内
地下鉄銀座線・丸ノ内線「赤坂見附」駅A出口より徒歩8分
●主催:国際交流基金
●後援:港区
●企画・運営協力:特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会
●協力:角川映画、国際放映、松竹、東宝
● 料金:当日600円(当日券のみ)
*各回入替制 *全作品英語字幕付き(講演は入場無料)
<お問合せ先>
・ 会期前のお問合せ:上映会事務局(東京フィルメックス内)
Tel: 03-3560-6394(11:00?17:30 平日のみ)
・ 会期中のお問合せ: Tel: 080-6953-3270(開催期間中のみ)
<サイト>
日本語
English
<タイムテーブル>(6作品上映) *入替制(開場は15分前)
■5/25(金)
19:00「安城家の舞踏会」(1947年、89分、吉村公三郎監督)※16mmプリントでの上映
■5/26(土)
13:00「二十四の瞳」(1954年、155分、木下恵介監督)
16:30「煙突の見える場所」(1953年、108分、五所平之助監督)
19:00「近松物語」(1954年、102分、溝口健二監督)
■5/27(日)
13:00「しとやかな獣」(1962年、96分、川島雄三監督)
14:45 講演:平野共余子氏<英語逐語訳つき>
17:00「女ばかりの夜」(1961年、96分、田中絹代監督)
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The Japan Foundation Film Series Part 8
Rediscovery of Japanese Cinema
A Special Three-day Film Showings with English Subtitles
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MIZOGUCHI Kenji, KINOSHITA Keisuke, GOSHO Heinosuke,
YOSHIMURA Kozaburo, KAWASHIMA Yuzo, TANAKA Kinuyo…
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Presented by The Japan foundation,
under the auspices of Minato Ward,
with the special cooperation of TOKYO FILMeX Organizing Committee,
with the cooperation of Kadokawa Pictures, Inc.,
International Television & Films, Inc., Shochiku Co., Ltd., Toho Co., Ltd.
A single ticket: ?600 at the door only.
A single ticket for members of JF Supporter’s Club: ?500 at the door only.
Venue: Akasaka Kumin Center Hall (3F, 4-18-13 Akasaka, Minato-ku)
*10 min. from Exit-A, Akasaka Mitsuke Sta. on Subway
(Ginza and Marunouchi lines)
*10 min. from Exit-4, Aoyama-itchome Sta. on Subway
(Ginza and Hanzomon lines or Toei Oedo line)
Info.(Tokyo FILMeX Office) Tel:03-3560-6394 (11:00-17:30, weekdays only)
Tel: 080-6953-3270 (5/25-5/27 only)
For detail;
Web site
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*25th, May (Fri.)
19:00 The Ball at the Anjo House (1947 / 89min. / YOSHIMURA Kozaburo)
*26th, May (Sat.)
13:00 Twelve Pairs of Eyes (1954 / 155min. / KINOSHITA Keisuke)
16:30 Where Chimneys Are Seen (1953 / 108min. / GOSHO Heinosuke)
19:00 Crucified Lovers(1954 / 102min. / MIZOGUCHI Kenji)
*27th, May (Sun.)
13:00 Elegant Beast(1962 / 96min. / KAWASHIMA Yuzo)
14:45 Lecture by Dr. Hirano Kyoko
*in Japanese with translation into English
17:00 Girls of Dark (1961 / 96min. / TANAKA Kinuyo)
第9回ウディネ映画祭 開幕!
以前にもお伝えしましたアジアン・クイアー・フィルム&ビデオ・フェスティバルでの「マキシモは花ざかり」の上映は全て前売り券が売り切れとなってしまったようです。明日の上映の際には、当日券の発売はないとのことですのでご注意ください。
本日は、「世界の映画祭だより」にて、イタリアのウディネ映画祭の開幕情報を掲載しました。どうぞご覧ください。
<第9回ウディネ映画祭 開幕>
第9回ウディネ映画祭
イタリアの北東部、半島の付け根にあたる都市ウディネで、今年が9回目となるウディネ映画祭が4月20日から28日までの日程で開催される。
ウディネ映画祭は、その英語名称であるUdine Far East Filmの通り、東アジア及び東南アジアを中心とした地域の作品が上映される、コンペティション部門を持たない映画祭である。作品の傾向では、各国で1年間にヒットした娯楽大作や、いわゆるファンタ系映画(SFやアクションのカルト映画)の他、監督に焦点をあてた旧作の特集上映などが特徴的だ。
過去に東京フィルメックスで上映された作品で、このウディネでも上映された作品もあり、例えば「サグァ」や「PTU」、「武士-MUSA-」「幽霊人間」などがある。
毎年、日本映画の出品も多く、今年も多くの作品がお目見えする。
塩田明彦監督の「どろろ」がオープニングを飾るほか、「デスノート」「さくらん」「口裂け女」「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」「ストロベリーショートケークス」「フラガール」「日本沈没」「嫌われ松子の一生」「NANA 2」「LIMIT OF LOFE 海猿」「笑う大天使」などが上映される。
また、今年のレトロスペクティブは、香港のパトリック・タム特集である。
<ウディネ映画祭 公式サイト>
ニッポン・コネクションの開幕情報も掲載しました。
「世界の映画祭だより」に、本日開幕するニッポン・コネクションの開幕情報を掲載しました。
<第9回ニッポン・コネクション 開幕>
第9回ニッポン・コネクション開催
ドイツのフランクフルトで「第9回ニッポン・コネクション」が4月18日から22日にかけて開催される。
もともとは学生を中心としたメンバーたちの熱意により生まれた映画祭であったが、日本映画の新作をインディペンデント作品からメジャー作品まで幅広く積極的に紹介を続けて、地元の人々はもちろん、欧州各地の日本映画ファンの支持を集めて定着を果たした。ドイツ国内の劇場での商業公開や、ベルリン映画祭などでの上映とは違った選択肢を観客に提示して好評だ。
また、映画上映にとどまらず、食やファッション、アートパフォーマンスやマンガなどのサブカルチャーまで、日本文化を紹介する企画が多いのも、この映画祭の特徴のひとつである。
今年、上映される日本映画は以下の通り。
「笑う大天使」*
「無花果の顔」
「14歳」*
「メゾン・ド・ヒミコ」*
「恋する日曜日」*
「松ケ根乱射事件」*
「いつか読書する日」
「蟲師」*
「悪夢探偵」
「悶絶ほとばしる愛欲」*
「紀子の食卓」
「パプリカ」
「パビリオン山椒魚」*
「ストロベリーショートケイクス」
「スウィングガールズ」
「鉄コン筋キンクリート」
「夢十夜」
「おじさん天国」*
「恐い女」*
「プルコギ」
「横浜メリー」*
このうち、ドイツプレミア上映となる作品(上記中*印)を対象に、観客の投票で選出する「NIPPON CINEMA AWARD」には副賞として2,000ユーロが授与される。
レトロスペクティブは、「SHOOTING THE SUN」と題して60年代の実験映画をイメージフォーラムなどの協力を得て特集する。
<ニッポン・コネクション 公式サイト>
香港映画祭レポート&シンガポール映画祭開幕記事 掲載中です
「世界の映画祭だより」にて、市山尚三プログラミング・ディレクターによる香港国際映画祭のレポートを掲載中です。今回は映画祭本体の他で様々な新しい取り組みがなされた香港ですが、どのように変わってきたのか、ぜひご覧ください。
また、今週より開幕するシンガポール映画祭の開幕記事も掲載しました。こちらもあわせてご覧ください。
<第31回香港国際映画祭 レポート>
<第20回シンガポール国際映画祭 開幕>