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特集上映『ニコラス・レイ生誕百年記念上映』

1950年代に大ヒット作品を送り出したハリウッドの巨匠 -- その一般的なイメージに対して、全く違った角度から光をあてる2本の作品を、生誕百年を記念して上映します。

ニコラス・レイ(Nicholas RAY)プロフィール

本名=レイモンド・ニコラス・キンズル・ジュニア、1911年8月7日アメリカ合衆国ウィスコンシン州生まれ。フランク・ロイド・ライトの下で建築を学び、ニューヨークで左翼演劇活動に関わる。ラジオ番組や宣伝映画の制作を経て、RKOに入社。1947年に監督した『夜の人々』でデビュー(公開は1949年)。1950年代に入り、『大砂塵』(54)や『理由なき反抗』(55)を監督して大ヒットとなる。『暗黒街の女』(58)を最後にハリウッドを離れ、ヨーロッパに活動の場を移す。『北京の55日』(63)の撮影時に心臓発作を起こして以降は、撮影の第一線から退く。1972年にニューヨーク大学の講師に就任してからは、学生との共同制作に取り組む。ヴィム・ヴェンダースやジム・ジャームッシュ、ジャン=リュック・ゴダールなどヌーヴェル・ヴァーグやニュー・ジャーマン・シネマ以降の監督たちにも多大な影響を与えており、特にヴェンダースは1978年に『ニックス・ムーヴィー水上の稲妻』をレイと共同監督で製作、その死の直前の姿も作品の中に残している。その他の代表作に『ビガー・ザン・ライフ 黒の報酬』(56)、『にがい勝利』(57)、『暗黒街の女』(58)など。1979年6月16日、肺がんで死去。2011年の第68回ヴェネチア国際映画祭では生誕百年を記念して、『ウィ・キャント・ゴー・ホーム・アゲイン』の再構成・デジタル復元版と、『あまり期待するな』が上映された。

『ウィ・キャント・ゴー・ホーム・アゲイン』 / We Can't Go Home Again

『ウィ・キャント・ゴー・ホーム・アゲイン』 / We Can't Go Home Again
アメリカ / 1973-2011年 / 93分
監督:ニコラス・レイ(Nicholas RAY)

巨匠ニコラス・レイが晩年に授業の一環として学生たちとともに製作。劇映画、ドキュメンタリー、現代アートが混然一体となった先鋭的な傑作ながら、長らく上映機会がなく、幻の映画となっていた。本年のヴェネチア映画祭でお披露目されたデジタル復元版を上映。

『あまり期待するな』 / Don't Expect Too Much

『あまり期待するな』 / Don't Expect Too Much
アメリカ / 2011年 / 70分
監督:スーザン・レイ(Susan RAY)

ニコラス・レイの妻、スーザン・レイ監督によるドキュメンタリー。『ウィ・キャント・ゴー・ホーム・アゲイン』のメイキングであると同時に、ニコラス・レイの功績を後世に伝える作品ともなっている。ジム・ジャームッシュ、ビクトル・エリセらのインタビューも貴重である。


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