『地中海熱』 Mediterranean Fever／東京フィルメックス・コンペティション

パレスチナ、ドイツ、フランス、キプロス、カタール / 2022 / 108分
監督：マハ・ハジ( Maha HAJ )

占領下に置かれたパレスチナ人のアイデンティティの問題を背景に、二人の中年男の思いがけない友情の帰結を皮肉たっぷりに描く、マハ・ハジの長編第2作。カンヌ映画祭「ある視点」部門でプレミア上映され、最優秀脚本賞を受賞した。

10月31日（月）15:00-　→チケット購入はこちら
11月2日（水）12:15-　→チケット購入はこちら

1970年、ナザレに生まれる。エルサレム・ヘブライ大学で英語とアラビア語文学を専攻し卒業。エリア・スレイマン監督『時の彼方へ』（2009）、ジアド・ドゥエイリ監督『The Attack』（2012）、ラファエル・ナジャリ監督『A Strange Course of Events』（2013）等の作品にアーティスティック・デザイナーとして参加し、映画界での経験を積む。
2009年に短編作品『Oranges』、2010年にドキュメンタリー作品『Behind These Walls』を監督。2015年に制作した初長編監督作品『Personal Affairs』が2016年のカンヌ映画祭ある視点部門に正式出品され、高い評価を得た。ハイファ映画祭での最優秀作品賞、モンペリエ地中海映画祭での批評家賞を含む、多数の賞を受賞した。