『ナナ』 Before, Now and Then/特別招待作品


『ナナ』
Before, Now and Then
作品詳細

インドネシア / 2022 / 103分
監督:カミラ・アンディニ( Kamila ANDINI )

1960年代のインドネシアで紛争に巻き込まれ、親族や家族を失ったナナが、思いがけない友情を通して自分自身を解放し、自由な人生を再び希求し始める姿を描くカミラ・アンディニの長編第4作。ベルリン映画祭コンペティション部門でワールドプレミア上映され、銀熊賞(最優秀助演賞)を受賞した。

10月31日(月)12:25- →チケット購入はこちら

監督 カミラ・アンディニ( Kamila ANDINI )

インドネシアのジャカルタを拠点に活動する母親であり、映画監督。社会文化、男女平等、環境問題への関心から、独特の語り口で映画を作ることに情熱を傾けるようになる。長編デビュー作『鏡は嘘をつかない』(2011年)では、インドネシア沖の太平洋で暮らす海の遊牧民の生活を描く。また2作目の『見えるもの、見えざるもの』(2017)では、バリ島の哲学的概念であるスカラ/ニスカラに基づく二元論的な映画世界を描いている。両作品は世界50以上の映画祭で上映され、2018年のベルリナーレ・ジェネレーションKplus最優秀長編映画賞をはじめ、約30の国内外の賞を受賞。また、短編映画も多数監督している。『Following Diana』(2015)、『Memoria』(2016)、そして『Sekar』(2019)の後、短編作品『Back Home』はオムニバス映画『Angel Sign』(2019)の一部を形成している。最近では演出の仕事を舞台作品にも広げており、彼女の2作目の長編映画『見えるもの、見えざるもの』に基づくデビュー作は、2018年にシンガポールのエスプラネードで、2019年にはメルボルンのアジアトパで上演された。最近の演劇作品は、モノローグと舞台と仮想のパフォーマンス作品『Nusa Yang Hilang』(2021)。3作目の長編映画『ユニ』(2021)ではトロント国際映画祭でプラットフォーム賞を受賞。『ナナ』は彼女の4作目の長編映画である。

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